最終更新日:2025/12/05

a person or thing acting or serving in place of another; to put (a person or thing) in the place of another.

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元となった辞書の項目

substitution

名詞

〈U/C〉《...の》 代用 , 代理 , 置き換え 《for ...》

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代入法は数学で方程式を解くときによく使われる戦略です。

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解説

以下では、名詞 substitution について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: substitution

品詞: 名詞 (countable, uncountable の場合あり)

意味(英語): the act of replacing one thing with another, or a thing that replaces another.

意味(日本語): あるものを別のもので置き換えること、またはその置き換えられたもの。

「substitution」は、もともと「何かを別のものに取り替える・代用する」というニュアンスを持ちます。たとえば、スポーツの試合で選手が交代することを「substitution」といったり、数式の中のある変数を別の値に差し替えることなどでも使われます。日常会話というよりは、ややフォーマルまたは専門的な場面でもよく使われる印象です。

活用形


  • 単数形: substitution

  • 複数形: substitutions

「substitution」が他の品詞になった形には、動詞の “to substitute (… for …)” があります。例: “He substituted margarine for butter.” (バターの代わりにマーガリンを使った)

CEFRレベル: B2 (中上級)

この単語は専門的な文脈でもよく用いられ、学術的・ビジネス的にもしばしば登場します。日常的大な語彙に比べるとやや難易度が高めです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (prefix): なし

  • 語幹 (stem): “stitute” (ラテン語の “statuere” = “to set up” に由来)

  • 接尾語 (suffix): “-tion” (「~する行為・状態」を名詞化)

詳細な意味


  1. 置き換え・代用

    例: 「ちがう材料で代用する」「サッカーの交代要員」など。

  2. 代役・代理

    例: 「舞台で俳優の代理を務める場合の代役」という意味合い。

  3. 数式の置換 (数学的用法)

    例: 「x=2 の値を代入するとき」など、学術・数学分野で頻繁に用いられます。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選


  1. substitution of A for B (AをBに代用する)

  2. substitution policy (代替方針)

  3. substitution error (置き換えの誤り)

  4. direct substitution (直接代入)

  5. substitution in a football match (サッカーの交代)

  6. substitution list (交代選手リスト、代用品リスト)

  7. chemical substitution (化学的置換)

  8. substitution reaction (置換反応)

  9. make a substitution (代わりのものに置き換える)

  10. substitution therapy (代替療法)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語 “substituere” に由来し、“sub-” (下に) + “stituere” (配置する) の組み合わせから。「あるものを別のものの下に設置する」→「置き換えを行う」という意味合い。

ニュアンス:


  • 「代用」「交代」というややフォーマルか技術的な響きを持ちます。カジュアルな場面であれば “replacement”や “switch” を使う場合もあります。

  • スポーツ用語としては日常的に使われますが、内容自体が試合実況や専門的トピックになるのでフォーマル寄り。

  • 書き言葉・話し言葉の両方で使われますが、ビジネスや学術分野では頻繁に見かけます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算:

    状況によっては数えられる(移動交代や、置き換えの具体的な事例が複数ある場合 “several substitutions”)が、概念のまま(単なる「置き換え行為」)を表すときは不可算扱いされることもあります。

  • 基本構文 (名詞としての使い方):


    • “the substitution of X for Y” → (YをXに置き換えること)

    • “make a substitution” → (代わりに~を使う・交代させる)


  • 動詞形: “to substitute A for B” → (Bの代わりにAを使う)


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “We ran out of butter, so I made a quick substitution with olive oil.”

    (バターが切れちゃったから、オリーブオイルで急いで代用したよ。)


  2. “A substitution might be necessary if we don’t have the right ingredients.”

    (正しい材料がない場合は、何かで代用する必要があるかも。)


  3. “I think a small substitution can save a lot of trouble later.”

    (ちょっと置き換えるだけで、あとで大変なことを防げると思うよ。)


5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “We propose a substitution of the current supplier to reduce costs.”

    (コスト削減のために、現在のサプライヤーを別の企業に切り替えることを提案します。)


  2. “The substitution schedule should be approved by the supervisor.”

    (交代のスケジュールは上司の承認を得る必要があります。)


  3. “If there is a scheduling conflict, we can arrange a substitution.”

    (スケジュール衝突があれば、交代要員を手配できます。)


5.3 学術的な文脈での例文


  1. “In calculus, the substitution method is an essential technique for solving integrals.”

    (微分積分学では、置換法は積分を解く上で重要な手法です。)


  2. “Researchers are examining the substitution of fossil fuels with renewable energy sources.”

    (研究者たちは化石燃料を再生可能エネルギー源に置き換えることを検討しています。)


  3. “A simple variable substitution can simplify the equation considerably.”

    (変数を単純に置き換えるだけで、その方程式はかなり簡単になります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. replacement (置き換え、代わり)


    • “replacement” は「代替物」や「後任者」というニュアンスが強め。よりカジュアル。


  2. exchange (交換)


    • “exchange” は「お互いにやり取りし合う」ニュアンスが含まれる。


  3. switch (切り替え)


    • “switch” は「スイッチを切り替える」のように、迅速にパッと取り替えるイメージ。


反意語 (Antonyms)


  • original (オリジナル、そのままのもの)


    • 何かを置き換えずに使用する場合は “original”。


  • retention (保持、温存)


    • 「差し替えずに元のまま残す」という意味合い。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˌsʌb.stɪˈtuː.ʃən/

  • アメリカ英語: サブスティトゥーション

  • イギリス英語: アメリカ英語と同じもしくは [サブスティチューション] と発音されることが多い。

  • よくある間違い: アクセントを頭に置いて「サブステ」や「サブスチ」にならないように注意。

  • 強勢は “tu” の部分に来やすい(“sub-sti-TU-tion”)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス

    “substition” / “subtitution” など、-ti- と -tu- の順序を間違えやすい。

  2. 動詞との混同

    “substitute” (動詞) と “substitution” (名詞) を使い分けるのを忘れずに。

  3. 前置詞の使い方

    “substitute A for B” のとき、for の後ろが「置き換えられるもの、もともとのもの」と逆転しがちなので注意。

  4. 試験での出題傾向

    ・TOEICや英検、大学入試などでビジネス文書や科学技術系の文章に登場する場合が多い。

    ・苦手な人は “substitution of X for Y” の構文をしっかり把握しておくとよい。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “sub” が「下に置く、置き換える」というイメージで、 “-tion” が「行為」を表すので「置き換え行為」と覚える。

  • 「サブ(代わり)」→「チュート(choose?)」→「しょん(行為)」というように、自分なりの語呂合わせを想像してもよいです。

  • 数学の置換法(substitution method)やスポーツの交代(substitution in soccer/basketball)など、具体的なシーンを思い浮かべると覚えやすいです。


以上が、名詞 substitution の詳細な解説です。特に “substitute ~ for …” の使い方や、スペル、とくに “ti” と “tu” の順番を覚えておくと間違いにくくなります。ビジネスや学術でよく目にする単語なので、例文を参考に慣れていきましょう。

意味のイメージ
substitution
意味(1)

(…の)代用,代理,置き換え《+for+名》

学術英単語(NAWL) / 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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