最終更新日:2025/02/25

She gave a descriptive account of the accident.

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彼女は事故の記述的な説明をした。

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元となった辞書の項目

descriptive

形容詞

記述的な, 説明的な / 《...を》記述している《of ...》 / 詳しく述べられた

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解説

1. 基本情報と概要

単語: descriptive

品詞: 形容詞 (adjective)

活用形:


  • 原形: descriptive

  • 比較級: more descriptive

  • 最上級: most descriptive

英語での意味: describing or concerning description; providing details about what something is like.

日本語での意味: 「描写的な、記述的な」。物事を詳細に描写・説明する性質を表す形容詞です。文章や言葉が何かを具体的に伝えるときに使われます。「descriptive writing(描写的な文章)」など、状況や対象を分かりやすく詳細に伝えたいときに使われる単語です。

他の品詞形:


  • 名詞: description(記述, 描写)

  • 動詞: describe(述べる, 描く)

  • 副詞: descriptively(描写的に, 記述的に)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)くらい


  • B2:中上級 → 会話にも慣れてきて、より専門的な話題や抽象的な内容を理解し、自分で表現できるレベル


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • de-(接頭語): ラテン語由来で「下へ」「完全に」などの意味を持つ場合があるが、語源的には「描き下ろす」「書き下ろす」というニュアンス。

  • script(語幹): 「書く (write)」を意味するラテン語 “scribere” に由来。

  • -ive(接尾語): 形容詞化させるための接尾語。

よく使われるコロケーション(関連フレーズ10選)


  1. descriptive language → 描写的な言語

  2. descriptive words → 描写をする語彙

  3. descriptive writing → 描写的な文章作法

  4. descriptive essay → 記述的なエッセイ

  5. descriptive statistics → 記述統計学

  6. descriptive approach → 記述的なアプローチ

  7. highly descriptive style → 非常に描写の多いスタイル

  8. descriptive captions → 描写的なキャプション

  9. descriptive analysis → 記述的な分析

  10. descriptive grammar → 記述文法


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “describere”(書き下ろす、詳細に述べる)から派生しています。

もともとは「物事を詳細に、正確に描き出す」というニュアンスが強く、文学や言語学、統計学などで使われる用語です。

使用時の注意点・ニュアンス:


  • 「descriptive」は、あくまで「記述的に、詳細を書く・描く」という性質を強調します。分析や評価・判断の要素よりも、実際に「どのようであるか」を詳しく表すことに重きが置かれます。

  • 一般的にはフォーマル、学術的な文脈でよく使われますが、日常的な表現としても「詳しく説明する」という意味合いの強い文脈で用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使い方: 「(名詞) + is/are + descriptive of 〜」や「descriptive (名詞)」の形で使用されます。


    • 例: “This report is descriptive of current market trends.”


  • 可算・不可算: 形容詞のため、可算・不可算の区別はありません。

  • フォーマル/カジュアル: ややフォーマル〜中立的な響き。学術・ビジネス・公的な場面でよく用いられます。

  • イディオムや定型表現:


    • “descriptive of …” → 「…の特徴をよく表している」

    • “purely descriptive” → 「純粋に記述的な」



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I love reading descriptive passages in novels; they really bring the story to life.”


    • (小説の描写部分はすごく好きで、物語が生き生きしてくるんだよね。)


  2. “Could you be more descriptive when telling me about the painting you saw at the gallery?”


    • (ギャラリーで見た絵について、もっと詳しく教えてくれない?)


  3. “My friend’s explanation was very descriptive, so I understood the scene perfectly.”


    • (友達の説明がすごく詳しかったから、シーンが完璧にイメージできたよ。)


ビジネスシーン


  1. “We need a descriptive overview of the new product before we present it to our clients.”


    • (クライアントに提案する前に、新製品の詳細な概要が必要です。)


  2. “Please provide a descriptive summary of the survey results in the final report.”


    • (最終レポートには、アンケート結果の記述的な要約を載せてください。)


  3. “A highly descriptive job description can help attract the right candidates.”


    • (詳しく職務内容を記述すると、適任者を集めやすくなります。)


学術的な文脈


  1. “Descriptive writing practices are essential in qualitative research.”


    • (定性的研究では、描写的な文章術が欠かせません。)


  2. “Descriptive grammar focuses on how people actually use the language, rather than prescribing rules.”


    • (記述文法は、規則を押し付けるのではなく、人々が実際に言語をどのように使うかに焦点を当てます。)


  3. “In descriptive statistics, we summarize data to understand its basic features.”


    • (記述統計では、データの基本的な特徴を把握するために要約を行います。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. illustrative(説明的な、例解の)

  2. explanatory(説明のための)

  3. detailed(細かい詳細のある)

  4. expressive(表現に富む)

  5. depictive(描写する、描く様子を示す)

これらはいずれも「何かを細かく説明・描写する」点で共通していますが、


  • “detailed” は単に情報量が多いことに焦点があり、

  • “explanatory” は理解しやすさ・目的を果たすように説明する目的を強調します。

  • “descriptive” は「どのようなものかをありのままに表す」ニュアンスが際立ちます。

反意語 (Antonyms)


  • prescriptive(規範的な)

  • abstract(抽象的な)

“prescriptive” は「あるべきルールを定める・規範的」という意味で、 “descriptive” の「実際のあり方を描写する」「記述的」の反対です。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA): /dɪˈskrɪp.tɪv/


  • アクセント(強勢)は scrip の部分 (第2音節) に置かれます:de-SCRIP-tive。

アメリカ英語とイギリス英語の違い:


  • 基本的に同じですが、アメリカ英語のほうが /t/ が弱めに発音される場合があります。

  • イギリス英語では /t/ がややはっきりと発音される傾向があります。

よくある発音の間違い:


  • 最初の “de-” を強く発音してしまうこと。正しくは “dɪ-” と弱めにして、第二音節を強調します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「discriptive」と”c”を抜かして書いてしまうミスが多いので注意。

  • 同音異義語との混同: 特にはありませんが、descriptive と prescriptive は対比関係にあるので混同に気をつけましょう。

  • 試験対策:


    • 英検・TOEIC などでは、「descriptive statistics」や文法用語としての “descriptive grammar” などのフレーズがビジネスや学術的な文脈で出題される可能性があります。

    • 「explanatory」「illustrative」などの類義語との区別を求める問題が出ることもあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “describe” (述べる, 描く) と同じ「scrib(書く)」という語幹を持つことを思い出すと、 “descriptive” の「描写的な」という意味を思い起こしやすいでしょう。

  • 覚えるときは “de-SCRIP-tive” のように「SCRIP(書く)」部分を強調しておくとスペルも発音も定着しやすいです。

  • 例文とセットで「descriptive writing」「descriptive language」をイメージすると、文章を豊かに書くというポジティブなイメージで記憶しやすくなります。


以上が “descriptive” の詳細解説です。文章や言葉で何かを「詳細に説明・描写する」ニュアンスが中心にある単語なので、フォーマルな文脈から日常会話まで幅広く使うことができます。ぜひ使い方をイメージしながら覚えてみてください。

意味のイメージ
descriptive
意味(1)

詳しく述べられた

意味(2)

記述的な,叙述的な,説明的な;(…を)記述(説明)している《+of+

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