最終更新日:2024/08/31
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元となった辞書の項目

import

動詞

(…から)…‘を'輸入する《+名+from+名》 / 《文》'‘を'意味する,‘の'意味を導入する

このボタンはなに?

私は中国からいくつかの商品を輸入する必要があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: import

品詞: 動詞 (他動詞)


  • 英語の意味: to bring goods or services into one country from another

  • 日本語の意味: 「輸入する」


    • 海外から商品やサービスを国内に持ち込むことを表す動詞です。また、ソフトウェアやデータを外部から取り込む際にも「import」と表現します。


活用形:


  • 原形: import

  • 三人称単数現在: imports

  • 現在分詞・動名詞: importing

  • 過去形: imported

  • 過去分詞: imported

他の品詞例:


  • 名詞: import(輸入、輸入品)


    • 例: “The import of cheese has increased.” (チーズの輸入が増えた)


  • 形容詞: imported(輸入された)


    • 例: “imported goods” (輸入品)


CEFRレベル: B1(中級)


  • ある程度英語に慣れてきた学習者が、ビジネスや国際的なトピックを扱う中で知っておきたい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語: im-(in-)「中へ」

語幹: port 「運ぶ(carry)」


  • 「中へ運ぶ」というイメージから、「他所から国内(や自分の環境)に持ち込む」ニュアンスが生まれています。

派生語・関連語:


  • importer (名詞): 輸入業者

  • importation (名詞): 輸入、導入

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. import goods(商品を輸入する)

  2. import raw materials(原材料を輸入する)

  3. import duties(輸入関税)

  4. import license(輸入許可)

  5. import restrictions(輸入制限)

  6. import quota(輸入割当)

  7. illegally import(違法に輸入する)

  8. heavily import(大量に輸入する)

  9. import data(データをインポートする)

  10. import substitution(輸入代替)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語の “importare” (im-: 中へ + portare: 運ぶ) が語源です。“carry in”という意味合いから発展して、「他国からモノやサービスを持ち込む」へと変化しました。

使用時の注意点・ニュアンス:


  • 物品やサービスを「持ち込む」ニュアンスで、特に商取引で多用されます。ソフトウェア用語としてはファイルや設定データを外部から読み込む場合にも使われます。

  • フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使用されますが、公的文書や経済関連ではより頻繁に見られます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞として用いられる: “import + 目的語 + from + 場所” の形を多用します。

    例: “We import coffee beans from Brazil.”


  • 名詞としては可算名詞・不可算名詞どちらでも使われますが、文脈によります。


    • 可算名詞: “We have many different imports from Europe.”

    • 不可算名詞: “Import of cheese has been on the rise.”



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Do you know if this store imports any foreign snacks?”

    (このお店が外国のお菓子を輸入しているか知ってる?)


  2. “I prefer locally made products, but sometimes I buy imported goods.”

    (地元産の商品を好むけど、ときどきは輸入品も買うよ。)


  3. “You can import those photos directly into the app.”

    (その写真は直接アプリにインポートできるよ。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company plans to import electronic components from Taiwan.”

    (当社は台湾から電子部品を輸入する計画です。)


  2. “We need an import license before finalizing the deal.”

    (取引を完了する前に輸入許可証が必要です。)


  3. “The tax on imported luxury items has increased recently.”

    (輸入高級品にかかる税金が最近上がりました。)


学術的な文脈での例文


  1. “Recent economic studies show that countries often import raw materials while exporting finished products.”

    (最近の経済学の研究では、国はしばしば材料を輸入し、完成品を輸出する傾向があると示唆されています。)


  2. “To import data into the database, students must follow the protocol strictly.”

    (データベースにデータをインポートするには、学生はプロトコルを厳守しなければなりません。)


  3. “Importing culture and traditions can be both enriching and challenging for local communities.”

    (文化や伝統を受け入れることは、地域社会にとって豊かな面と困難な面の両方があります。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. bring in(持ち込む)

    2. purchase from abroad(海外から購入する)

    3. ship in(船や輸送手段で運び込む)


これらは「海外から国内に持ち込む」という意味で似ていますが、ビジネス文脈やフォーマル度で言うと “import” のほうが正式で汎用的です。


  • 反意語:


    • export(輸出する): 海外へ送り出す、という点で “import” と対極をなす単語です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • アメリカ英語: /ɪmˈpɔrt/

    • イギリス英語: /ɪmˈpɔːt/


  • アクセント(強勢): “im-PÓRT” の第二音節 “port” に強勢があります。

  • よくある間違い: “import” の i を /aɪ/ のように発音してしまったり、アクセントを第一音節に置いて “ÍM-port” と発音してしまうことがあるので注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「import」を「improt」などとタイプミスしやすいので注意。

  • 「export」と混同: 逆の意味なので注意が必要です。

  • 試験傾向: TOEICなどのビジネス英語を扱う試験で頻出。輸出入関連の文章で出題されることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • **im** + **port** = **in** + **carry** と覚えると、外から内に“運ぶ”イメージがわきます。

  • “重要な”の “important” と語感が似ているので、「外から持ち込むことはビジネスや経済にとって重要だ」というストーリーで覚えるとイメージしやすくなります。

以上が、動詞 “import” の詳しい解説です。ぜひビジネスや日常会話、データ処理などのさまざまな場面で活用してみてください。

意味のイメージ
import
意味(1)

《文》'‘を'意味する,‘の'意味を導入する

意味(2)

(…から)…‘を'輸入する《++from+

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