最終更新日:2025/08/17

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The counselor provided guidance to the students.

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元となった辞書の項目

counselor

助言者,相談相手 / 《おもに米》弁護士(lawyer)

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解説

以下では、英単語 counselor をできるだけ詳しく解説します。学習の参考にしてください。


1. 基本情報と概要

単語: counselor

品詞: 名詞


  • 英語での意味:

    “A person trained to provide advice, guidance, or therapy.”


  • 日本語での意味:

    「助言者」「カウンセラー」「相談役」「(メンタルや進路などの)相談に乗ってくれる専門家」。

    たとえば学校で進路相談をしてくれる”スクールカウンセラー”や、メンタルヘルス関連の”セラピスト”としての役割を果たすことが多い単語です。専門的なアドバイスを与える人を指す、丁寧で専門的な響きのある名詞です。


  • 活用形:

    名詞なので厳密な活用はなく、複数形は counselors となります。


  • 他の品詞形:


    • 動詞形: to counsel(助言する、相談に乗る)

    • 名詞(別形): counsel(助言、協議。または弁護士として“legal counsel”の意味も)


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)


    • A1:超初心者

    • A2:初級

    • B1:中級

    • B2:中上級 ← “counselor”は少し専門的なニュアンスがあるため

    • C1:上級

    • C2:最上級



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 語幹: counsel(助言をする・相談をする)

    • 接尾語: or(〜する人、〜するものを指す接尾語)


  • 他の単語との関連性:


    • counsel(助言、相談)

    • counseling(カウンセリング、相談業務)

    • counsellor(イギリス英語の綴り)


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


    1. career counselor (キャリアカウンセラー)

    2. guidance counselor (進路指導カウンセラー)

    3. marriage counselor (夫婦問題カウンセラー)

    4. camp counselor (キャンプ指導員・カウンセラー)

    5. mental health counselor (メンタルヘルスカウンセラー)

    6. school counselor (スクールカウンセラー)

    7. licensed counselor (有資格カウンセラー)

    8. professional counselor (専門のカウンセラー)

    9. counselor’s office (カウンセラー室)

    10. seek a counselor’s advice (カウンセラーの助言を求める)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    counselor はラテン語の “consulere”(助言をする、相談する)に由来し、そこから “counsel” という動詞や名詞になり、最後に “-or” によって「〜する人」という意味がつけ加わったとされます。


  • ニュアンス/注意点:


    • 「アドバイスや指導を行う専門家」というニュアンスが強いです。特にメンタルヘルスや教育・キャリアなどにおいてはプロとして相談に乗る人を指します。

    • フォーマルな場面や、専門職としての呼称として使われることが多い一方、口語でも「相談相手」という意味合いで使う場合があります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 名詞で使用する場合、可算名詞です。例: He is a counselor.(彼はカウンセラーだ)

    • 「counselor to~」などの前置詞句を伴い、「~のカウンセラー」という表現を作れます。

    • 例: He is a counselor to high school students.(彼は高校生のカウンセラーだ)。


  • よく使われる構文・イディオム:


    • talk to a counselor(カウンセラーに相談する)

    • seek help from a counselor(カウンセラーに助けを求める)

    • serve as a counselor(カウンセラーとして働く・務める)


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな文書でも、「counselor」という肩書きはそのまま用いられます。

    • 口語でも比較的一般的に通じますが、よりカジュアル言えば therapist など別表現を使う場合もあります。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. I’m feeling stressed. Maybe I should talk to a counselor.

    (ストレスを感じているんだ。カウンセラーに相談してみようかな。)


  2. My friend works as a school counselor and helps students with their personal problems.

    (私の友人はスクールカウンセラーとして働いていて、生徒たちの個人的な問題をサポートしています。)


  3. I had a quick chat with the camp counselor about the activities.

    (キャンプカウンセラーとアクティビティについて少し話しました。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. The company hired a counselor to support employees’ mental health.

    (その会社は従業員のメンタルヘルスをサポートするためにカウンセラーを雇いました。)


  2. Seeking professional counseling can improve workplace morale.

    (専門的なカウンセリングを受けることで、職場の士気が向上することがあります。)


  3. We’re hosting a seminar featuring a career counselor to guide our staff.

    (従業員のためにキャリアカウンセラーによるセミナーを開催します。)


(3) 学術的/フォーマルな文脈での例文


  1. According to the research, students who regularly meet with a counselor show improved academic performance.

    (研究によると、定期的にカウンセラーと面談している学生は学業成績が向上することが示されています。)


  2. A licensed mental health counselor must adhere to strict ethical guidelines.

    (資格を取得したメンタルヘルスカウンセラーは厳格な倫理基準に従う必要があります。)


  3. Counselors often apply evidence-based techniques in their practice.

    (カウンセラーは実践において、しばしばエビデンスに基づく手法を用います。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. advisor(アドバイザー)


      • 「助言者」というニュアンスは似ていますが、必ずしも心理的・メンタルケアの専門家とは限りません。


    2. therapist(セラピスト)


      • 心理療法士など、治療やセラピーを行う専門家。より臨床的なニュアンスがあります。


    3. consultant(コンサルタント)


      • ビジネスや特定の専門分野で助言を行う、プロのアドバイザー。


    4. guide(ガイド)


      • 直接的に「案内人」という意味が強く、心理的サポートという文脈ではあまり使われません。



  • 反意語:


    • 「相談を受ける側」を限定的に表す単語はありませんが、文脈としては client(クライアント)などが対になる存在です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈkaʊn.səl.ər/(カウン・スラー)

    • イギリス英語: /ˈkaʊn.səl.ər/ または /ˈkaʊn.səl.ə/(最後の音が弱く発音される)


  • アクセント:

    counselor の第一音節 coun に強勢があります。

  • よくある間違い:


    • councilor(評議員)や consul(領事)とスペルが似ているため混同しやすい。

    • イギリス英語の counsellor(綴りが “l” 二つ)との違いにも注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:

    counselorcouncillor(評議員)や counsellor(イギリス英語)を混同しがちなので気をつけましょう。

  • 同音異義語との混同:


    • council(評議会)や counsel(助言)との関連がややこしいので、スペリングと意味を整理しましょう。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検では「職務や役割を問う問題」「相談・カウンセリング」に関する長文内で登場することがあります。スペルや文脈を正確に抑えておくとよいでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ヒント: counsel(助言)+ or(人) ⇒ 助言する人。

  • イメージ: 「悩みや問題を親身に聞いてくれて、道筋を示してくれる人」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • 勉強テクニック:


    • スペリング: “coun-sel-or” の三つに区切って意識する。

    • 同様のパターンに doctor / actor / director など、or が「人」を表す単語があるのでまとめて覚えると便利です。



以上が “counselor” の詳細な解説です。スペリングの似た単語が多いので混同に注意しながら、文脈に合った使い方を身につけてください。学習の参考になりますように。

意味のイメージ
counselor
意味(1)

助言者,相談相手

意味(2)

《おもに米》弁護士(lawyer)

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