snack
1. 基本情報と概要
英語: snack
日本語: 軽食、間食
品詞: 名詞(可算名詞)
- ※動詞形として “to snack” もあります。(「間食をする」という意味)
活用形:
- 名詞: 単数形 “snack”、複数形 “snacks”
- 動詞: “snack(s)”、 “snacked”、 “snacking”
CEFRレベル目安: A2(初級)
- 日常生活でよく出てくる身近な単語で、やや簡単な語彙に属します。
概要・意味:
「軽く食べるもの」「ちょっとした食べ物」という意味です。お腹がすきそうな時に、食事ほど正式ではなく、手軽で小さな食べ物を指します。“snack” は「ちょっとつまむもの」というニュアンスで使われ、ポテトチップスやお菓子、サンドイッチなど、食事と食事の間に食べるものを広く指します。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- “snack” は短い単語で、はっきりした接頭語・接尾語はありません。語幹そのものを指す形となります。
派生形:
- 動詞 “to snack”: 「間食する、軽く食べる」の意味
- 形容詞形などは特にありませんが、“snacking” として動名詞または現在分詞で「間食していること」という表現があります。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- have a snack(軽く食べる)
- snack time(おやつの時間)
- snack bar(軽食堂)
- midday snack(昼の間食)
- healthy snack(健康的なおやつ)
- quick snack(手早い軽食)
- late-night snack(夜食)
- snack on chips(チップスを間食に食べる)
- a small snack(ちょっとしたおやつ)
- salty snack(塩味系のおやつ)
3. 語源とニュアンス
語源:
“snack” は中英語や中世オランダ語(中期低地ドイツ語)の “snacken” に由来すると言われ、「素早くかじる」ようなニュアンスを含んでいました。そこから「軽くつまむ・軽食を食べる」という意味へと変化してきました。
ニュアンス:
- 「小腹を満たす」「軽くつまむ」という気軽なイメージの言葉です。
- 口語・カジュアルな場面で頻繁に使われます。フォーマルな文脈では “light refreshment” などの言い方に変えることもありますが、“snack” もビジネス会話で自然に使われる場合があります。
- 比較的ポジティブかつ軽快なイメージを与える語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞)
- 「a snack」「two snacks」など、数えられる形で使います。
- 「a snack」「two snacks」など、数えられる形で使います。
- 動詞(自動詞的に使われる場合が多い)
- “to snack on + 食べ物”: 「〜を間食として食べる」という定型的な構文。
- 例: “I’m going to snack on some fruit.”(フルーツを少しつまむ予定だよ)
- “to snack on + 食べ物”: 「〜を間食として食べる」という定型的な構文。
使用シーン:
- カジュアル: 友人との会話で「ちょっとおやつ食べようか」といったとき。
- フォーマル: 会議やビジネスシーンでも “Let’s have a quick snack break.” のように使うが、カジュアル寄りの表現。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文(3つ)
“I usually have a small snack before dinner so I don’t get too hungry.”
- 「夕食前に軽くおやつを食べて、あまりお腹が空きすぎないようにしているんだ。」
“Do you have any snacks in your bag? I’m starving.”
- 「カバンに何かおやつ持ってる?すごくお腹空いたよ。」
“I like to snack on apples and yogurt in the afternoon.”
- 「午後はリンゴとヨーグルトをおやつに食べるのが好きなんだ。」
5.2 ビジネスシーンでの例文(3つ)
“We’ll take a short snack break at 3 p.m. to recharge.”
- 「3時に少し休憩して、軽くつまんでリフレッシュしましょう。」
“Light snacks will be provided during the training session.”
- 「研修中に軽食が用意されます。」
“Please help yourself to snacks and coffee at the back of the conference room.”
- 「会議室の後方にスナックとコーヒーがありますので、ご自由にお取りください。」
5.3 学術的・ややフォーマルな文脈での例文(3つ)
“Recent studies suggest that healthy snacks can contribute to better concentration.”
- 「最近の研究では、健康的な軽食が集中力向上に寄与すると示唆されています。」
“The survey examined the snacking habits of over 1,000 college students.”
- 「その調査では、1,000人以上の大学生の間食習慣が検証されました。」
“Data indicate that frequent snacking may lead to increased caloric intake overall.”
- 「データによると、頻繁な間食は総摂取カロリーの増加につながる可能性があります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “nibble” (ちょっとかじる, ついばむ)
- 「スナックをつまむ」ような軽さの表現。やや口語的で動作に焦点がある。
- 「スナックをつまむ」ような軽さの表現。やや口語的で動作に焦点がある。
- “bite” (一口, ひとかじり)
- 一口食べるニュアンスで、“grab a bite” は「軽く食べる」の口語表現。
- 一口食べるニュアンスで、“grab a bite” は「軽く食べる」の口語表現。
- “refreshment” (軽食・飲み物)
- ややフォーマルで、飲み物・軽食などが出される場面で使われる。
- ややフォーマルで、飲み物・軽食などが出される場面で使われる。
- “light meal” (軽い食事)
- “snack” より少ししっかりした食事をイメージ。
- “snack” より少ししっかりした食事をイメージ。
- “appetizer” (前菜)
- 食事の前に出される料理。「おやつ」とは違い、正式な食事の一部として扱われる。
反意語
- “meal” (食事)
- “snack” より量が多く、正式な食事というニュアンス。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA:
- アメリカ英語: /snæk/
- イギリス英語: /snæk/
- アメリカ英語: /snæk/
- 1音節の単語で、最初の “s” から “n” へのつながりがやや素早く、「スナック」と発音します。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな発音の違いはありませんが、アメリカ英語の方が「æ」の音がわずかに開き気味になることがあります。
- スペルは “s-n-a-c-k” で、濁らない点に気をつけてください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “snake” (ヘビ)と間違えないよう注意。日本語の「スナック」と「スネーク」は似て非なる語です。
- 同音異義語: ほとんどありませんが、上記 “snake” と混同しやすい場面に注意。
- 試験での出題傾向: TOEICや英検のリスニング・リーディングセクションなどで、軽食やちょっとした休憩を説明する文脈に登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “S” + “nack” の組み合わせが「さっと軽く食べる」イメージを覚えやすくします。
- スペリングのポイント: “snake(ヘビ)” に “e” が入るかどうかを常にチェックすると混同を防げます。
- 覚えるときは「スナック菓子」と日本語でも広く使われている単語なので、それと関連づけるとイメージしやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、普段のちょっとしたおやつの写真と一緒に “snack” と書き込んでおくと、ビジュアルと単語が結びついて思い出しやすくなります。
(特に食事と食事の間にとる)軽食,スナック
軽い食事をとる;間食する