最終更新日:2025/10/05
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元となった辞書の項目

bicycle

名詞

(2輪の)自転車

このボタンはなに?

今日新しい自転車を買いました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

英単語: bicycle

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): A vehicle with two wheels that a person rides by pushing on foot pedals.

意味(日本語): 2つの車輪がついた乗り物で、ペダルをこいで進むもの。

「自転車」として日常的によく使われる単語です。通勤・通学や運動として利用されるなど、身近な乗り物を指し、カジュアルからフォーマルまで広く使われます。

CEFRレベル: A2(初級)

「自転車」は日常生活でよく登場する基本的な単語ですが、交通手段の話題などで使うため、初級レベル以降の英会話・読み書きでも目にする語彙です。

活用形


  • 単数: bicycle

  • 複数: bicycles

他の品詞形


  • 動詞形 (口語的): to bicycle(自転車に乗る)


    • 例: “I bicycle to work every day.”


  • 名詞形派生語: bicyclist(自転車に乗る人)


    • 例: “He’s a skilled bicyclist.”



2. 語構成と詳細な意味

接頭語: bi-(「2つ」という意味)

語幹: cycle(「輪、循環」という意味)

“bicycle”は「2つの輪」というイメージをもつ単語です。

類似の単語としては“unicycle”(一輪車)や“tricycle”(三輪車)があり、-cycle部分が「輪」を表しています。

関連・派生語


  • bike(口語でよく使われる略称)

  • bicyclist / cyclist(自転車乗り)

  • bicycling(自転車に乗ること、サイクリング)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. ride a bicycle(自転車に乗る)

  2. park a bicycle(自転車を駐める)

  3. lock a bicycle(自転車に鍵をかける)

  4. bicycle lane(自転車レーン)

  5. bicycle helmet(自転車用ヘルメット)

  6. bicycle parking lot(自転車置き場)

  7. electric bicycle(電動自転車)

  8. foldable bicycle(折りたたみ自転車)

  9. rent a bicycle(自転車を借りる)

  10. mountain bicycle(マウンテンバイク)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: フランス語の“bicyclette”やラテン語の接頭語“bi-” (二つ) とギリシャ語由来の“cycle” (輪) が合わさったものです。

  • 歴史的には19世紀ごろに人々の交通手段として広まったとされています。

  • ニュアンス: “bicycle”は日常的でカジュアルなイメージがありますが、正式名称としても問題なく使えます。“bike”はさらに口語的・略語的。よりスポーティな響きをもつ場合は“cycle”と呼ぶケースもあります。

  • 使用時の注意: 書面では“bicycle”がより正式・フォーマルに聞こえますが、日常会話では“bike”のほうがよく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞です。そのため、単数形(a bicycle)と複数形(bicycles)がはっきり区別されます。

  • 動詞形 “to bicycle” はあまりフォーマルではありませんが、「自転車に乗る」という意味で使われることがあります(主にアメリカ英語で口語的)。


    • 例: “I usually bicycle on weekends.”


一般的な構文例


  • S + ride + (冠詞) + bicycle


    • 例: “He rides a bicycle to school every day.”


  • S + have + a bicycle


    • 例: “I have a bicycle at home.”


  • S + go + bicycling


    • 例: “We went bicycling along the river.”


フォーマル/カジュアルの使い分け


  • フォーマル: “I travel by bicycle.”

  • カジュアル: “I ride my bike.”


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I usually ride my bicycle to the grocery store.”

    (私は普段、スーパーに行くのに自転車を使います。)

  2. “Can I borrow your bicycle this afternoon?”

    (今日の午後、自転車を借りてもいい?)

  3. “My bicycle got a flat tire on my way home.”

    (家に帰る途中で自転車のタイヤがパンクしたよ。)

(2) ビジネスシーン


  1. “Our company encourages employees to commute by bicycle to reduce carbon emissions.”

    (当社は、二酸化炭素の排出量を減らすために従業員の自転車通勤を推奨しています。)

  2. “We need additional bicycle parking slots for visitors.”

    (訪問者向けの自転車置き場がもっと必要です。)

  3. “The new policy includes benefits for those who regularly use a bicycle for commuting.”

    (新しい方針には定期的に自転車通勤をする人々への福利厚生が含まれています。)

(3) 学術的な文脈


  1. “Urban development studies often examine the impact of bicycle infrastructure on traffic congestion.”

    (都市開発の研究では、自転車インフラが交通渋滞に与える影響がよく調査されます。)

  2. “Bicycle usage data can provide insight into sustainable city planning.”

    (自転車の利用データは、持続可能な都市計画において有益な見識をもたらします。)

  3. “The correlation between bicycle-friendly policies and public health is significant.”

    (自転車に優しい政策と公衆衛生の相関には、大きな意味があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. bike(バイク・自転車)


    • “bicycle”よりもカジュアル、短縮形。


  2. cycle(サイクル)


    • 文脈によっては自転車を指すが、より一般的に「循環」や「周期」という意味も持つ。


  3. two-wheeler(二輪車)


    • バイクや自転車など二輪の乗り物を広く指す総称。


反意語

自転車に対応する直接の反意語はありませんが、移動手段として対比されることが多いのは以下です。


  • car(車)

  • motorcycle(オートバイ)

いずれもエンジンを使った乗り物として、自転車と対照的に扱われることが多いです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • アメリカ英語: /ˈbaɪ.sɪ.kəl/

    • イギリス英語: /ˈbaɪ.sɪ.kl̩/


  • アクセントは最初の音節 “bi” にあります(BAI-si-kl)。

  • アメリカ英語では「バイシコゥ」のように -cal が「コゥ」に近く発音されます。イギリス英語では末尾がやや「クル」に近い発音になります。

  • よくある間違いとして、最後の “-cle” を「サイクル」と長く読んでしまう日本人学習者がいますが、正しくは短く“シクル”または“シコゥ”のように発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: bicycle を “bycicle” や “bicyle” と書き間違えることがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: 明確な同音異義語はありませんが、motorcycle とごっちゃになる学習者もいるため、接頭語で区別する。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは、「交通手段」「移動手段」に関するテーマで出題されることが多いです。「自転車で行く」「自転車レーン」などの表現をマスターしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “bi-”(2)+“cycle”(輪)が2つの車輪を表すとイメージしてください。

  • 覚え方: “BI”は「二」、そして“cycle”を「サイクル=輪」と想像すると記憶しやすいです。

  • 勉強テクニック:


    • 似た単語(“unicycle”, “tricycle”)との比較で、接頭語の違いに注目して覚えると単語力が広がります。

    • “bike”という短縮形も同時に覚えると会話で使いやすいです。


以上が「bicycle」の詳細解説です。日常からビジネス、学術まで幅広く使える単語なので、しっかり覚えて活用しましょう。

意味のイメージ
bicycle
意味(1)

(2輪の)自転車

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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