最終更新日:2025/10/25
編集履歴(0)
元となった辞書の項目

residential

形容詞

住居の,居住の / 住居向きの

このボタンはなに?

私は住宅地に住んでいます。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: residential

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語): relating to or suitable for living in an area or building

意味 (日本語): 「居住の」「住宅の」「住居に関する」という意味で、住むことに関わる内容や地域、建物を指す単語です。主に「住宅地」「居住区」など、人が実際に住む場所や、その機能にフォーカスした表現として使われます。日常会話からビジネス、法的文書まで幅広い場面で使われる単語です。


  • 活用形: 形容詞なので、時制による変化はありません。比較級・最上級にしたい場合は、通常 “more residential / most residential” の形をとります。

  • 他の品詞になったときの例:


    • resident(名詞): 住民、居住者

    • reside(動詞): 居住する

    • residence(名詞): 住居、住宅、居住


CEFRレベル目安: B2 (中上級)


  • B2: 日常会話やビジネスなどでも十分通用するレベル。やや専門的な住宅関連の話題にも対応できる。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語・接尾語・語幹


    • 接頭語: 特にありません。

    • 語幹: “reside” (居住する)

    • 接尾語: “-ent”(形容詞形の名残)および “-ial”(形容詞を作る接尾語)


  • 関連する単語


    • reside (動詞)

    • resident (名詞)

    • residence (名詞)

    • presidential (形容詞: 大統領の) — “president” に “-ial” がついた形なので、音が似ていますが意味は異なります。


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. residential area(住宅地域)

  2. residential building(住宅用建物)

  3. residential property(住宅物件)

  4. residential zoning(住宅用区域指定)

  5. residential status(居住ステータス)

  6. residential complex(住宅複合施設)

  7. residential neighborhood(住宅街)

  8. residential construction(住宅建設)

  9. residential care(住み込みケア、長期介護施設など)

  10. purely residential(純粋に住宅用の)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • ラテン語の “residēre” (=居住する) が由来。そこから “reside” となり、さらに形容詞形 “residential” が生まれました。


  • 歴史的な使われ方:


    • 近代には法律や都市計画の文脈で「居住用」や「住居関連」について述べるときによく使われてきました。


  • 微妙なニュアンスや注意点:


    • 「residential」という単語はあくまで「人が住むことを想定したエリアや建物」を表すので、商業用や工業用と対比するときによく使います。「住宅街」「住居用エリア」など、フォーマルでやや行政・法律寄りの文脈にも登場します。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 形容詞として名詞を修飾します。

    • 「residential area」のように可算名詞(area, zone, property など)を修飾するのが一般的です。

    • 法律関連や都市計画の文書など、ややフォーマル寄りですが、日常会話でも「居住用」「住宅用」の意味で普通に使われます。


  • 一般的な構文・イディオム:


    • “This neighborhood is strictly residential.”(この地域は完全に住宅地です)

    • “He lives in a residential district close to the city center.”(彼は市の中心部に近い住宅地区に住んでいます)



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I prefer living in a residential area rather than downtown. It’s quieter.”

    (中心街よりも住宅地に住むほうが好きなんだ。静かだからね。)


  2. “Our family just moved to a new residential neighborhood last month.”

    (うちは先月、新しい住宅街に引っ越したばかりなんだ。)


  3. “There aren’t many shops here because it’s mainly a residential district.”

    (ここは主に住宅地区だから、お店はあまりないよ。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We’re planning to invest in residential properties for long-term returns.”

    (長期的なリターンを狙って、住宅用不動産に投資しようとしています。)


  2. “We need to confirm the residential zoning regulations before constructing the building.”

    (建物を建てる前に、住宅用区域の規制を確認する必要があります。)


  3. “Our client is looking for a residential complex near public transportation.”

    (顧客は公共交通機関の近くにある住宅複合施設を探しています。)


(3) 学術的・専門的な場面での例文


  1. “Recent studies suggest that expanding residential zones can alleviate urban overcrowding.”

    (最近の研究によれば、住宅地域を拡大することで都市の過密化を緩和できる可能性があります。)


  2. “The residential patterns in metropolitan areas reflect broader socioeconomic trends.”

    (大都市圏の居住パターンは、より広範な社会経済的トレンドを反映している。)


  3. “He presented a paper on sustainable residential architecture at the conference.”

    (彼は学会で、持続可能な住宅建築に関する論文を発表しました。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. “housing” (日本語: 住宅関連)


      • 「residential」より広義で、建物自体や住宅供給などを指すときに使う。


    2. “domestic” (日本語: 家庭の)


      • 「家庭の」「国内の」という意味を持ち、住宅に関する文脈でも使われるが、家庭内・家族へのニュアンスが強い。


    3. “urban” (日本語: 都市の)


      • 都市の文脈で使われる形容詞だが、住宅だけでなくあらゆる都市的要素(産業・文化など)についても言及する。



  • 反意語 (Antonyms)


    1. “commercial” (日本語: 商業の)

    2. “industrial” (日本語: 工業の)

    3. “nonresidential” (日本語: 非居住の)


      • “residential” とは対になる言葉で、「人が居住しない場所・用途」に使う。




7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˌrɛzɪˈdɛnʃəl/


    • アメリカ英語・イギリス英語どちらもほぼ同じIPA表記になります。


  • 強勢(アクセント)の位置: “resi*DEN*tial” (第3音節 “den” にアクセント)

  • よくある発音ミス:


    • “re-si-den-chal” のようになりやすい。/ʃəl/(シュル)の音をしっかり意識する。

    • 母音の曖昧音 /ə/ の部分をはっきり発音しすぎるミスに注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “residential” と “resident” を混同しないようにしましょう。


    • “resident” は「居住者(名詞)」ですが、形容詞としても「居住している」という意味があります。文脈でしっかり区別が必要です。


  • スペルミス: “s” と “d” の順番を間違えて “redisential” や “residantial” と書かないように注意。

  • TOEICや英検などのテストでは、「商業地区と住宅地区の対比」や「物件紹介」などの文脈、中長文読解で出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源から覚える: “reside” (居住する) + “-ial” (形容詞語尾) → 住むことに関わる → residential。

  • イメージ: “resident” (住民) がたくさん集まるエリア → “residential area”。

  • スペリングのポイント: re-si-den-tial。母音の位置と子音の並びをしっかり覚えましょう。

  • 勉強テクニック: 不動産広告やニュース記事などでよく使われるので、それらの英語表現に触れて慣れましょう。


以上が「residential」の詳細解説です。住宅や居住にまつわる文脈で非常によく使われる単語なので、商業地区・工業地区との対比を踏まえながら覚えてみてください。

意味のイメージ
residential
意味(1)

住居の,居住の

意味(2)

住居向きの

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★