最終更新日:2024/06/13
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I bought a volume of poetry.

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元となった辞書の項目

volume

名詞

〈C〉(特に分厚い)本,書物 / 〈C〉(シリーズものの)巻,冊(《略》(単数形で)vol.,(複数形で)vols.) / 〈U〉(…の)体積,容積《+of+名》 / 〈U〉〈C〉)…の)量,かさ《+of+名》 / 〈U〉(…の)音量,音の強さ,ボリューム《+of+名》 / 《複数形で》多量(の…),たくさん(の…)《+of+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: volume

品詞: 名詞 (countable/uncountable の場合あり)

CEFRレベル: B1 〜 B2(中級〜中上級レベル)


  • 英語での意味: “Volume” can mean:


    1. The amount of space that something contains or occupies. (量、容積)

    2. A book or a bound collection of printed sheets. (本、冊子)

    3. The level of sound, especially of music or someone’s voice. (音量)


  • 日本語での意味: 「volume」は「容積・量」、「本や冊子の巻」、「音量」などを指します。例えば、部屋の「空間の量」を表したり、分冊になっている書籍の「巻」を示したり、ステレオの「音量」を上げるときなどに使います。日常的にもビジネスでも学術的シーンでも幅広く登場する単語で、文脈に応じて使い分けられることが多いです。


活用形


  • 複数形: volumes

他の品詞形


  • 形容詞: voluminous(「非常に大きい、かさばる」の意味で使われる)

    例: “a voluminous suitcase” (かさばるスーツケース)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源: 後述の語源の項目を参照

  • 接頭語・接尾語などは特に含まれていません。語幹は “volum-” として認識できますが、接頭語や接尾語が組み合わさっていない単語です。

よく使われる意味・使い方


  1. 量・容積: 「ある物体や空間が占める量」を指すとき

  2. 冊・巻: 漫画や小説、学術書が何冊にも分かれている場合、それぞれの「巻」を指す

  3. 音量: テレビや音楽プレーヤーの「音量」を指す

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. “turn down the volume” — ボリューム(音量)を下げる

  2. “turn up the volume” — ボリューム(音量)を上げる

  3. “volume of traffic” — 交通量

  4. “high volume of sales” — 大量の売上

  5. “volume control” — 音量調整

  6. “volume of data” — データ量

  7. “volume of water” — 水量

  8. “volume knob” — 音量のつまみ

  9. “in the first volume” — 第1巻で

  10. “publication volume” — 刊行物の巻


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “volumen” から来ており、もともとは「巻物」を意味していました。そこから「書物の巻」や「音量」「容積」を指すように派生してきました。

  • ニュアンス: 話し言葉でも書き言葉でも広く使われますが、学術分野では「研究書の巻数」や「容積・量」として、ビジネスでは「取引量」「売上量」、日常生活では「音量」という具合に、それぞれ少しずつ使い方が変わります。カジュアルにもフォーマルにも対応可能です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算の区別:


    • 「本の巻」を指すときは可算名詞 (a volume / two volumes)。

    • 「量(容積)」を指す場合は文脈によって可算・不可算いずれも使われますが、一般的には可算名詞で表現することが多いです。

    • 「音量」も可算として扱うケースが多いですが、慣用的に不可算的に扱われる場合もあります。


  • 一般的な構文例:


    1. “The volume of this container is 2 liters.” (容積の用例)

    2. “Have you read the second volume of that series?” (書籍の巻の用例)

    3. “Please lower the volume.” (音量の用例)



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you turn up the volume? I can’t hear the TV very well.”

    (ボリュームを上げてくれない?テレビがよく聞こえないんだ。)

  2. “I left my phone on low volume so I missed the call.”

    (電話の音量を低くしたままで、着信に気づかなかった。)

  3. “This speaker has great volume for such a small size.”

    (このスピーカー、小さいわりに音量がすごいね。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company handles a large volume of customer data every day.”

    (当社は毎日、大量の顧客データを扱っています。)

  2. “We need to reduce the volume of paperwork to improve efficiency.”

    (業務効率を上げるために、書類の量を減らす必要があります。)

  3. “The sales volume for this quarter exceeded our expectations.”

    (今期の売上高は予想を上回りました。)

学術的な文脈での例文


  1. “According to the first volume of the encyclopedia, the species was discovered in 1875.”

    (百科事典の第1巻によると、その種は1875年に発見されたそうです。)

  2. “We measured the volume of oxygen produced during the experiment.”

    (実験中に生成された酸素の体積を測定しました。)

  3. “This journal’s latest volume focuses on climate change adaptations.”

    (この学術誌の最新巻は気候変動への適応策に焦点を当てています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “capacity” (容量・収容力)


    • 「容積」や「許容量」を強調するときに使います。容器や施設などに対して特に用いられがち。


  2. “amount” (量)


    • 物理的な量だけでなく抽象的な量(情報量など)にも幅広く使われます。


  3. “quantity” (数量)


    • 計量可能な「数量」を主に示すときに使われます。 “volume” よりも数字の面を強調するイメージ。


  4. “book” / “tome” (本、書籍)


    • 「巻」・「本」の意味だけに注目するときは “book”、「重厚で学術的な本」のニュアンスなら “tome”。


反意語 (Antonyms)


  • 音量の文脈では “mute” (無音) や “silence” (静寂) などが反意の状況を表すと考えられますが、直接の反意語というよりは状況に応じた対照的表現となります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈvɒl.juːm/ (イギリス英語), /ˈvɑːl.juːm/ または /ˈvɑːl.jəm/ (アメリカ英語)

  • アクセント: “vo-lume” の “vo” の部分に強勢があります。

  • よくある発音の間違い:


    • “vol-oom” と後半を長くしすぎる場合があるので注意。

    • アメリカ英語では第一音節 “vol” の “o” を「アー」に近い発音にする場合があります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “volume” の “u” を抜かして “volme” としてしまうなど。

  • 同音異義語との混同: 明確な同音異義語はほとんどありませんが、つづりや音が似た単語 (“volumes” のように語尾が -s かどうか) に注意。

  • 試験対策: TOEIC や英検、大学入試などで「売上高(量)」を表すビジネス分野や、「書籍の巻数」を扱う学術分野など、幅広い文脈で出題される可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Volume” の “vol-” という部分は「膨らむ」ようなイメージを持つと、容積や量をイメージしやすくなります。

  • 英語学習では、テレビや音楽プレイヤーを操作するときに常に “turn the volume up/down” というフレーズを思い浮かべると、自然と身につきます。

  • “本の巻” でも「物がどんどん積み重なる」というイメージを連想すると、巻を重ねる感覚がつかみやすいでしょう。


以上が名詞 “volume” の詳細な解説です。日常からビジネス、学術面まで幅広く利用される単語なので、文脈に応じて意味を取り違えないように気をつけてください。いつでも耳にするフレーズ「マンガ○巻」「音量を上げる」などで身近に感じると覚えやすくなるでしょう。

意味のイメージ
volume
意味(1)

〈C〉(特に分厚い),書物

意味(2)

〈C〉(シリーズものの),冊(《略》(単数形で)vol.,(複数形で)vols.)

意味(3)

〈U〉(…の)体積,容積《+of+名》

意味(4)

〈U〉〈C〉)…の),かさ《+of+名》

意味(5)

〈U〉(…の)音量,音の強さ,ボリューム《+of+名》

意味(6)

《複数形で》多量(の…),たくさん(の…)《+of+名》

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