最終更新日:2025/10/25
a building where a large number of things are stored while they are waiting to be sold
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元となった辞書の項目
warehouse
解説
1. 基本情報と概要
warehouse
- 品詞: 名詞 (可算名詞: 「a warehouse」「warehouses」)
- 意味(英): A large building or space used for storing goods or merchandise.
- 意味(日): 商品や荷物などを保管するための大きな建物、あるいは保管場所。「倉庫」を指します。
- こういう場面で使われる: 物流や工場などで物品を保管する場所を指すときに使われます。日常会話ではあまり登場しませんが、ビジネスの場面や経済誌、報道などではよく目にする単語です。大規模に物を保管するというニュアンスがあります。
- こういう場面で使われる: 物流や工場などで物品を保管する場所を指すときに使われます。日常会話ではあまり登場しませんが、ビジネスの場面や経済誌、報道などではよく目にする単語です。大規模に物を保管するというニュアンスがあります。
活用形
- 単数形: warehouse
- 複数形: warehouses
他の品詞形
- 動詞形: to warehouse (例: “to warehouse goods” = 商品を倉庫に保管する)
- 派生形: warehousing (動名詞・現在分詞として「保管すること」「倉庫管理」を指す)
CEFRレベル: B2(中上級)
- 後述するように、ビジネスやロジスティクス関連の文脈で使われることが多い単語です。英語学習が進んだ段階で自然と目にする機会が増えます。
2. 語構成と詳細な意味
「warehouse」は、もともと “ware” (商品や品物) + “house” (家・建物) が組み合わさってできた語です。
- ware: 商品、品物(woodware「木製品」、software「ソフトウェア」、hardware「ハードウェア」などの“ware”と同じ意味合い)
- house: 建物
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
- warehouseman: 倉庫作業員・倉庫管理人
- warehousing: 倉庫管理、倉庫業務
- hardware / software: “ware”が含まれる別の単語の例(直接の派生ではないですが、関連する“ware”の用例として)
コロケーション(共起表現)10選
- large warehouse(大きな倉庫)
- warehouse facility(倉庫設備)
- warehouse manager(倉庫管理者)
- store in a warehouse(倉庫に保管する)
- automated warehouse(自動化された倉庫)
- lease a warehouse(倉庫を賃借する)
- manage warehouse operations(倉庫業務を管理する)
- warehouse inventory(倉庫の在庫)
- warehouse receipt(倉庫受取証)
- relocate to a new warehouse(新しい倉庫に移転する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語(Middle English)の頃から “warenhouse” のような形で、市場向けの商品や手工業品などを保管するための建物を指していました。「ware(商品)」+「house(家・建物)」という非常に分かりやすい組み合わせです。
- ニュアンス:
- 規模が大きい建物を想定する場合が多く、個人の小さな物置などを「warehouse」と呼ぶことはありません。
- ビジネスシーンで使うことが多い単語です。カジュアルな会話では普段あまり出てこない単語かもしれません。
- 物を一時的に「滞留させる」ニュアンスを含むため、物流や商取引の流れの中でよく登場します。
- 規模が大きい建物を想定する場合が多く、個人の小さな物置などを「warehouse」と呼ぶことはありません。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 「a warehouse」「two warehouses」のように数えられます。
- 動詞形: 「to warehouse (something)」で「(何かを)倉庫に保管する」を意味する他動詞として使われます。
- 使用シーン: フォーマル・ビジネス寄り
- 例: “The goods will be warehoused temporarily.”(その品物は一時的に倉庫に保管される予定です。)
- 例: “The goods will be warehoused temporarily.”(その品物は一時的に倉庫に保管される予定です。)
イディオム・一般的な構文例
- warehouse something: 物を倉庫に入れる
- put (something) into the warehouse: 物を倉庫にしまう
- warehouse space: 倉庫スペースや倉庫の空き
5. 実例と例文
日常会話で使われる例文
- “We found an old warehouse near the train tracks.”
(線路の近くに古い倉庫を見つけたよ。) - “They turned the warehouse into an art studio.”
(彼らはその倉庫をアートスタジオに改装したんだ。) - “It’s too big; it looks like a warehouse.”
(大きすぎるよ。まるで倉庫みたいだね。)
ビジネスシーンで使われる例文
- “We’ll need a larger warehouse to store all the new inventory.”
(新しい在庫を全部保管するには、もっと大きな倉庫が必要です。) - “Our company leases a warehouse near the port for overseas shipments.”
(当社は海外向け出荷のため、港の近くにある倉庫を借りています。) - “They are considering implementing an automated warehouse system.”
(彼らは自動化された倉庫システムの導入を検討しています。)
学術的・専門的な文脈で使われる例文
- “Proper warehouse management can significantly reduce operational costs.”
(適切な倉庫管理は、運用コストを大幅に削減する可能性があります。) - “The research focuses on eco-friendly warehouse designs to minimize energy consumption.”
(その研究は、エネルギー消費を最小化するための環境に優しい倉庫設計に着目しています。) - “In logistics theory, centralized warehousing is often discussed as a cost-effective strategy.”
(物流理論では、集中型倉庫はコスト効率の高い戦略としてしばしば議論されます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- storage facility (ストレージ施設)
- 「倉庫」とほぼ同義ですが、より広い意味で設備全般を含む表現。
- 「倉庫」とほぼ同義ですが、より広い意味で設備全般を含む表現。
- depot (貯蔵所・倉庫、または駅舎など)
- 鉄道の車両基地やバスの車庫も指すことがあります。warehouseよりも目的がはっきりしているケースも。
- 鉄道の車両基地やバスの車庫も指すことがあります。warehouseよりも目的がはっきりしているケースも。
- distribution center (物流センター)
- 倉庫機能を含むが、仕分けや流通機能を重視する施設。単なる保管よりも流通拠点としてのニュアンスが強い。
反意語 (Antonyms)
- “showroom”(ショールーム)
- お客さんに商品を見せる「陳列」や「展示」用の場所。
- お客さんに商品を見せる「陳列」や「展示」用の場所。
- “retail store”(小売店)
- 倉庫のように長期保管をメインとせず、顧客への販売を目的とする場所。
- 倉庫のように長期保管をメインとせず、顧客への販売を目的とする場所。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈweərhaʊs/ (米), /ˈweəhaʊs/ (英)
- アクセント: 最初の音節 “ware” に強勢があります。(WEAR-house)
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、/eər/ の部分が「エア」に近いか「エア(やや長め)」か程度の差があります。
- よくある発音の間違い: “warehouse” の “h” を抜かしてしまうと “werehouse” になるので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “wearhouse” と書いてしまう誤りがよくあります。“wear” (着る) と混同しないようにしてください。
- 同音異義語との混同: 似た発音の単語はあまり多くありませんが、“wear” と関連づけて混乱しやすい点に注意。
- 試験対策:
- TOEICや英検のビジネスセクション、物流・経済関連の文脈で出てくる可能性があります。単独の頻出語というよりは、ビジネス文章内でのボキャブラリーとして登場することが多いです。
- TOEICや英検のビジネスセクション、物流・経済関連の文脈で出てくる可能性があります。単独の頻出語というよりは、ビジネス文章内でのボキャブラリーとして登場することが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ware(商品)」と「house(家)」が組み合わさって「商品をしまう家」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “wear” (着る) とは綴りが違うので、「着る家?」と不思議なイメージにしてしまわないように注意すると印象に残ります。
- 「大きな建物に品物がたくさん並んでいる様子」を頭に思い浮かべると、ビジネスシーンでの用途や語感をイメージしやすくなります。
以上が名詞 “warehouse” の詳細な解説です。倉庫や物流にまつわる文脈でよく使用されるので、あわせて関連単語(logistics, inventory など)も覚えておくと便利です。
意味のイメージ
意味(1)
倉庫
意味(2)
〈商品など〉‘を'倉庫に入れる,貯蔵する