We decided to affiliate our company with the international organization to expand our business.
affiliate
【動/他】《規模がさらに大きいグループに》 を加入させる, を提携させる《with, to ...》 / 【動/自】《...に》 加入する《to ...》 / 《...と》 合併する, 提携する 《with ...》 / 【名/C】加入者, 会員 / 支部
以下では、英単語 affiliate
を、学習者にもわかりやすいように、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語: affiliate
品詞: 動詞 (to affiliate)、名詞 (an affiliate)
意味(英語・日本語)
動詞 (to affiliate): to connect a person or organization to a larger group, often in a formal relationship.
(人や組織をより大きな団体に正式に関係づけること)
「組織や会社同士が提携・連携する、あるいは加入する」というニュアンスがあります。名詞 (an affiliate): a person, organization, or company that is connected with a larger or parent organization.
(より大きな組織や親会社と提携・連携している人物、組織、企業)
「関連会社」「支部」「加盟店」などの意味で使われます。
活用形
動詞
affiliate
- 現在形: affiliate(s)
- 過去形: affiliated
- 過去分詞形: affiliated
- 現在分詞形: affiliating
- 現在形: affiliate(s)
名詞形: affiliate (単数)、affiliates (複数)
形容詞形: affiliated (例: affiliated company = 関連会社)
CEFRレベル目安
- B2(中上級): ビジネスや組織運営などの文脈でよく使われるため、一般的な日常会話レベルよりやや上の単語と言えます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 接頭語: 「af-」は、ラテン語の「ad-」(~へ、に向かう)から変化した形
- 語幹: 「-fili-」は、ラテン語で「息子」や「子ども」を意味する “filius/filia” が由来とされる
- 接尾語: 「-ate」は、動詞や形容詞、名詞を作り出す英語の典型的な接尾語
関連語や派生語
- affiliated (形容詞): 提携している、所属している
- affiliation (名詞): 提携関係、加盟、所属
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ (10個)
- affiliate program → アフィリエイトプログラム
- affiliate link → アフィリエイトリンク
- affiliate marketing → アフィリエイトマーケティング
- be affiliated with ~ → ~と提携している / ~に所属している
- affiliate network → アフィリエイトネットワーク
- local affiliate → 地元の系列 / 支部
- official affiliate → 公式の提携先
- affiliate agreement → 提携契約
- affiliate relationship → 提携関係
- university affiliate → 大学の関係者 / 付属機関
3. 語源とニュアンス
語源
- ラテン語の「affiliare」(子として迎え入れる)から派生したとされます。
「ad-(~へ) + filius(息子)」が原形となり、そこから「所属させる」「ファミリーの一員として迎え入れる」というニュアンスが生まれました。
ニュアンスと使用時の注意点
- 組織間の公式な関係を示すことが多く、ビジネスや公的機関などフォーマルな文脈で使われやすいです。
- 近年では「(個人や企業が)大手企業やブランドと提携する」文脈でもよく見られます(例: アフィリエイトマーケティング)。
- 口語でも使われますが、どちらかというとビジネスや組織関連の場面(ややフォーマル寄り)でよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 動詞としては、他動詞「~を提携させる」「~を加盟させる」として使われる場合と、自動詞的に「~と提携する (affiliate with)」と前置詞 “with” とともに使われる場合があります。
- 例: “The company decided to affiliate with a global brand.”
- 名詞としては、可算名詞です。
- 例: “They have many affiliates around the world.”
代表的な構文・イディオム
- affiliate A with B → A を B と提携させる (フォーマルな文脈)
- be affiliated with ~ → ~と関係している、提携している (広く使われる)
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文
- “I'm not sure which gym to join. I heard they are affiliated with other fitness centers.”
(どのジムに入会するか迷ってるんだ。あそこはほかのフィットネスセンターと提携しているらしいよ。) - “My sister is affiliated with a local art group in town.”
(私の姉は町のアートグループに所属しているのよ。) - “I just found out our favorite café is affiliated with that new bakery.”
(お気に入りのカフェが、あの新しいベーカリーと提携してるってわかったんだ。)
B. ビジネスシーンでの例文
- “Our company has decided to affiliate with a major tech firm to expand our market.”
(当社は市場拡大のため、大手テック企業と提携することを決定しました。) - “Please ensure that all affiliate agreements are reviewed by the legal team.”
(すべての提携契約は法務チームによってチェックされるようにしてください。) - “We’re looking to partner with affiliates who can promote our new product line.”
(私たちは新製品の販促をしてくれる提携先を探しています。)
C. 学術的・公的な文脈での例文
- “This university affiliate focuses on advanced research in environmental science.”
(この大学の関連機関は、環境科学の先端研究に力を入れています。) - “He is affiliated with several think tanks in Washington, D.C.”
(彼はいくつかのワシントンD.C.のシンクタンクと関わりを持っています。) - “Affiliated institutions share resources to support joint projects.”
(提携機関同士が資源を共有して、共同プロジェクトを支えています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- associate (アソシエイト)
- 「提携する」「共同する」という意味。やや幅広く、人・組織との結びつきに使われる。
- 「提携する」「共同する」という意味。やや幅広く、人・組織との結びつきに使われる。
- ally (アライ)
- 「同盟を結ぶ」という意味。政治的・軍事的に使われることが多く、やや強い結束関係。
- 「同盟を結ぶ」という意味。政治的・軍事的に使われることが多く、やや強い結束関係。
- partner (パートナー)
- 「パートナーとなる」「共に事業を行う」という意味。ビジネスやプライベートで広範囲に使う。
- 「パートナーとなる」「共に事業を行う」という意味。ビジネスやプライベートで広範囲に使う。
反意語
- disassociate (ディソシエイト)
- 「関係を断つ」「切り離す」という意味。
- 「関係を断つ」「切り離す」という意味。
- separate (セパレート)
- 「分離する」「切り離す」という意味。提携関係を解消する、断絶するような文脈で使われる。
- 「分離する」「切り離す」という意味。提携関係を解消する、断絶するような文脈で使われる。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA(国際音声記号): /əˈfɪl.i.eɪt/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きく変わりはありませんが、地域によってわずかに母音の響き方が異なる場合があります。
- アクセントは「fi(フィ)」の部分に主な強勢があります: a-FIL-i-ate
- よくある誤りは、「fil」の部分を「フィール」と伸ばしすぎたり、「affil - I - ate」の区切りを間違えて「affi-liate」のように発音するケースです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “affiliate” を “affilliate” や “affilate” と書いてしまうことがあるので注意。
- 同音異義語の混同: 特に同音異義語はありませんが、「affinity(類似性、親近感)」などと混ざってしまう学習者もいます。意味が異なるので区別が必要です。
- 試験での出題傾向: TOEIC などのビジネス英語試験で、「子会社」「関連会社」などの文脈や「提携関係を結ぶ」の意で登場することがあります。ビジネス関連単語として覚えておくと有利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “af + filiate” = “ad(~へ) + fili(息子) + -ate” という成り立ちをイメージすると、「誰かをファミリー(組織の一員)に迎え入れる」という連想がしやすいです。
- アフィリエイトマーケティング(affiliate marketing)として日本語でも定着しているため、「企業やサイトが連携して報酬を得る仕組み」のイメージを思い浮かべると馴染みやすいでしょう。
- “a-FIL-i-ate” の区切りや強勢位置をしっかり意識して発音しましょう。
以上が “affiliate” の詳細解説です。ビジネス上の「提携する」「関連会社」といった文脈で頻出する単語なので、スペリングと発音、そして「with」を使うフレーズなどを組み合わせて覚えておくと便利です。
(規模がさらに大きいグループに)…'を'加入させる,合併する,提携させる《+名+with(to)+名》
(…に)加入する《+to+名》;(…と)合併する,提携する《+with+名》
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