最終更新日:2025/08/15

The ministry of the church is responsible for guiding and shepherding the congregation.

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元となった辞書の項目

ministry

〈U〉《the~》牧師の職 / 《the~》《集合的に》聖職者,牧師(clergy) / 〈C〉(英国・欧州諸国・日本などの)省;省の建物 / 〈C〉《通例単数形で》大臣(公使)の職(任期) / 〈C〉《しばしばthe M-》内閣,閣僚たち

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教会の牧師の職は、信徒を導き、羊飼いの役割を果たす責任があります。

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解説

「ministry」を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語: ministry

日本語: 省庁、(政府の)官庁、(宗教的な)聖職活動 など

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形:


  • 単数: ministry

  • 複数: ministries

「ministry」は主に政府の省・庁や、キリスト教における聖職活動を指す単語です。

「ある政府の部門」や「宗教的な奉仕活動」を指すときに使われます。例としては「Ministry of Education(教育省)」「Ministry of Finance(財務省)」などが挙げられます。

学習レベルの目安(CEFR):B2(中上級)

中上級の学習者がニュースや公式文書で目にする機会が増える単語です。

ほかの品詞形


  • minister (名詞/動詞): 「大臣」や「聖職者」(名詞)、または「世話をする・奉仕する」(動詞)

  • ministerial (形容詞): 「省の、大臣の」「牧師の」といった意味で使われる形容詞


2. 語構成と詳細な意味

「ministry」は「minister + -y」という形で、基本的には「minister(大臣、聖職者)」が語源です。


  • minister: 「奉仕する者・公務員(特に大臣)」という意味から派生

  • -y: 名詞を作る接尾辞

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. Ministry of Education

    → (日本語) 教育省

  2. Ministry of Finance

    → (日本語) 財務省

  3. Ministry of Health

    → (日本語) 保健省

  4. Ministry of Defense

    → (日本語) 国防省

  5. Ministry official

    → (日本語) 省の役人

  6. Government ministry

    → (日本語) 政府省庁

  7. Foreign Ministry

    → (日本語) 外務省

  8. Ministry building

    → (日本語) 省庁の建物

  9. Ministerial responsibility

    → (日本語) 大臣としての責務

  10. The ministry of the church

    → (日本語) 教会での聖職活動


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「ministerium」(奉仕、世話)から、中世フランス語「ministère」を経て英語に入ったとされています。

  • 歴史的用法: 元々は「奉仕する」という意味あいが強く、キリスト教の聖職活動を指すことも多かった言葉です。そこから、「公の仕事を行う部門・サービス」というニュアンスで政府の省・庁を指す言葉として使われるようになりました。

  • ニュアンスや使用時の注意点:


    • 政治・公式文書で使われるときはフォーマルな響きがあります。

    • 宗教的な文脈では「聖職活動」という意味で、ややフォーマルで敬虔なニュアンスがあります。

    • カジュアルな日常会話ではあまり出てこず、ニュースや公的発表などで目にする単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「1つの省庁」「複数の省庁」という形で数えられます (a ministry / two ministries)。

  • 使われ方の例:


    • 「the Ministry of ~」のように、省名を伴って使う場合が多い。

    • キリスト教文脈では「the ministry」という形で聖職活動一般を指すこともある。


一般的な構文やイディオム


  • enter the ministry


    • 宗教の聖職者としての道に入る


  • hold a ministry


    • 大臣職を務める(あまり一般的ではありませんが、文脈次第で使われます)


フォーマル/カジュアル:


  • 圧倒的にフォーマルな文脈で使われます。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “I heard he works at the Ministry of Finance now.”

    (彼、今は財務省で働いているんだって。)

  2. “She’s planning to join the church ministry next year.”

    (彼女は来年、教会の聖職活動に参加する予定です。)

  3. “The new ministry office is closer to my home.”

    (新しい省庁のオフィスは家から近いです。)

5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “We received a notification from the Ministry of Commerce regarding the new regulations.”

    (新しい規制に関して商務省から通知を受け取りました。)

  2. “Our project needs approval from the Ministry before we can proceed.”

    (プロジェクトを進めるには省の承認が必要です。)

  3. “He’s a liaison between the government ministry and private sector.”

    (彼は政府省庁と民間セクターの間の連絡係です。)

5.3 学術・専門的な文脈での例文


  1. “The Ministry of Education released a report on literacy rates.”

    (教育省が識字率に関する報告書を公表しました。)

  2. “Scholars often collaborate with the Ministry to conduct nationwide surveys.”

    (研究者たちは全国規模の調査を行うために省と協力することが多いです。)

  3. “Policy changes from the Ministry have a direct impact on research funding.”

    (省の政策変更は研究資金に直接影響します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. department (日本語: 部局)


    • 特に米国などでは「Department of Education」のように「Department」がよく使われる。


  2. agency (日本語: 省庁、機関)


    • 自治的な機関や執行機関を指すときに使われる。


  3. office (日本語: 事務所、官庁)


    • 一般的に部門組織を指すが、より広い意味を持つ。


反意語 (Antonyms)


  • 明確な反意語はありませんが、文脈によっては「private sector(民間部門)」が対比される場合があります(政府 vs. 民間)。

ニュアンスの違い


  • 「ministry」は政府の「省」や宗教の「聖職活動」という公的・公式なニュアンスが強いのに対し、「department」は会社内の部署から行政機関まで幅広く使われます。「agency」は執行権限をもつ機関に使われる場合が多い、など用法が少し異なります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA表記:


    • アメリカ英語: /ˈmɪnɪstri/

    • イギリス英語: /ˈmɪnɪstri/


  • アクセント: 第1音節「min-」に強勢があります。(“MIN-i-stry” と発音)

  • よくある間違い: 「ミニストリー」ではなく「ミニストリ」に近い音になり、-str-をはっきり発音するのがポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 「minister」と混同し「ministery」と書いてしまうケースがある。

  2. 発音の混同: 「mini」部分を「マイニ」と発音したり、「-stry」の発音があいまいになることがある。

  3. 同音異義語との混同: “minister” と “ministry” の使い分けに注意。前者は「大臣・聖職者」で、後者は「省・聖職活動の場」。

試験対策(TOEIC・英検など)


  • 時事問題で省庁名が出る場合に頻出します。

  • ニュース記事の長文読解において、「Ministry of ~」がよく登場します。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: 「minister(奉仕者)」がベースで、「-y」がついて組織や活動を表す。

  • 連想ストーリー: 映画や小説でも「Magic Ministry(魔法省)」のような言い方が出てきたり、大臣が集まる場所というイメージをすると覚えやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック:


    • 「minister」と対で覚えて、「どちらが『大臣・聖職者』で、どちらが『省・聖職活動』なのか」をセットで整理すると理解しやすい。


以上が「ministry」の詳細解説です。ぜひ「minister」「ministerial」とあわせて理解を深めてみてください。

意味のイメージ
ministry
意味(1)

〈U〉《the~》牧師の職

意味(2)

《the~》《集合的に》聖職者,牧師(clergy)

意味(3)

〈C〉(英国・欧州諸国・日本などの);省の建物

意味(4)

〈C〉《通例単数形で》大臣(公使)の職(任期)

意味(5)

〈C〉《しばしばthe M-》内閣,閣僚たち

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