最終更新日:2025/10/02

We need to cooperate with each other to achieve our goals.

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元となった辞書の項目

cooperate

動詞

〈他〉《Aと》《Bについて》協力する,共同する / 応じる《with A》 《on,in B(doing)》 / (状況などが)うまく運ぶ

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私たちは目標を達成するためにお互いに協力する必要があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: cooperate

品詞: 動詞 (自動詞)

日本語の意味: 「協力する」

英語の意味: “To work or act together with others to achieve a common goal.”

「cooperate」は、「一緒に働く」「協力する」という意味を持つ動詞で、誰かと一緒に目標を達成しようとするときに使われる単語です。日常会話やビジネスシーンでよく使われ、「協力する」というニュアンスを丁寧に伝えます。

活用形:


  • 現在形: cooperate

  • 過去形: cooperated

  • 過去分詞形: cooperated

  • 現在分詞形: cooperating

他の品詞:


  • 名詞: cooperation(協力)

  • 形容詞: cooperative(協力的な)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

B2レベル:ある程度複雑な話題でも、自分の意見を述べたり、相手の意見と調整しながら話を進められるレベルの英語力を想定。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭辞: co- (一緒に)

  • 語幹: operate (“動かす”, “働く”)

co- は「共に、一緒に」という意味を持つ接頭辞で、operate は「作動する」「行動する」という動詞です。これらが組み合わさって「一緒に行動する → 協力する」という意味が生まれています。

関連語や派生語:


  • cooperation (n.): 協力

  • cooperative (adj.): 協力的な

  • cooperator (n.): 協力者

よく使われるコロケーション10選:


  1. cooperate fully:全面的に協力する

  2. cooperate with each other:お互いに協力する

  3. cooperate with authorities:当局と協力する

  4. cooperate with inquiries:調査に協力する

  5. agree to cooperate:協力に合意する

  6. refuse to cooperate:協力を拒む

  7. be willing to cooperate:進んで協力する

  8. cooperate on a project:プロジェクトで協力する

  9. cooperate closely:緊密に協力する

  10. request cooperation:協力を求める(※厳密には名詞形cooperationですが、セットでよく使います)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “cooperari” から来ており、


  • “co-” (共に) + “operari” (働く;operateの原形)

    この組み合わせで、元々は「一緒に働く」という意味を示していました。

ニュアンス:


  • 「協力する・助け合う」というポジティブで前向きな響きがあります。

  • 公的な場面・ビジネスなどフォーマルな状況でも使われやすいですが、日常会話でも問題なく使えます。

口語か文章か、カジュアルかフォーマルか:


  • 「協力してくれる?」というライトなやり取りから、「各部署が協力し合う」などビジネス文書風の文脈まで幅広く使えます。

使用上の注意点:


  • 「cooperate」は主語が「一緒に動く」場合に使われるので、目的語を直接とらず、“cooperate with…” や “cooperate on…” と前置詞をとることが一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞ではなく自動詞としての使用が一般的


    • 例: We need to cooperate with the local community.

    • このように “cooperate with + 人/組織” の形にすることが多い。


  2. 構文例


    • cooperate with + 名詞 (人・組織)

    • cooperate in/on + 名詞/プロジェクト (活動内容)


  3. フォーマル/カジュアルな場面


    • 日常会話でも丁寧に「協力する」と伝えたい場合に使われる。

    • ビジネスから学術的文脈まで幅広く使われる比較的フォーマルよりの語。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you cooperate with me for a moment? I need help moving this table.”


    • 「ちょっと協力してくれない? このテーブルを移動するのに手伝ってほしいんだ。」


  2. “My siblings and I cooperated to plan a surprise party for our parents.”


    • 「兄弟姉妹で協力して、両親へのサプライズパーティーを企画したんだ。」


  3. “We have to cooperate if we want to finish cleaning this room quickly.”


    • 「この部屋を早く片づけたいなら、協力し合わなくちゃ。」


ビジネスでの例文


  1. “Our departments need to cooperate more effectively to meet the deadline.”


    • 「締め切りに間に合わせるために、部署同士がもっと効果的に協力し合う必要があります。」


  2. “They cooperated with the new manager to streamline the workflow.”


    • 「彼らは新しいマネージャーと協力して、作業工程を効率化しました。」


  3. “The client is willing to cooperate on the next phase of the project.”


    • 「クライアントはプロジェクトの次の段階で協力する意向です。」


学術的な文脈での例文


  1. “Research institutions often cooperate to share findings and reduce costs.”


    • 「研究機関は、知見や費用を共有するために協力し合うことが多い。」


  2. “Several universities are cooperating on a large-scale climate change study.”


    • 「いくつかの大学が大規模な気候変動研究で協力しています。」


  3. “Scientists worldwide must cooperate to combat global infectious diseases.”


    • 「世界中の科学者が協力して、世界的な感染症に対処しなければなりません。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. collaborate (共同作業をする)


    • “collaborate” は、特に創造的なプロジェクトや研究などでもよく使われ、共同で作り上げるニュアンスが強い。


  2. work together (一緒に働く)


    • 砕けた表現ではあるが、最もシンプルに意味を伝えることができる。


  3. team up (チームを組む)


    • カジュアルな言い回しで、チームとして協力する感覚を伝える。


反意語 (Antonyms)


  1. oppose (反対する)

  2. compete (競争する)

  3. resist (抵抗する)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /koʊˈɑːpəreɪt/

  • イギリス英語: /kəʊˈɒpəreɪt/

アクセント位置:


  • 「co-op-er-ate」の “op” の部分に強勢が来る。

発音の注意点:


  • アメリカ英語では「コウアーパーレイト」に近い発音。

  • イギリス英語では「コウオパレイト」に近い響きになる。

  • “co” の部分を「コ」ではなく、あいまい母音の「カ」(kə) にするとイギリス英語っぽくなる。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “coorperate” や “cooprtae” など、母音の順番を間違えやすい。

    • 正しくは “cooperate”。「oo」ではなく「oa」であることに注意。


  2. 同音異義語/類似スペル


    • corporation(法人)や corporate(企業の)と混同に注意。意味やアクセントが全く異なる。


  3. 前置詞の使い方


    • “cooperate with + 人”が基本形。目的語がある場合は、 “with ~” を使うことを忘れないように。


  4. 試験対策 (TOEICなど)


    • ビジネス文脈で出ることが多い。 “cooperate with…” における前置詞の誤用が穴になりやすい。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ:

    “co-” (一緒に) + “operate” (動かす/働く) → 文字通り「一緒に動く」→「協力する」

  • 勉強テクニック:


    1. “co + operate” で区切って覚える。

    2. スペルは「cooperate」で、「oo」ではなく「oa」がポイントだと意識する。


  • 覚え方:

    名前に “Co-op” とついているお店(生協: cooperative society)を思い出すと、「協力する」イメージがわきやすい。


以上が「cooperate」の詳しい解説です。

「一緒に働く」「協力する」という前向きな意味があるので、相手と何かを一緒に行うときなど、積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
cooperate
意味(1)

《Aと》《Bについて》協力する,共同する;応じる《with A》 《on, in B(doing)》

意味(2)

(状況などが)うまく運ぶ

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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