最終更新日:2025/12/05
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元となった辞書の項目

footnote

名詞

脚注

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ページの下部に脚注を追加してください。

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解説

1. 基本情報と概要

英語: footnote

日本語: 脚注

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語):

A “footnote” is a note placed at the bottom of a page that gives additional information or references for specific points in the main text.

意味(日本語):

「脚注」とは、ページの下部に書かれる追加の情報や参考文献を示す文章のことです。文章の本文に加えて補足的な説明や出典を示したいときに使われます。

「footnote」は、学術的な文書や書籍などで、本文では説明しきれない補足情報を読者に伝える際によく使われる単語です。

活用形:


  • 単数形: footnote

  • 複数形: footnotes

他の品詞形:


  • 動詞としての用例はあまり一般的ではありませんが、「(文章を)脚注で説明する」という意味で “to footnote something” と使われることがあります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級): ある程度複雑な文章や学術的な文章を読む際に登場するため、専門的またはアカデミックな領域で使われることが多い単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • foot: 「足」という意味だが、「ページの下部」というニュアンスでも使われる接辞的要素

  • note: 「注釈」「メモ」

ページの「下部(foot)」にある「注(note)」という、文字通りの意味合いをもつ単語です。

関連語や派生語


  • endnote: ページごとではなく、章末や文書の最後にまとめて注釈を付ける場合の「章末注」または「文末注」

  • annotation: 「注釈、解説」で、脚注以外にも本文の合間に加える説明を指す場合がある

  • reference: 「参考文献、参照」の意

よく使われるコロケーション(例)10選


  1. add a footnote(脚注を追加する)

  2. include a footnote(脚注を含める)

  3. refer to a footnote(脚注を参照する)

  4. footnote marker(脚注のマーカー)

  5. footnote citation(脚注での引用)

  6. footnote reference(脚注の参照情報)

  7. in a footnote(脚注の中で)

  8. footnote indicator(脚注を示す印)

  9. footnote numbering(脚注の番号付け)

  10. omit a footnote(脚注を省略する)


3. 語源とニュアンス

語源:

「foot(ページの下部)」+「note(注)」の組み合わせによって生まれた言葉です。昔の書物では、ページの余白に手書きでメモを残す習慣があり、それが段階的に印刷物の下部にまとめられるようになりました。

ニュアンスと使用時の注意点:


  • 脱線的な内容や専門的な注釈を提供するのに役立ちますが、本文から読者の注意を逸らす可能性もあるため、使いすぎには注意が必要です。

  • 学術的・フォーマルな文脈で多用されますが、小説や雑誌などでも著者が補足情報を加えたいときに使われることがあります。

  • 主に書き言葉や文書表現で使われるため、口語ではほとんど登場しません。ビジネス文書や研究論文など、比較的フォーマルな場面で多く見られます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable noun): 複数形は “footnotes”。可算名詞なので、footnote / footnotes で数えられます。

  • 使用される構文例:


    • “Add a footnote to explain the term.” (その用語を説明するために脚注を加える)

    • “This information is further clarified in the footnotes.” (この情報については脚注でさらに詳しく説明されている)


イディオムや固有表現はあまり多くありませんが、フォーマルな文体で「脚注を見てください」と言う場合、 “See footnote [番号].” のように表記します。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I noticed there’s a tiny footnote on this page, but I can’t read the small print.”

    「このページに小さな脚注があるみたいだけど、文字が小さすぎて読めないんだよね。」


  2. “I’m writing a blog post, and I think a quick footnote might help clarify some details.”

    「ブログ記事を書いていて、ちょっとした脚注を付ければ詳細が分かりやすくなるかも。」


  3. “He left a funny footnote on his letter, explaining an inside joke.”

    「彼は手紙の下にちょっと面白い脚注を書いて、内輪ネタを説明していたよ。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our annual report includes footnotes that detail our financial activities.”

    「当社の年次報告書には、財務活動の詳細を示す脚注が含まれています。」


  2. “Please add a footnote referencing the original contract terms.”

    「元の契約条件を参照する脚注を追加してください。」


  3. “The proposal’s footnotes clarify technical aspects for the client.”

    「この提案書の脚注は、顧客向けの技術的な面を明確にしています。」


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The researcher included extensive footnotes to support her argument with primary sources.”

    「研究者は論を裏付けるために、多くの一次資料を脚注で示しました。」


  2. “In his dissertation, footnotes are used to discuss alternative interpretations.”

    「彼の論文では、別の解釈について論じるために脚注が使われています。」


  3. “Each footnote cites a peer-reviewed journal article for further reading.”

    「各脚注には、追加で読むための査読付き論文が引用されています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. annotation (注釈)


    • 「注釈」の総称で、脚注以外にも本文中や文末に加えられる補足を含みます。


  2. endnote (文末注/章末注)


    • 脚注と同じ機能を持ちますが、ページの下部ではなく、章の末や文書全体の末にまとめて配置されます。


  3. reference (参照、参考文献)


    • 圧倒的に「参考文献」を指すニュアンスが強く、脚注はその一部として扱われることがあります。


反意語

「脚注」と対比できる直接的な反意語はありませんが、位置が違うもので “endnote” が対照的に扱われることはあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(米国英語): /ˈfʊtnoʊt/

  • IPA(英国英語): /ˈfʊtnəʊt/

アクセント: “foot” の部分に強勢があります。


  • アメリカ英語: 「フットノウト」(フットに強めのアクセント)

  • イギリス英語: 「フットノウト」(同様にフットにアクセント)

よくある発音の間違い:


  • 「フットノート」と日本語読みすると、英語ネイティブにはやや不自然に聞こえることがあります。母音の音が曖昧になりやすいので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “footnote” ではなく “footenote” や “footnore” と打ち間違えることがあります。

  • 同音異義語: 特に同じ発音を持つ単語はありませんが、”foot not” など、誤ってスペースを入れてしまう間違いには注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などではあまり直接頻出ではありませんが、学術的な文章・ビジネスレポートの読解問題で出てくる可能性があります。文章が長くなるほど脚注が出現することがあるため、読解中の補足情報としてチェックしておくと得点につながることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「foot = ページの下」「note = 注釈」という意味の組み合わせをイメージすると覚えやすいです。

  • 日本語の「脚注」も「足(下の方)」+「注釈」という意味なので、対応関係が分かりやすいです。

  • 勉強テクニックとして、実際に自分のレポートやノートに「脚注」を付けてみると、どんな場面で役立つか実感しやすいです。


以上が “footnote” の詳細な解説です。ドキュメントや学術論文でよく見られる単語なので、テキストを読む際や書く際に積極的に活用してみてください。

意味のイメージ
footnote
意味(1)

脚注

学術英単語(NAWL) / 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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