最終更新日:2025/11/24

the business or central part of a city or town

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元となった辞書の項目

downtown

名詞

(都市の中心の)商業地区へ(で),町の中心街へ(で) / 商業地区の(にある),町の中心街の(にある) / (市の中心街をなす)商業地区,下町

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解説

名詞「downtown」の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語: downtown

日本語: 都心、中心街

品詞: 名詞 (ただし、形容詞や副詞としても用いられる場合があります)

CEFRレベルの目安: B1(中級)

B1レベルは、基本的な日常会話や文章の内容を十分理解し、自分の意見をある程度述べることができる段階です。

意味と概要


  • 英語: 「the main business area or central part of a city」

  • 日本語: 「都市の中心部や商業地」

日常的には、「ダウンタウンに行く」というように、大きな都市のビジネス街や買い物エリアなどが集中している場所を指します。馴染みのない街に「都心エリアや商業中心部」に行くイメージです。

活用形や他の品詞での例


  • 名詞形: downtown (例: “I live in the downtown.”)

  • 形容詞形: downtown (例: “I work at a downtown office.”)

  • 副詞形: downtown (例: “Let’s go downtown.”)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • down(副詞) + town(名詞) が合わさった語。

    「down」は「下方へ」「中心へ」のニュアンスを持ち、「town」は「町」です。都市や町の“中心”へ向かうイメージで捉えると理解しやすいです。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. downtown area – (都心エリア)

  2. go downtown – (中心街へ行く)

  3. downtown business district – (都心部のビジネス地区)

  4. downtown traffic – (中心街の交通)

  5. downtown core – (都心の中心部)

  6. downtown shopping – (都心での買い物)

  7. downtown restaurant – (都心のレストラン)

  8. head downtown – (都心へ向かう)

  9. walk around downtown – (都心を歩き回る)

  10. downtown skyline – (都心のスカイライン、街並み)

これらは、ビジネスの話題から観光、日常会話まで幅広く使われます。


3. 語源とニュアンス

語源


  • アメリカ英語で、town(町)の主要エリアを指し、「down to town」と言い習わされたものが短縮されdowntownに。もともとは「町の中心方向へ下る」という発想から生まれたといわれています。

ニュアンスや使用時の注意


  • 「downtown」は、主に都市部で使われる言葉です。「city center」と同義で、アメリカ英語特有の響きを持ちます。イギリス英語では「city centre」が一般的です。

  • 一般的にカジュアル〜ややフォーマルな文脈でも使われますが、学術論文などでは「central business district」(CBD) などよりフォーマルな語が好まれる場合があります。

  • 口語でも文章でもよく使いますが、「ダウンタウン」という響きから、よりカジュアルに聞こえることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞としての用法:


    • 例: “The downtown is really busy during the day.”

    • 不可算・可算どちらで扱われるか微妙ですが、多くの場合は可算中心として扱い、無冠詞で使うことも多いです(特に副詞として「go downtown」の場合は無冠詞)。


  2. 形容詞としての用法:


    • 例: “I have a downtown job.”(都心の職場に勤めている)


  3. 副詞としての用法:


    • 例: “I’m going downtown.”(都心に行くところです)


構文上のポイント:


  • 名詞で使うときは「the downtown」「in the downtown area」と言う場合もありますが、アメリカ英語では副詞的に「go downtown」「drive downtown」のように冠詞なしで使うことが多いです。


5. 実例と例文

以下、それぞれ3つずつ、日常会話・ビジネス・学術的文脈での例文を提示します。

① 日常会話での例文


  1. “I’m meeting my friends downtown for lunch.”

    (友だちとお昼ご飯を食べるためにダウンタウンへ行くんだ。)

  2. “Do you know any good thrift stores downtown?”

    (ダウンタウンで良い古着屋さんを知らない?)

  3. “The festival downtown this weekend is supposed to be amazing!”

    (今週末のダウンタウンのフェスティバルはすごくいいらしいよ!)

② ビジネスシーンでの例文


  1. “Our main office is located downtown, near the financial district.”

    (私たちの本社はダウンタウンの金融街近くにあります。)

  2. “We have an important meeting at a downtown conference center tomorrow.”

    (明日、ダウンタウンの会議センターで大事なミーティングがあります。)

  3. “The downtown branch handles international clients.”

    (ダウンタウン支店が海外の顧客を担当しています。)

③ 学術的/フォーマルな文脈での例文


  1. “Urban development studies often focus on the downtown area’s economic growth.”

    (都市開発の研究はしばしばダウンタウンの経済成長に注目します。)

  2. “The downtown core has experienced rapid gentrification over the past decade.”

    (過去10年でダウンタウンの中心部は急速に高級化が進んだ。)

  3. “Historic preservation efforts in the downtown district have increased tourist interest.”

    (ダウンタウン地区における歴史的建築物の保存活動が観光客の関心を高めている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. city center(都市の中心部)


    • 「downtown」とほぼ同じ意味だが、イギリス英語でよく使われる。


  2. central business district(中心業務地区)


    • よりフォーマルで、ビジネス重視のニュアンスが強い。


  3. urban core(都市の核心)


    • アカデミックな文脈で使われることが多い。


反意語


  1. suburbs(郊外)


    • 都会の外れた地域や住宅地を指す表現。


  2. uptown(住宅街、富裕層の多い地域)


    • 都市中心部(downtown)から離れた北側のエリアを指すことが多い(特にニューヨークの地理的文脈)。


使い方の違い:


  • 「downtown」は商業施設やビジネスが集中する中心部。

  • 「suburbs」は静かで住宅中心の郊外。仕事や観光にはあまり直接関わらない印象。

  • 「uptown」は北側高級住宅街のニュアンスが強い(都市による)。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌdaʊnˈtaʊn/

  • アメリカ英語もイギリス英語も基本的な発音はほぼ同じ “ダウンタウン”。「ダウ(ダウ)」の後にアクセントを置き、その次の「タウン」が続きます。

  • 強勢: 「down」の部分(第二音節の -town の前)に強勢が来ることが多いです。

  • よくある間違いは「town」の発音が /toʊn/ になるなど。「ダウンタウン」と平坦に読まず、「ダウン」にしっかりアクセントを置くことを意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “downtown” を “downtwon” のように並びを間違えないように注意。

  2. 冠詞の扱い: 名詞として扱うときに、冠詞を入れるべきなのか迷いやすい。アメリカ英語では「go downtown」「head downtown」のように冠詞なしで副詞的に使うのが自然。

  3. 同音もしくは混乱しがちな表現: “downturn” (下降、景気後退) とは綴りと意味が全く異なるので注意。

  4. 試験対策: TOEICや英検でも、都市部の説明や所在地などで「downtown」は出題される可能性がある単語。文脈を見て形容詞・副詞・名詞のいずれかを判別できると加点要素となる。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「山のふもとの町 (down) に向かう (town)」という語源イメージで捉えると覚えやすい。

  • 語呂合わせ: 「ダウン & タウン」→ 町の中心に「降りて(down)」いくイメージ。

  • 勉強テクニック: 地図などで“City Center”と並べて覚えると、都市の中心を示す語群としてセットで思い出しやすいでしょう。


以上が名詞「downtown」の詳細な解説です。アメリカ英語圏では非常によく使われる語なので、ぜひ語感とあわせてマスターしてみてください。

意味のイメージ
downtown
意味(1)

(都市の中心の)商業地区へ(で),町の中心街へ(で)

意味(2)

商業地区の(にある),町の中心街の(にある)

意味(3)

(市の中心街をなす)商業地区,下町

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