最終更新日:2025/12/01
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元となった辞書の項目

ninety

数詞

〈U〉(数の)90;90の記号(90,XCなど) / 〈U〉90歳 / 〈U〉《複数扱い》90人,90個 / 《the nineties》(世紀の)90年代;(年齢の)90歳代 / 90の,90人の,90個の / 《補語にのみ用いて》90歳の(で)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: ninety

品詞: 数詞(時に形容詞的にも使われる)

意味(英語): the number 90

意味(日本語): (数) 90

「ninety」は「90」を表す数詞です。例えば「90円」「90歳」というふうに、数を言うときに使います。単に「90個」や「90人」など数量を示す単語として使われます。


  • 活用形: 数詞として単独での変化(活用)はありません。

  • 他の品詞になった例: 「ninety」という言葉自体は一般的に数詞としてのみ使われますが、数詞が形容詞的に用いられる文脈では「ninety-year-old (90歳の)」のような複合形容詞にもなります。

CEFRレベル: A1(超初心者)


  • 英語の基礎を学ぶ段階で、1〜100の基本的な数字はA1レベルに含まれます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「ninety」は「nine(9)」+「-ty(“~十"を表す接尾語)」がもととなった形です。

    例) twenty (20), thirty (30), forty (40), …, ninety (90)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. ninety years old → 90歳

  2. ninety minutes → 90分

  3. ninety degrees → 90度

  4. in his/her/their nineties → 90代で

  5. ninety percent → 90パーセント

  6. ninety points → 90点

  7. a ninety-minute drive → 90分のドライブ

  8. ninety-dollar bill → 90ドルの支払い/請求書

  9. ninety-plus (score) → 90点以上

  10. ninety-second (90番目の) → 形容詞として使った場合


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の“nigontig”から来ており、これは「nine (9)」と「tig (~十)」が組み合わさったものです。

  • もともと数字の列として、「ty」で終わる言葉は「~十」を表す古い形から派生しています。

  • 「ninety」は単純に数量を表す場合がほとんどなので、特別な感情やニュアンスの違いはなく、数字としての意味が中心です。

  • 口語・文章ともに日常的に使われますが、特にフォーマル/カジュアルの差はなく、量を表す基本的な語彙として幅広く用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 数詞(形容詞的用法): 「ninety」という数詞は名詞の前で数量を示すときに使う。例) ninety students (90人の学生)

  • 数詞(名詞的用法): 「ninety」が単独で「90」という数量を指す場合に名詞扱いされることもある。例) Ninety is my score. (90点が私の得点です)

  • 特に可算・不可算などの区別がある名詞ではないため、文法上のポイントは「数量詞」としての使い方に注意すればOK。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I have ninety dollars in my wallet.”

    (財布に90ドル入っています。)

  2. “It’s already ninety degrees outside!”

    (外はすでに気温が90度(華氏)だよ!)

  3. “The party ends at ninety minutes from now.”

    (パーティーは今から90分後に終わります。)

ビジネスでの例文


  1. “Our sales reached ninety percent of the target.”

    (売上が目標の90%に到達しました。)

  2. “We can offer a ninety-day warranty on this product.”

    (この製品には90日間の保証を提供できます。)

  3. “The meeting lasted for ninety minutes.”

    (会議は90分続きました。)

学術的な文脈での例文


  1. “Ninety participants were selected for the clinical trial.”

    (90名の参加者が臨床試験に選抜されました。)

  2. “The formula addresses ninety distinct variables.”

    (その式は90個の異なる変数を扱っています。)

  3. “After ninety iterations, the algorithm converged.”

    (90回の反復の後に、アルゴリズムは収束しました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • “fourscore and ten” (古風な言い方で「90」だが非常に文語的・歴史的。現代ではほとんど使わない。)


  • 反意語: 数字における「反意語」は特に無いですが、あえて言えば対比として “zero” (0) や “one” (1) などの大きさの違いが表れます。実際の「反対」としては使われません。

数字の類義表現として手近な違いはあるものの、基本的には「ninety」は「90」を指す有力な単語です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈnaɪnti/

  • アクセント: 最初の “nai” の部分に強勢があります(NAI-nty)。

  • アメリカ英語とイギリス英語:


    • アメリカ英語: [ˈnaɪn(i)di] と少し “t” が柔らかくなることも

    • イギリス英語: [ˈnaɪnti] と “t” の音がわりとはっきり発音される


  • よくある発音ミス: “nine” + “ty” のイメージで「ナイニーティー」とならないよう、真ん中の “e” の音が曖昧母音(シュワー)気味になることに注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “ninety”を “nintety” と書いてしまう誤りが多いです。“nine”の綴りを入れつつ「e」を先に抜かないように注意。

  • 同音異義語との混同: “nineteen (19)”との混同。すぐ後ろに “-teen” と “-ty” とがあるので、語末をしっかり区別しましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検でもリスニングや数字を問う問題で、“nineteen” と “ninety” を聞き分けられるかがポイントになります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “nine + ty” → 9 × 10 → 90 と覚えるとわかりやすいです。

  • “NINE”に“T”の音を足して “NINE-TY” とイメージすると頭に残りやすいかもしれません。

  • “nineteen (19)”と混同しないように、“teen”と“ty”の音を意識して暗唱するのがおすすめです。


以上が「ninety」の詳細な解説です。数字を覚えるときは、ほかの「-ty」「-teen」と区別しながら、発音とスペルに注意して使いこなしてみましょう。

意味のイメージ
ninety
意味(1)

〈U〉(数の)90;90の記号(90,XCなど)

意味(2)

U〈〉90歳

意味(3)

〈U〉《複数扱い》90人,90個

意味(4)

《the nineties》(世紀の)90年代;(年齢の)90歳代

意味(5)

90の,90人の,90個の

意味(6)

《補語にのみ用いて》90歳の(で)

基礎英単語(NGSL)/ 英英選択問題 / 英単語⇨英定義

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