最終更新日:2024/08/31
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元となった辞書の項目

outdoor

形容詞

戸外の,野外の

このボタンはなに?

ラグビーは屋外競技である。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: outdoor

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): relating to, used in, or appropriate for the open air (outside).

意味(日本語): 屋外の、野外での。外で行われる・使用されるものを指します。

「outdoor」は、キャンプやスポーツなど、建物の外で行うアクティビティに関連する文脈で使われやすい形容詞です。たとえば「outdoor activity(屋外活動)」「outdoor gear(アウトドア用品)」などのように使用します。

活用形


  • 原形: outdoor

    ※この単語は形容詞としてのみ使われるため、一般的な動詞のように「時制による変化」はありません。

他の品詞になった時の例


  • 「outdoors」(副詞・名詞) — 副詞として「屋外で」、名詞として「野外」を意味する。


    • 例: I love spending time outdoors. (私は野外で過ごすのが大好きです)


CEFRレベルの目安: A2 〜 B1


  • A2(初級): 「indoor(屋内の)」や「outside(外側)」などの基本的な形容詞との区別をしっかり理解できるレベル。

  • B1(中級): 「outdoor」の持つニュアンス(建物の外で行われる、または使用されるもの)を使って、会話で自然に表現できるレベル。


2. 語構成と詳細な意味

「outdoor」は「out(外)」+「door(ドア)」がまとまって一語になったものと考えられます。本来は「out-of-door(s)」という表現が短縮されて「outdoor」になったとされています。


  • 接頭語: out- (外へ)

  • 語幹: door (ドア)

  • 接尾語: なし

関連・派生語


  • outdoors (副詞・名詞): 屋外で、または屋外。

  • indoor (形容詞): 屋内の。

  • external (形容詞): 外部の。文脈によってはoutdoorの類義語とみなせる場合もある。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. outdoor activity ⇒ (屋外活動)

  2. outdoor event ⇒ (屋外イベント)

  3. outdoor sports ⇒ (屋外スポーツ)

  4. outdoor gear ⇒ (アウトドア用品)

  5. outdoor recreation ⇒ (屋外レクリエーション)

  6. outdoor lifestyle ⇒ (アウトドア志向のライフスタイル)

  7. outdoor temperature ⇒ (外気温)

  8. outdoor furniture ⇒ (屋外用家具)

  9. outdoor dining ⇒ (屋外での食事、テラス席など)

  10. outdoor pool ⇒ (屋外プール)


3. 語源とニュアンス

「outdoor」は古い語形「out of doors」から生まれた表現です。歴史的には「建物のドアの外」という文字通りの意味合いから、「外界で行われるもの」をまとめて表す言葉として発展しました。


  • ニュアンス: 「屋内」ではなく自然や空気を感じられる空間、活動、物に焦点を当てるイメージがあります。自由や開放感、リラックスした雰囲気を連想させることが多いです。

  • 使用シーン: カジュアル・フォーマルどちらでも使えますが、特にキャンプ場やスポーツイベント案内など、日常的な会話や広告・チラシ等でよく出てきます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての位置: 修飾する名詞の前に置く。


    • 例: “outdoor activities,” “an outdoor concert.”


  • 可算・不可算: 「outdoor」は形容詞なので、名詞としての可算・不可算はありません。


  • 他動詞/自動詞: 動詞ではありません。


  • イディオム: 「the great outdoors(大自然・野外全般)」という名詞句があります。特にアメリカ英語やイギリス英語で、自然とか自然活動への親しみを表現するときによく登場します。


    • 例: “I love exploring the great outdoors.”



5. 実例と例文

5.1 日常会話で使われる例文(3つ)


  1. “Do you have any outdoor plants on your balcony?”

    (ベランダに屋外用の植物を置いているの?)


  2. “I prefer outdoor activities like hiking and biking on weekends.”

    (週末はハイキングや自転車に乗るなどの屋外活動のほうが好きです。)


  3. “Let’s have an outdoor barbecue this afternoon.”

    (今日の午後は外でバーベキューをしようよ。)


5.2 ビジネスシーンで使われる例文(3つ)


  1. “Our company picnic will be an outdoor event, so please dress comfortably.”

    (会社のピクニックは屋外で行われるので、動きやすい格好で来てください。)


  2. “We are planning an outdoor team-building activity next month.”

    (来月、屋外でのチームビルディング活動を計画しています。)


  3. “Due to the weather forecast, we might relocate the outdoor seminar indoors.”

    (天気予報の影響で、屋外セミナーを室内に移すかもしれません。)


5.3 学術的・フォーマルな文脈で使われる例文(3つ)


  1. “Recent studies highlight the health benefits of outdoor physical exercise.”

    (最近の研究では、屋外での運動が健康に良い影響を与えることが示されています。)


  2. “Outdoor educational programs significantly improve children's environmental awareness.”

    (屋外での教育プログラムは、子どもの環境意識を大いに高めます。)


  3. “The survey results indicate a growing interest in outdoor leisure activities among urban residents.”

    (調査結果は、都市居住者の間で屋外レジャー活動への関心が高まっていることを示しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. outside (形容詞/副詞) ⇒ 「外側の/外で」


    • 「outdoor」とほぼ同じように使われる場合もありますが、outsideは位置や方向を表すことも多い。

    • 例: “Keep the umbrella outside.”(傘は外に置いておいてください。)


  2. open-air (形容詞) ⇒ 「屋外の、野外の」


    • 「outdoor」とほぼ同義ですが、特に“屋根がない場所”で行われることに焦点が当たります。

    • 例: “The restaurant has an open-air terrace.”(そのレストランには屋外のテラスがあります。)


  3. external (形容詞) ⇒ 「外部の」


    • 「外部機関」「外部との接触」など、物理的にも比喩的にも“外部”を示す場合によく使われ、屋外活動そのものを表すことは少ない。


反意語


  1. indoor (形容詞) ⇒ 「屋内の」


    • 例: “I prefer indoor sports like badminton.”(私はバドミントンのような屋内スポーツのほうが好きです。)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈaʊt.dɔːr/ (アメリカ英語・イギリス英語ともに類似)


    • アメリカ英語: /ˈaʊt.dɔɹ/

    • イギリス英語: /ˈaʊt.dɔː/


  • アクセントは “aʊt” (単語の最初の部分)に強勢が来ます。

  • よくある発音の間違い: 「アウト・ドア」のように2単語に分けてしまう場合がありますが、単語としては一気に発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “outdoor” を “outdor” や “outdore” のように誤って書くことがあるので注意してください。

  • 「outdoors」との混同: “outdoor” は形容詞で、「屋外の」という意味。一方 “outdoors” は副詞や名詞(「屋外、自然の中」)です。文章で役割が違うので混同しないようにしましょう。

  • 試験対策: TOEICなどのリスニングパートで「outdoor activity」「outdoor event」といったフレーズが出ることがあるので、早口で読まれたときにも聞き逃さないように練習しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方の工夫:

    「外(out)」+「ドア(door)」で「屋外=ドアの外」という連想で覚えやすいです。

    “Doors open to the outdoors” というフレーズでイメージするのも良いかもしれません。


  • 関連ストーリー:

    「キャンプやハイキングなどのアクティビティが好きな人は“outdoor enthusiast”と呼ばれることもあります。ドアから一歩出て自然を楽しむ場面をイメージすると、覚えやすくなります。」



以上が、形容詞「outdoor」の詳細解説です。「アウトドア」とカタカナで定着しているので、日本語でも身近に感じる単語ですが、スペルや文法的な役割を意識してしっかり覚えましょう。

意味のイメージ
outdoor
意味(1)

戸外の,野外の

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英単語⇨英定義

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