最終更新日:2025/12/05
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元となった辞書の項目

superb

形容詞

見事な,すばらしい / 上質の / 豪華な / 壮麗な,堂々とした / 雄大な

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パフォーマンスは素晴らしかったです。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: superb

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): extremely good; excellent

意味(日本語): 非常に素晴らしい、卓越した

「superb」は何かが非常に優れていたり、見る人や使う人に深い感銘を与えるほど素晴らしい出来や状態を示す表現です。「最高の」「極上の」といったポジティブなニュアンスを持っています。


  • CEFRレベル目安: B2(中上級)

    B2は、自分の意見をはっきりと述べ、抽象的な話題についてもやり取りができる段階です。「superb」は日常会話でもビジネスシーンでも使われる表現ですが、一段上の表現力を示したいときに使われることが多いです。

活用形

形容詞は変化形が少なく、比較級・最上級がありますが、「superb」の比較級・最上級はあまり一般的ではありません。


  • 比較級: (more) superb

  • 最上級: (the most) superb

ただし、日常的には superb 自体がすでに「非常に優れている」という意味を強く持つため、比較級・最上級はそれほど頻繁には用いられません。

他の品詞への変化

「superb」自体は形容詞なので、そのまま他の品詞にはなりにくい語です。 名詞形は存在しませんが、類似する意味を持つ名詞で「superbness」という形も使われなくはありません(ただし非常に稀です)。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹 (root): 「superb」


    • 接頭語・接尾語が特に付いているわけではなく、ラテン語に由来する語です。


関連語・派生語


  • superbly (副詞): すばらしく、見事に

よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10個)


  1. superb quality → 「卓越した品質」

  2. superb performance → 「すばらしい演技・実績」

  3. superb view → 「絶景」

  4. superb condition → 「申し分のない状態」

  5. absolutely superb → 「まったくもって最高の」

  6. a superb example of ~ → 「~の最高の例」

  7. superb craftsmanship → 「見事な職人技」

  8. superb service → 「非常にすばらしいサービス」

  9. superb taste → 「絶妙な味わい」

  10. superb setting → 「すばらしい環境(シチュエーション)」


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「superbus」(高慢な、すばらしい) から派生。フランス語の「superbe」を経由して英語に取り入れられました。

  • 歴史的背景: 元々は「高貴な」「高慢な」といった意味合いを含んでいましたが、現代ではポジティブで「素晴らしい」という意味で広く使われています。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「excellent」よりもやや強い褒め言葉で、「文語的」あるいは「少し上品な響き」があると言われることも多いです。

  • 日常会話で使っても不思議ではありませんが、ややフォーマル、または強調したいときに用いられやすいです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞であり、名詞を修飾するときに使います。

    例: This is a superb opportunity.

  • フォーマル、カジュアルどちらでも使われますが、「素晴らしいもの・こと」を強く伝えたいときに好まれます。

  • 不可算・可算の区別はないですが、「superb」は修飾する名詞が可算名詞か不可算名詞かに関係なく使用できます。

イディオムや構文

特定のイディオムとしては固まった形は少ないですが、下記のように強調表現とともに使われることが多いです。


  • absolutely superb

  • truly superb


5. 実例と例文

日常会話(3例)


  1. The dinner you cooked last night was superb.

    (昨夜あなたが作ってくれた夕食は本当にすばらしかったよ。)


  2. Have you seen the new movie? The acting was absolutely superb.

    (新しい映画観た? 演技が本当に最高だったよ。)


  3. Your dress looks superb on you!

    (そのドレス、すごく似合ってて素敵だね!)


ビジネスシーン(3例)


  1. Our team delivered a superb presentation at the conference.

    (私たちのチームはカンファレンスで素晴らしいプレゼンを行いました。)


  2. We received superb feedback from our clients regarding the new product launch.

    (新製品の発売について、顧客から非常に良いフィードバックを頂いております。)


  3. His superb leadership led the project to success.

    (彼の見事なリーダーシップによってプロジェクトは成功しました。)


学術的な文脈(3例)


  1. The researcher provided a superb analysis of the data, thoroughly explaining each result.

    (その研究者はデータの素晴らしい分析を行い、各結果を丁寧に説明しました。)


  2. This paper is a superb example of interdisciplinary studies.

    (この論文は学際研究の素晴らしい例です。)


  3. Her superb argumentation skills stood out during the academic debate.

    (学術討論の際、彼女の優れた論証力が際立っていました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. excellent(非常に優れた)

  2. outstanding(際立って優れた)

  3. marvelous(驚くほどすばらしい)

  4. terrific(すごくいい)

  5. splendid(華麗な、壮麗な)


  • 「excellent」は広い意味で「とても良い」を表しますが、「superb」はさらに一段上の高評価を含むことが多いです。

  • 「outstanding」は多くの中でも特に際立っているニュアンスを強調します。

  • 「marvelous」は驚きや感嘆を含む、ややカジュアルな響きです。

  • 「splendid」はより文語的で華々しいイメージを強調します。

反意語 (Antonyms)


  1. poor(質が低い)

  2. inferior(劣っている)

  3. mediocre(平凡な)


  • 「superb」とは逆に、品質や結果などが「良くない」「平均以下」という意味を持つ言葉たちです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /suːˈpɜːrb/


    • アメリカ英語: /suːˈpɝːb/ (rが明確に発音される)

    • イギリス英語: /suːˈpɜːb/ (rの音が弱い)


  • 強勢(アクセント)は後ろの「-perb」にあります。(「su-PERB」)

よくある発音の間違い


  • 「super」+「b」のように「スーパーブ」と区切って発音してしまうケースがあるため、後半の母音 /ɜː/ を意識する必要があります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「suprb」「superv」など、つづりを間違えやすいので注意。

  • 同音異義語との混同: 「スーパー (super)」 との混同。 「superb」は形容詞で「素晴らしい」の意、名詞としての「super」は「~より上」という接頭語・または「ヒーローもののsuper-」と混合しないように。

  • 試験対策: TOEICなどで「superb quality」「absolutely superb」などのフレーズを読解問題で目にする可能性があります。リーディングで同義語・類義語と選択させる問題にも出題される場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「super」に「b」がついた形なので、「スーパー(超)」+「b(びっくりするほど)」と勝手に覚えるのも一案です。

  • 見た目が「スーパーブ」のように見えるので、より「超越して素晴らしい」という喜びの感情を思い出すと記憶に残りやすいでしょう。

  • 「superb」を聞いたときに「スーパー+素晴らしい」というイメージを連想して覚えると、頭に定着しやすいです。


まとめ

「superb」は、「非常に素晴らしい」「卓越した」を意味する強くポジティブな形容詞です。フォーマルからカジュアルまで広く使えますが、やや改まった場面や高い評価を伝えるときによく使われ、文語的な印象を与えることもあります。発音やスペルの混同に気をつけて、自然なフレーズと一緒に覚えると良いです。

意味のイメージ
superb
意味(1)

(形・内容などが)りっぱな,一流の

意味(2)

(建物などが)堂々とした,壮麗な

意味(3)

(衣装などが)豪華な,目もあやな

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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