最終更新日:2024/06/17

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元となった辞書の項目

edition

名詞

(刊行物の)版;(同じ版で同時に刷った)全発行部数;(同じ版の)1冊(部) / 《修飾語[句]を伴って》(装丁などから見た)…版,体裁

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解説

1. 基本情報と概要

単語: edition

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): A particular form or version of a published text or work.

意味(日本語): 出版物や作品の「版」、あるいは特定のバージョン・形態を表します。

「edition」は、本や雑誌、ソフトウェアなどの「〜版」を指す言葉です。たとえば書籍では「第一版」「改訂版」、イベントや限定リリースなどでもよく使われる表現で、「〜のバージョン」や「〜の特別仕様」といったニュアンスを持ちます。所持している本の版がいつ印刷されたかを示す場合や、雑誌の最新号を示す場合、さらに何らかのシリーズのどのバージョンかを指定するときなどに使われます。

活用形


  • 単数形: edition

  • 複数形: editions

他の品詞形


  • edit (動詞): 編集する

  • editor (名詞): 編集者

  • editorial (形容詞): 編集の、編集に関する

  • editorially (副詞): 編集上(の視点)で

CEFRレベルの目安


  • B1: 中級

    日常的なトピックであれば理解ができ、簡単な文章や説明を自力で作成できるレベルです。

    「edition」は特定の分野(出版・メディアなど)に触れる場面があると自然に出てきます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: edit

  • 接尾語: -ion (名詞をつくる接尾語)

「edition」という単語は「edit(編集する)」という動詞に、名詞化する接尾語「-ion」が付いてできています。多くの単語で見られるように、「-ion」は動作や状態を表す名詞をつくる役割を持っています。

関連語(派生語など)


  • edit: 編集する

  • editor: 編集者

  • editorial: 編集の、社説の

  • re-edition: 再版

よく使われるコロケーション(10個)


  1. first edition(初版)

  2. limited edition(限定版)

  3. revised edition(改訂版)

  4. second edition(第二版)

  5. collector’s edition(コレクターズ・エディション)

  6. new edition(新しい版)

  7. special edition(特別版)

  8. international edition(国際版)

  9. final edition(最終版・最終号)

  10. paperback edition(ペーパーバック版)

いずれも、日本語では「◯◯版」という形で訳されるのが一般的です。


3. 語源とニュアンス

「edition」の語源は、フランス語の“édition”にさかのぼり、さらにラテン語の“editio”(「世に出すこと」や「発行すること」という意味)に由来します。もともとは“edere”という「出版する」「外に出す」という動詞から来ています。

使用時の微妙なニュアンス


  • 「edition」自体は、特にカジュアル・フォーマルの強い区分なく、出版物などの種類を示すために広く使われます。

  • 口語でも文章でも使われますが、あまり口語で多用する単語ではありません。比較的落ち着いた印象を与えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 「各版」「各号」というように、はっきりと数えられる形で使われます。例: several editions, many editions。

  • 使用シーン: 新聞・雑誌・書籍・ソフトウェア・イベントなどの“バージョン”を表す際に使われます。

一般的な構文例


  • “This is the [形容詞] edition of [書籍名 / ソフトウェア名].” (例: “This is the limited edition of the album.”)

  • “The [版の種類] edition of [出版物] was released in [年/月].”

    (例: “The second edition of the textbook was released in 2021.”)


5. 実例と例文

日常会話


  1. “Have you seen the limited edition of this chocolate bar? It’s really rare.”

    (このチョコレートバーの限定版見た? すごくレアだよ。)


  2. “I bought the new edition of that novel. The cover looks amazing.”

    (あの小説の新しい版を買ったよ。表紙がすごく素敵だったんだ。)


  3. “Do you prefer the hardcover or the paperback edition?”

    (ハードカバー版とペーパーバック版、どっちが好き?)


ビジネス


  1. “We’re planning to publish a revised edition of our annual report next month.”

    (来月、年次報告書の改訂版を発行する予定です。)


  2. “The international edition of our magazine is gaining popularity in Asia.”

    (我々の雑誌の国際版がアジアで人気になりつつあります。)


  3. “Please proofread the final edition before we send it to the printer.”

    (印刷所に送る前に最終版の校正をお願いします。)


学術的な文脈


  1. “This journal’s latest edition focuses on climate change research.”

    (この学術誌の最新号は気候変動の研究に焦点を当てています。)


  2. “The second edition of the textbook includes updated data and new case studies.”

    (その教科書の第二版には更新されたデータと新しい事例研究が含まれています。)


  3. “Citations must refer to the most recent edition of the reference work.”

    (引用は、参考文献の最新の版を参照しなければなりません。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. version(バージョン)


    • 用途: ソフトウェアや製品、計画など広範囲に使われる。

    • 例: “I like the new version of this app better.”(このアプリの新しいバージョンのほうが好き。)

    • 「edition」と比べ、より広義。出版物以外にも使える。


  2. issue(号、発行物)


    • 用途: 雑誌や新聞などの「号」を意味する。

    • 例: “I missed last month’s issue of the fashion magazine.”(先月のファッション誌の号を買い逃した。)

    • 「edition」は書籍や特別版、ソフトウェアなどにも使えるが、「issue」は主に定期刊行物に焦点がある。


  3. publication(出版物)


    • 用途: 一般的に出版されたもの全体を指す。

    • 例: “Her first publication was a small poetry book.”(彼女の最初の出版物は小さな詩集だった。)

    • 「edition」はその中の「どの版のものか」に重点があるが、「publication」は刊行物自体に重点がある。


反意語

厳密な反意語はありませんが、「edition」の対義語としては示しにくいです。作品が出版されていない段階を「unpublished」や「draft」と呼ぶことはありますが、「edition」との直接的な反意関係ではありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ɪˈdɪʃ.ən/

  • アクセント: [i-DI-shun] のように「di」の部分に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 両者ともに大きな違いはありません。/ɪˈdɪʃ.ən/ でほぼ同じように発音されます。

  • よくある発音の間違い: 「エディション」ではなく、「イディシャン」に近い音になります。頭の「e」を「え」よりも短く「い」に近い音で発音する点がポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “edition” の it の位置を間違えて “edtion” などと書いてしまうことがあります。

  • 同音異義語との混同: “addition” (加算) と “edition” は発音が似ているため、スペルだけでなく意味も混同しないよう注意が必要です。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも、雑誌や本に関した文章で“edition”が出てくることがあります。「限定版」「改訂版」のように日本語にも身近な概念なので、文脈から推測しやすい単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「edit(編集する)」に接尾語「-ion」がついて「1つの編集」というイメージでとらえると覚えやすいでしょう。

  • “edition”は「出版物が“世の中に出る”」という語源からも、「どのタイミングで何回出版されたか」を表す言葉、とイメージすると定着しやすいです。

  • “addition”との混同を防ぐためには、語頭が“e”か“a”かを意識して、「編集(edit)」がベースになっている方が“edition”だと頭に入れておくと良いでしょう。


以上が、名詞「edition」の詳細な解説です。出版物の「版」やソフトウェアなどの「バージョン」を表すときに重宝する単語なので、しっかり覚えて使ってみてください。

意味のイメージ
edition
意味(1)

(刊行物の);(同じ版で同時に刷った)全発行部数;(同じ版の)1冊(部)

意味(2)

《修飾語[句]を伴って》(装丁などから見た)…版,体裁

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