最終更新日:2024/06/12

The new refinery in the outskirts of town has created many job opportunities for the locals.

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郊外にできた製油所は、地元の人たちに多くの雇用の機会を与えています。

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元となった辞書の項目

refinery

名詞

〈C〉精製所, 精錬所, 製油所

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郊外にできた製油所は、地元の人たちに多くの雇用の機会を与えています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: refinery

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語): A place where raw or impure substances are refined, usually to remove impurities and make them suitable for further use.

意味 (日本語): 精製所(主に石油や砂糖などの原材料から不純物を取り除き、製品にする工場のこと)。

「ものをより純度の高い状態にする場所」というニュアンスの単語です。石油や金属、砂糖の原料などを精製するときに使われる工場を指すことが多いです。

活用形:


  • 単数形: refinery

  • 複数形: refineries

他の品詞形:


  • refine (動詞) … 「精製する」「洗練する」などの意味

  • refined (形容詞) …「精製された」「上品な」「洗練された」

  • refining (動名詞) … 「精製をしていること」

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 大学受験やIELTS/TOEFL、ビジネス英語にも登場するやや専門的な単語ですが、日常でもニュースなどで石油精製所の話題に触れる場合に見聞きすることがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 「refine(精製する)」 + 「-ery(場所や行為を示す接尾語)」

  • refine はラテン語の “re-” (再び) + “finis” (終わりや境界の意) に由来し、「一段と磨きをかける」というイメージを持つ単語です。

  • -ery は場所を示す接尾語で、bakery(パン屋)、brewery(ビール醸造所)などの単語にもみられます。

派生語・類縁語:


  • refine (動詞)

  • refinement (名詞)「洗練、改良」

  • refined (形容詞)「精製された、上品な」

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳を示します):


  1. oil refinery (石油精製所)

  2. sugar refinery (砂糖精製所)

  3. build a refinery (精製所を建造する)

  4. run a refinery (精製所を運営する)

  5. modern refinery (近代的な精製所)

  6. closed refinery (閉鎖された精製所)

  7. refinery worker (精製所の労働者)

  8. refinery capacity (精製能力)

  9. refinery maintenance (精製所の保守点検)

  10. major refinery (主要な精製所)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • もともとラテン語の “refinare” (re- + finis) がフランス語を経由し、英語に入ったと考えられています。

  • そこから形が発展し、精製や洗練を行う「場所」を表すために -ery が付与され “refinery” となりました。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 大規模な工業生産の現場を思い起こさせる語で、ビジネスや産業関連の文脈で使うことが多いです。

  • フォーマル/カジュアルという場面では、特にフォーマル・ニュース・産業関係の文書や会話で頻出します。

  • 石油や化学工業など「一度できあがった原料をより純度の高い形に加工する工場」を想像すると理解しやすいです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): a refinery / two refineries のように数えられます。

  • 文脈としては、下記のような構文で使われます:


    • “(主語) + built a refinery + (場所/時期).”

    • “(主語) + operates a refinery + (付帯情報).”


イディオムやよくある構文:


  • “to shut down a refinery” → 精製所を閉鎖する

  • “refinery output” → 精製所の生産量

使用シーン:


  • 産業・経済ニュース、技術レポート、ビジネス文書などフォーマルな文脈で出現することが多いです。日常会話では、その地域に大規模産業施設がある場合などに話に上ることがあります。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “We passed by an old oil refinery on our way to the beach.”

    (海辺に行く途中、古い石油精製所を通り過ぎたよ。)


  2. “My uncle works at the local sugar refinery.”

    (私のおじは地元の砂糖精製所で働いています。)


  3. “There’s a new refinery being built near the port.”

    (港の近くで新しい精製所が建設されています。)


5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company is investing heavily in upgrading the refinery’s infrastructure.”

    (当社は精製所のインフラを大幅に改善するため、多額の投資を行っています。)


  2. “The refinery’s output dropped due to maintenance work last quarter.”

    (前四半期、保守作業のため精製所の生産量が減少しました。)


  3. “We need to comply with environmental regulations when operating the refinery.”

    (精製所を稼働させる際には、環境規制を順守する必要があります。)


5.3 学術的・技術的文脈での例文


  1. “Recent studies highlight new technologies applied in petroleum refineries to reduce carbon emissions.”

    (近年の研究では、石油精製所での二酸化炭素排出削減を目的とした新技術の適用が注目されています。)


  2. “The efficiency of a refinery depends on both the process design and the quality of the crude oil.”

    (精製所の効率は、工程の設計と原油の品質の両方に左右されます。)


  3. “In chemical engineering textbooks, oil refineries are often presented as key examples of complex unit operations.”

    (化学工学の教科書では、石油精製所は複雑な単位操作の重要な例としてしばしば紹介されます。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  1. factory(工場)


    • 一般的に「工場」と言う場合はこちらを使います。ものづくり全般を指すため範囲が広いです。


  2. plant(プラント/工場)


    • industrial plant と言うと、製造工場や発電所など大きな産業施設全般を指し、精製だけに限定されません。


  3. mill(製造所)


    • 木材や穀物などを加工する「〜所」という意味があり、用途によってはrefineryに似ていますが、必ずしも精製を意味しません。


反意語:


  • はっきりとした反意語はありませんが、もし “raw material site” (原材料置き場) のように「加工前の場」を指す言葉を比較として挙げるなら、精製する場所の対極として用いられることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • アメリカ英語: /rɪˈfaɪnəri/

  • イギリス英語: /rɪˈfaɪn(ə)ri/

アクセント: 第2音節「fi」に強勢が置かれます: re-FI-ne-ry

よくある発音ミス:


  • 第2音節を「あい」としっかり発音しないで、「レファーンリー」などとなりがちな点。

  • 終わりの -ry が「リー」ではなく「りぃ」と短くなる傾向があるため、はっきり /əri/ と発音意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “refinery”を “refinary” や “refinnery” などと書かないように注意。

  • 同音異義語との混同: 明確な同音異義語はありませんが、「refine」や「fine」と混同して文中で使い方を間違えないようにしましょう。

  • 試験対策: TOEICやIELTSのリーディングパートで、ビジネスや産業に関する文章に登場することがあります。ニュース英語での頻出単語にもなり得るため、覚えておくと有利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “refine” + “-ery” → 「精製する場所」をイメージしやすいです。

  • bakery(パンを焼くところ)・brewery(ビールを醸造するところ)・refinery(精製するところ)で覚えるとセットで記憶に残りやすいです。

  • 「再び(re)+終わり(finis)でより完成度を高める」→ “refine” → そこからさらにモノを仕上げる工場 → “refinery” とストーリーを意識すると覚えやすいでしょう。

以上が名詞 “refinery” の詳細解説です。工業やエネルギー関連のニュースや文章でもよく登場するので、覚えておくと便利です。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
refinery
意味(1)

精製所;精錬所

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