最終更新日:2025/08/21

彼女は大学でジャーナリズムを学び、今は大手新聞社の記者として働いています。

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元となった辞書の項目

journalism

名詞

ジャーナリズム(新聞雑誌・テレビなど報道業;その世界) / 《集合的に》新聞雑誌 / (大学の)新聞学科,ジャーナリズム科 / 新聞雑誌[向き]の文[章]

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解説

名詞 “journalism” を詳細に解説


1. 基本情報と概要

英語: journalism

日本語: ジャーナリズム

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語):

「journalism」は、ニュース、出来事、情報を収集・報道・編集・発信する活動や仕事、またはその学問を指す言葉です。

意味(日本語):

「ジャーナリズム」とは、新しい情報や社会の出来事を集め、整理し、新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどさまざまな媒体を通じて広く伝える営みや、その専門的分野を指します。報道活動とも言います。公共の利益や人々の知る権利を満たすために、正確かつ客観的な情報を伝えることが求められます。「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」の例としては、ニュース制作や取材、報道の品質・信頼性を論じるときに「journalism」という言葉をよく使います。

活用形:

名詞のため、複数形はありません (不可算名詞として扱われることが一般的です)。

他の品詞になった場合の例:


  • journalist (名詞): ジャーナリスト(報道従事者)

  • journalistic (形容詞): ジャーナリズムに関する、報道の

  • journalistically (副詞): ジャーナリズムの観点から

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2:ある程度複雑な文章や情報を理解し、また意見を述べることが得意なレベルを想定した単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • journal(日記・新聞・定期刊行物)に由来し、語幹は “journal”。

  • “-ism” は「〜主義」「〜活動」「〜学」などを表す接尾語。

他の単語との関連性


  • journal (名詞): 日記、雑誌、定期刊行物

  • journalist (名詞): ジャーナリスト

  • journalistic (形容詞): 報道の

  • journalese (名詞): ジャーナリズム独特の文体

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)


  1. investigative journalism

    (調査報道)

  2. citizen journalism

    (市民ジャーナリズム)

  3. media journalism

    (メディアを通じた報道)

  4. broadcast journalism

    (放送ジャーナリズム)

  5. print journalism

    (紙媒体のジャーナリズム)

  6. online journalism

    (オンラインのジャーナリズム)

  7. journalism ethics

    (ジャーナリズムの倫理)

  8. journalism school

    (ジャーナリズム学科・学校)

  9. quality journalism

    (質の高い報道)

  10. local journalism

    (地方ローカルの報道)


3. 語源とニュアンス

語源


  • journal はラテン語で「一日」を意味する “diurnalis” に由来し、それがフランス語の “journal” となって「日記」や「新聞」を指すようになりました。そこに “-ism” が付いて「報道活動・報道の専門分野」という意味になりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「journalism」は、ニュースや報道に関する専門活動という印象が強い単語です。

  • 公共性や公平性、信ぴょう性が求められるという社会性の強いニュアンスがあります。

  • カジュアルな文脈よりは、ややフォーマルまたは公的な表現で使われる傾向が強いです。

  • メディア論や社会学の文脈でもよく登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 不可算名詞

    “journalism” は基本的に不可算名詞として扱われます。

    例: The field of journalism is constantly evolving.

    (ジャーナリズムの分野は絶えず進化している。)


  2. 使用シーン


    • フォーマル: 報道関係の話題でフォーマルに使われることが多い

    • 調査や学術的なレポート、評論で使われる

    • 日常会話で “journalism” を使う際は、ニュースや報道全般を語るときに登場します


主な構文例:


  • “(Someone) studied journalism.”

  • “(Someone) has a background in journalism.”

  • “(Something) is an important aspect of journalism.”


5. 実例と例文

日常会話で使われる例文


  1. “I’ve always been fascinated by journalism and how reporters gather news.”

    (私はずっとジャーナリズムに魅了されていて、記者たちがどうやってニュースを集めるのか興味があるんだ。)


  2. “My sister chose journalism because she loves writing about current events.”

    (私の姉は時事問題を書くのが好きなので、ジャーナリズムの道を選びました。)


  3. “Do you read any online journalism platforms regularly?”

    (普段、オンラインの報道サイトを定期的に読んでいる?)


ビジネスシーンで使われる例文


  1. “Our company’s public relations strategy relies heavily on positive journalism coverage.”

    (当社の広報戦略は、好意的なジャーナリズム報道に大きく依存しています。)


  2. “We believe that supporting local journalism helps build trust with our community.”

    (地域のジャーナリズムを支援することは、地域社会との信頼関係構築に役立つと考えています。)


  3. “Her expertise in journalism will contribute significantly to our media outreach efforts.”

    (ジャーナリズムに関する彼女の専門知識は、当社のメディアを活用した広報活動に大いに役立つでしょう。)


学術的な文脈で使われる例文


  1. “Ethics in journalism is a pivotal subject in modern media studies.”

    (現代のメディア研究では、ジャーナリズムの倫理が非常に重要なテーマです。)


  2. “The role of journalism in democracy cannot be understated.”

    (民主主義におけるジャーナリズムの役割は軽視できません。)


  3. “His dissertation focuses on the evolution of digital journalism over the past decade.”

    (彼の博士論文は、過去10年間におけるデジタルジャーナリズムの進化に焦点を当てています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. reporting (報道)


    • “journalism” と近い意味だが、「実際にリポートを作成し、伝える行為」に特化した意味が強い。


  2. news coverage (ニュース報道)


    • ニュースを伝える行為や内容を指すが、人材育成や学問分野というよりは、実際の報道内容に焦点を当てる。


  3. media (メディア/媒体)


    • 「報道」というよりは、広義でテレビや新聞、雑誌、オンラインプラットフォームを指す言葉。


反意語

厳密な反意語はありませんが、文脈的に対義的な概念としては「propaganda(プロパガンダ)」や「misinformation(誤情報)」が挙げられます。これらは「客観的情報から逸脱している」という点で対立的意味を持ちます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈdʒɝː.nə.lɪ.zəm/

  • イギリス英語: /ˈdʒɜː.nə.lɪ.zəm/

強勢


  • 「-jour-」の部分(最初の音節 “jour”)に強勢があります: JUR-nuh-li-zuhm

参考ポイント


  • アメリカ英語では “journalism” の “r” をはっきり発音し、「ジャーなリズム」のように聞こえます。

  • イギリス英語では “r” の音がやや弱く、母音が少し長めに発音されます。

  • ism の部分を “-i-zuhm” と短く軽く発音するのが一般的です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “journalism” の “u” を抜かして “jornlism” としてしまうミスに注意。


  2. 同音異義語との混同


    • 同音異義語は特にありませんが、「journal(雑誌、定期刊行物)」との区別が混乱を招く場合があります。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検などでは、メディア関連の記事や広告を分析させる問題文中で登場することが多いです。

    • 「ジャーナリズムの原則(公正中立、客観性、倫理観)」などの文脈で問われることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “journal” は「(毎日) 書くもの」というイメージから、世界中の出来事を日々伝える仕事、と覚えやすいです。

  • “-ism” は「〜主義、〜学」などを作る接尾語なので、「journal」という言葉よりもう少し「活動や専門領域」にフォーカスした印象を持っておくとよいでしょう。

  • 記憶法:


    • 「journal(ジョーナル)」+「-ism(イズム)」→「ジョーナル+イズム」→ 報道活動や分野。そのイメージを頭に植え付ける。



以上が名詞 “journalism” の詳細解説です。報道活動の専門用語として、また社会・政治・文化などの幅広いテーマにかかわる重要な単語ですので、ぜひ使い方や例文とともに覚えておきましょう。

意味のイメージ
journalism
意味(1)

ジャーナリズム(新聞雑誌・テレビなど報道業;その世界)

意味(2)

《集合的に》新聞雑誌

意味(3)

(大学の)新聞学科,ジャーナリズム科

意味(4)

新聞雑誌[向き]の文[章]

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