最終更新日:2025/11/25

This is an introductory course to computer programming.

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元となった辞書の項目

introductory

【形】紹介の / 前置きの / 序文の

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これはコンピュータプログラミングの紹介コースです。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: introductory

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): serving as an introduction; preliminary or initial

意味(日本語): 導入の、入門の、前置きの

「introductory」は、何かを始めるときに使われる形容詞で、「最初の段階」「導入部分」といったニュアンスを持ちます。例えば、「導入のスピーチ」「入門コース」といった場面で用いられます。

活用形

形容詞なので、動詞のような活用変化はありませんが、比較級・最上級を用いる場合は、


  • more introductory

  • most introductory

    となります。

他の品詞になったときの例


  • introduce (verb) 「導入する」

  • introduction (noun) 「導入、序文」

  • introductory (adjective) 「導入の、入門の」

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    本単語は大学の教科書やビジネスシーンでもよく用いられるややフォーマルな単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • intro-: 「中へ」「~の内側へ」という意味のラテン語由来

  • -duct-: 「導く」「導入する」という意味 (この部分は “introduce” でも使われています)

  • -ory: 形容詞を作る接尾語。「~に関する・~の役割をする」といった意味を加える役割

派生語・類縁語


  • introduce (v)

  • introduction (n)

  • introductory (adj)

  • conductor (n) (導くもの → 音楽の指揮者や車掌など) 同じ “duct”を含む語

よく使われるコロケーション(10個)


  1. introductory course → 入門コース

  2. introductory chapter → 序章

  3. introductory paragraph → 序文

  4. introductory lecture → 導入講義

  5. introductory remark → 導入の言葉

  6. introductory session → 導入セッション

  7. introductory price → お試し価格、初回価格

  8. introductory offer → 初回限定オファー

  9. introductory level → 初級レベル

  10. introductory note → 前置きの注意書き、序文


3. 語源とニュアンス

語源

「introductory」は、ラテン語の “intro” (内へ) + “ducere” (導く) に由来する “introducere” がもとです。そこから “introduction” が派生し、さらに形容詞形として “introductory” が生まれました。

ニュアンスや使用時の注意


  • 何か新しい事柄を始める、もしくは導入する文脈で使われるため、フォーマルからビジネスシーン、学術的な環境まで幅広く使えます。

  • 「初めて触れるための」「最初の段階を示す」ニュアンスが強いです。

  • 口語でも使われることはありますが、よりフォーマルで書き言葉向きの傾向が強い表現です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞(adjective)として、名詞を修飾する位置で使います。

    例: an introductory paragraph (あるテキストの最初の段落)

  • 他動詞・自動詞の区別はありません(形容詞なので動きのあり方は関係しません)。

  • 文章で使う際は、メインの名詞 (course, chapter など) の前に置いて「導入の~」の意味を加えます。

イディオム・構文


  • “by way of an introductory remark” → 「前置きとして」

  • “an introductory yet crucial part” → 「導入ではあるが重要な部分」


5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈の3つに分けて例文を示します。

① 日常会話 (3例)


  1. “I just signed up for an introductory yoga class.”

    (私は入門ヨガクラスに申し込みました。)


  2. “The book has an introductory chapter that explains the main characters.”

    (その本は主要な登場人物を解説する序章があります。)


  3. “I read the introductory note before starting the novel.”

    (小説を読み始める前に、前置きの注意書きを読みました。)


② ビジネスシーン (3例)


  1. “We’re offering an introductory price for our new software this month.”

    (今月は新作ソフトウェアに対してお試し価格を設けています。)


  2. “Let’s schedule an introductory meeting with the new client.”

    (新しい顧客との初回の打ち合わせをスケジュールしましょう。)


  3. “Please prepare some introductory remarks for the conference.”

    (会議に向けた導入コメントを用意してください。)


③ 学術的な文脈 (3例)


  1. “His paper begins with an introductory section on the research background.”

    (彼の論文は研究背景についての導入部分から始まります。)


  2. “The professor gave an introductory lecture on quantum mechanics.”

    (教授は量子力学の導入講義を行いました。)


  3. “We will conduct an introductory survey to gauge participant interest.”

    (参加者の関心を測るために導入調査を行います。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. preliminary (予備的な、準備段階の)


    • “preliminary”は正式な開始前の準備を示すため、少しフォーマル。


  2. initial (最初の)


    • “initial”は「開始段階」を強調するが、導入説明のニュアンスはやや薄い。


  3. opening (開幕の)


    • 配置や場面にフォーカスし、イベントや章の最初に用いられる。


  4. beginning (初めの)


    • もっとカジュアルで幅広い文脈で使われる。


反意語 (Antonyms)


  • concluding (終わりの)

  • final (最終の)

  • closing (締めくくりの)


7. 発音とアクセントの特徴

IPA(国際音声記号): /ˌɪn.trəˈdʌk.tər.i/


  • アメリカ英語 (GenAm)・イギリス英語 (RP) ともに大きく異なる発音ではありませんが、/tər/ のあたりで、アメリカ英語では “タ” (tər) よりもやや弱めに発音されることがあります。

  • アクセントは “-duc-” (ドゥック) の部分に置かれます。

  • つづりの途中にある “o” と “u” の音を混同しやすいので、「イントラダク・トリー」のように意識して発音するとよいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「introducory」や「introdactory」と誤記されることがあります。

    • “introduce” や “introduction” から形容詞形を作る際に “tor” の部分が正確か注意してください。


  2. 意味の混同


    • 「introduction (導入)」が名詞で、「introductory (導入の)」が形容詞という違いを混同しないようにしましょう。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検などでも「入門的なコース」「 introductory course」などとして出題される場合があります。

    • 長文読解などで「前置きの意見」や「初期の説明」を指し示すキーワードとして出てくることが多いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “intro” = “入り口”, “introductory” = “入り口的な役割”とイメージするとわかりやすい。

  • 「最初の導入部分」という連想を「序章がある形容詞」と覚えてしまうのも手。

  • スペルをチェックする際、必ず “introduc + t + ory” と順番に切って確認するとミスを減らせます。


以上が “introductory” の詳細な解説です。新しい学習内容や物事を始めるときに頻出する単語なので、使えるようになると英語の表現力が一段と広がります。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
introductory
意味(1)

紹介の;前置の;序文の

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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