最終更新日:2025/10/21
編集履歴(0)
元となった辞書の項目

noon

名詞

(またnoonday,noontide,noontime)正午;真昼(midday) / 《the noon》)…の)最盛期《+of+名》

このボタンはなに?

私はいつも正午に散歩をします。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: noon

品詞: 名詞 (noun)

CEFRレベルの目安: A2(初級)


  • A2:初級レベル。日常生活の基本的な会話に出てくる単語。

意味


  • 英語: “noon” means 12 o’clock in the middle of the day.

  • 日本語: 「正午」という意味です。


    • 一般的には、お昼の12時ちょうどを示す言葉です。日常会話でもよく使われ、時間を指定するときに便利な単語です。


活用形


  • 名詞なので、基本的に形を変えることはありません。複数形として “noons” という形も理屈の上では存在しますが、ほとんど使われません。

他の品詞形


  • 形容詞的表現: “noonish” (口語的に「正午ごろの」というニュアンスで使われる場合もある)

    例)“Let’s meet around noonish.”(正午ごろ会いましょう。)


2. 語構成と詳細な意味


  • “noon” は短くシンプルな単語で、接頭語・接尾語は特にありません。ラテン語起源(語源は後述)ですが、それ以上に分解して説明できる要素は少ないです。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


  1. high noon(真昼、特に西部劇などで象徴的に使われる「正午」)

  2. at noon(正午に)

  3. before noon(正午前に)

  4. around noon(正午ごろに)

  5. noon break(昼休み)

  6. midday or noon meal(昼食)

  7. noon deadline(正午締め切り)

  8. near noon(正午近く)

  9. from dawn to noon(夜明けから正午まで)

  10. by noon(正午までに)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “nona hora” (「9番目の時間」=当時は日の出を基準に、9番目の時間が今の午後3時頃)に由来します。中世ヨーロッパの時代に宗教行事の時間が前倒しになり、結果として 12 時頃を示すようになり、現代の「正午」を意味するようになりました。

  • ニュアンス:


    • 正午ちょうどというはっきりした時刻を指すため、特にビジネスやスケジュール調整においてはフォーマルな響きもあります。

    • くだけた会話では “noon-ish” と少しゆるめに使えることもあります。

    • “noon” は比較的日常からフォーマルまで幅広く使われる単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 一般的に不可算名詞として扱われます(通常 “noon” に冠詞は付かない)。

  • 使用シーン:


    • フォーマル・カジュアル問わず時間指定で使われる。

    • よく “at noon” という前置詞とセットで使う。


  • イディオム:


    • “high noon” は「決闘の正午」というようなイメージもあり、古い西部劇の決戦の時刻を指す言い方として有名です。



5. 実例と例文

① 日常会話での例文


  1. “Let’s have lunch at noon.”


    • (正午にランチを食べよう。)


  2. “I usually get hungry right around noon.”


    • (だいたい正午ごろにお腹がすくんだよね。)


  3. “She called me at noon to check on our plans.”


    • (彼女は正午に私たちの予定を確認するために電話をくれたよ。)


② ビジネスシーンでの例文


  1. “The meeting is scheduled to start at noon tomorrow.”


    • (明日の会議は正午開始の予定です。)


  2. “Please submit the report by noon on Friday.”


    • (金曜日の正午までにレポートを提出してください。)


  3. “Let’s break for lunch at noon and resume at one.”


    • (正午に昼食休憩を取り、1時に再開しましょう。)


③ 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “Observations were recorded at noon daily over the course of a month.”


    • (観測は1ヶ月にわたって、毎日正午に記録されました。)


  2. “The experiment requires a consistent measurement at noon for accuracy.”


    • (この実験では、正確を期するために毎日正午の一定した測定が必要です。)


  3. “The peak temperature is often reached slightly after noon.”


    • (最高気温はしばしば正午を少し過ぎてから到達します。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “midday” (ミッデイ) – 「正午頃」「昼の真ん中」という意味。ほぼ同じように使われるが、少しカジュアル。

  2. “twelve noon” (トゥエルブ・ヌーン) – 「12時ちょうど」という強調表現。

  3. “noontime” (ヌーンタイム) – 「正午の時間帯」。より広く「正午前後」を指す。

反意語


  • “midnight” (真夜中) – 最も対照的な時刻。

  • “dawn” (夜明け) – 一日の始まりを示す点で正午とは対極。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /nuːn/

  • アクセント: “noon” は一音節なので、アクセントの位置は特に変化なく、単語全体をはっきり発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらも /nuːn/ でほぼ同じ発音ですが、アメリカ英語の方が少し “ヌーン” と母音が伸びやかになることが多いです。

  • よくある間違い: /nʊn/(ヌン)と短く発音してしまうこと。正しくは長い「uː」音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “afternoon” (午後) と混同しないように注意。午後は「12時以降から夕方まで」を 指すのに対し、“noon” は正午の瞬間、またはその付近の時間を含意します。

  • 冠詞 (“the” など) は基本的につかない表現が普通ですが、場合によっては文学的表現で “the noon” と書かれることがあります。

  • スペルミス: “noon” を “none” や “noonn” と書かないように気をつけましょう。

  • 試験対策: TOIECや英検などのリスニング問題で時間やスケジュールを問われる際に “noon” がよく聞かれます。発音に注意しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ヌーン」と長めに言うとお昼を表すイメージがわきやすいです。

  • 「n+oon=ぬーん」→ “moon” (月) と綴りが似ていますが、月ではなく“昼”を思い出すように。

  • ちょうど時計の針がまっすぐ立つイメージ(12時)で「ヌーン」と覚えましょう。


以上が、“noon” の詳細な解説です。正午を指す便利な単語として、日常生活でもビジネスシーンでもバランスよく使われる言葉ですので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
noon
意味(1)

(またnoonday,noontide,noontime)正午;真昼(midday)

意味(2)

《the noon》)…の)最盛期《+of+

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★