sixteen
〈C〉(数の)16;16の記号(16,XVIなど) / 〈U〉(24時間制の)16時,16分,16歳 / 《複数扱い》16人,16個 / 16の,16人の,16個の / 《補語にのみ用いて》16歳の(で)
1. 基本情報と概要
単語: sixteen
品詞: 数詞 (cardinal number)
活用形: 数詞のため、一般的に形の変化はありません。
他の品詞になった例: 「sixteenth (16番目の)」という形容詞・序数詞としても使用されます。
意味(英語): The cardinal number equal to 16.
意味(日本語): 「16」を表す基本的な数詞です。
「16」を数える時や、16歳・16個などとモノを数えるときに使われる、日常的な数字の英単語です。
CEFRレベル: A1(超初心者)
数字の読み方としては初歩であり、初級の段階から学びます。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: 「six」は「6」を意味します。
- 接尾語: 「-teen」は13, 14, 15, 16, 17, 18, 19を形作る要素で、「10代の数」を表します。
- six(6) + teen(10代部分)
数字のため、基本的には「16」を意味すること以外には大きな派生的意味は持ちませんが、派生形として「sixteenth」(16番目の、16番目)が使われます。
コロケーション・関連フレーズ(10個)
- sixteen years old(16歳)
- sixteen people(16人)
- sixteen dollars(16ドル)
- sixteen minutes(16分)
- count to sixteen(16まで数える)
- from six to sixteen(6から16まで)
- sixteen-hour shift(16時間の勤務)
- pay sixteen percent(16パーセントを支払う)
- sixteen in total(合計で16)
- sweet sixteen(16歳の誕生日を指す言い回し)
3. 語源とニュアンス
「sixteen」の起源は古英語の「sīextēne」や「seoxtēne」で、「six(六)」と「-teen(10代を示す)」に由来します。
英語のほかの「-teen」で終わる数字(thirteen, fourteen, etc.)と同じように、「6 + 10」で「16」を表します。
ニュアンス・使用上の注意
- 「sixteen」は単に「16」という数字を示すだけなので、特別な感情的響きはありません。
- 一方、「Sweet Sixteen」というフレーズには「16歳のお祝い」というニュアンスがあり、アメリカ文化などで16歳の誕生日が特別視されることからくる表現です。
- 基本的にはカジュアル/フォーマルを問わず、数字を表す一般的な文脈でいつでも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 数詞として機能するため、文中で「形容詞的」に名詞を修飾する形になります。
例: sixteen apples, sixteen kilometers - 「-teen」で終わる数詞の混乱に注意します(例: fifteen と fifty の混乱など)。
- 「sixteenth」は序数詞で「16番目」を表し、「the sixteenth」という形で名詞的に使うこともできます。
例: the sixteenth of March(3月16日)
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
- “I have sixteen cookies left. Do you want one?”
(クッキーが16枚残ってるよ。ひとついる?) - “She turned sixteen last week!”
(彼女は先週16歳になったんだよ!) - “We need sixteen chairs for everyone to have a seat.”
(全員が座れるように椅子が16脚必要だよ。)
ビジネス(フォーマル気味の場面)
- “We are expecting sixteen new employees to join next month.”
(来月、16名の新入社員が入社予定です。) - “The project is scheduled to last for sixteen weeks.”
(そのプロジェクトは16週間の予定で進められています。) - “Please prepare sixteen copies of the report for the meeting.”
(会議用にその報告書を16部用意してください。)
学術的・専門的な文脈
- “The study monitored sixteen patients over a period of six months.”
(その研究では6か月にわたって16名の患者を観察しました。) - “We recorded data in sixteen different categories.”
(私たちは16の異なるカテゴリーでデータを記録しました。) - “After sixteen trials, the results became consistent.”
(16回の試行を行った後、結果が安定しました。)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語: 同じ「16」を表す言い方はありませんが、数字を表す場合に「16」という数字自体が唯一の表現です。
- 反意語: 数字における反意語は一般的に存在しませんが、「zero(0)」とはもちろん異なります。比較としては本数や年齢が違う数字がすべて「違うもの」として存在します。
似た意味を持つ他の数字例
- fifteen(15) … 「15」
- seventeen(17) … 「17」
※ どちらも10代後半の数字ですが、異なる数ですので注意が必要です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /sɪkˈstiːn/
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きく変わらず「シック・スティーン」あるいは「シク・スティーン」に近い音です。
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きく変わらず「シック・スティーン」あるいは「シク・スティーン」に近い音です。
- 強勢(アクセント): 「-teen」の部分に強勢があります。 “six-TEEN” と発音します。
- よくある間違い: 「sixteen (16)」と「sixty (60)」を混同して発音する人が多いので注意が必要です。後者は /ˈsɪksti/ で、強勢が最初の「SIX」にあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「sixtine」や「sixteen」 の ee を一つにしてしまうなどのミスに注意。
- 発音の混同: 「fifteen / fifteen」のように、「-teen」つながりで数字を間違えないようにする。
- 試験対策: TOEICや英検ではリスニングにおいて発音の差異を聞き分けさせる問題が出ることがあります。「sixty」と混同しやすいので要注意です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ハガキサイズがだいたい 10 × 14.8 cm で、縦+横の合計を16cm程度と考えてみるなど、現実的なイメージと結びつけると覚えやすいです。
- 「six + teen」と分解して覚えると、数詞の成り立ちがわかりやすくなります。
- 「スイートシックスティーン(Sweet Sixteen)」のイメージで、16歳の誕生日のパーティーを思い浮かべると印象に残りやすいです。
以上が「sixteen」の解説です。数字を意識的に口に出して練習し、似た音の数字との違いに慣れるのがポイントです。
〈C〉(数の)16;16の記号(16,XVIなど)
〈U〉(24時間制の)16時,16分,16歳
《複数扱い》16人,16個
16の,16人の,16個の
《補語にのみ用いて》16歳の(で)