最終更新日:2025/11/30
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He admitted his weakness in public.

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元となった辞書の項目

weakness

名詞

〈U〉(体・心・性格か)弱いこと《+of+名》 / 〈C〉弱点,短所 / 〈C〉(特に良くないものに対する)特別な好み,愛好《+for+名》

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彼は公に自分の弱点を認めた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: weakness

品詞: 名詞 (countable/可算名詞)

意味(英語): the state or condition of being weak or lacking strength or ability

意味(日本語): 脆弱さ、弱点、弱い状態や性質のこと

「weakness」は、人や物の強さが不足している状態や、心身の弱さを指すときに使われます。「私の弱みは○○です」というように、自分や他者の「弱い部分」「苦手ポイント」を表すときによく登場します。日常生活でもビジネスでも幅広く使われる言葉です。


  • 活用形:


    • 単数形: weakness

    • 複数形: weaknesses


  • 他の品詞形:


    • 形容詞: weak (例: “I feel weak.”)

    • 動詞: weaken (例: “Stress can weaken your immune system.”)

    • 副詞: weakly (例: “He was breathing weakly.”)


  • CEFRレベルの目安: B1(中級)

    → news記事や会話で目にしやすいが、最初の英語学習段階(A1やA2)よりも少し進んだレベルで学ぶ単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • 「weak」(形容詞: 弱い) + 接尾辞「-ness」(状態・性質を表す名詞化)

    • つまり「弱さ」「弱い状態」という意味になります。


  • 派生語・類縁語


    • weak (形容詞): 弱い

    • weaken (動詞): 弱める、弱くする

    • week (名詞): 週(綴りが似ていますが、意味は全く別)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選


    1. physical weakness(身体的な弱さ)

    2. mental weakness(精神的な弱点)

    3. show one's weakness(自分の弱さを見せる)

    4. a sign of weakness(弱さの兆候)

    5. have a weakness for sweets(甘いものに目がない/弱い)

    6. reveal one's weaknesses(自分の弱点を明かす)

    7. exploit someone's weakness(誰かの弱みにつけ込む)

    8. overcome weakness(弱点を克服する)

    9. a moment of weakness(一時の弱さ)

    10. human weakness(人間の弱さ)



3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • 「weak」は古英語 “wāc” あるいは古ノルド語 “veik” から来ているとされ、「力の不足」「もろい」という意味がありました。そこに状態や性質を表す「-ness」がついて名詞化したのが「weakness」です。


  • ニュアンス・使用時の注意点


    • 「weakness」は自分や他人の「弱点」「欠点」を表すため、人に対して使うときは慎重に扱う必要があります。とくにビジネスの場面では、ネガティブな評価にも繋がる表現なので、言い方に気をつけましょう。

    • フォーマルからカジュアルまで幅広く使われますが、他人の「weakness」を指摘するのは失礼にあたる場合もあるため、TPOを考えた使い方が大切です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算の区別


    • 「weakness」は可算名詞です。複数形は “weaknesses” となります。

    • 例: “We need to talk about your weaknesses.”(あなたの弱点について話し合う必要があります)


  • 一般的な構文やイディオム


    • have a weakness for A: 「Aに目がない/Aが大好きである」

    • 例: “I have a weakness for chocolate.”(チョコレートに目がないんだ)

    • expose one's weakness: 「弱点をさらけ出す」

    • Achilles' heel: 「最大の弱点」を比喩的に表すイディオム(単語そのものは違いますが、「弱点」という意味で関連語として覚えると便利です)


  • 使用シーン


    • カジュアル: 友達同士の会話で「I have a weakness for ice cream.」のように気軽に使われます。

    • ビジネス: SWOT分析(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)の「Weaknesses」に代表されるように、企業や個人の弱点を分析するときにも用いられます。

    • フォーマル: レポートや論文で「One key weakness in this approach is...」など、分析上の「弱点」を指摘するときに使われます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I have a weakness for chocolate. I just can’t resist it.”

    (私、チョコレートに目がないの。どうしても我慢できないんだ。)


  2. “One of my biggest weaknesses is that I get nervous easily.”

    (私の大きな弱点のひとつは、すぐ緊張しちゃうところです。)


  3. “Don’t be afraid to admit your weaknesses; everyone has them.”

    (自分の弱点を認めるのを恐れないで。みんなに弱点はあるから。)


(2) ビジネス


  1. “During the performance review, we discussed both my strengths and weaknesses.”

    (業績評価の面談で、自分の強みと弱みの両方について話し合いました。)


  2. “Our team should identify its weaknesses before planning the new strategy.”

    (新しい戦略を立てる前に、チームとしての弱点を明確にすべきです。)


  3. “Addressing weaknesses in customer service is crucial for improving satisfaction.”

    (カスタマーサービスの弱点に対処することは、顧客満足度を高めるうえで重要です。)


(3) 学術的な文脈


  1. “The study highlights the weaknesses in current research methodologies.”

    (この研究では、現在の研究手法における弱点が強調されています。)


  2. “One weakness of the experimental design is the small sample size.”

    (実験計画の弱点の一つは、サンプルサイズが小さいことです。)


  3. “By acknowledging these weaknesses, researchers can refine future investigations.”

    (これらの弱点を認めることで、研究者たちは今後の研究を改善できます。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. flaw(欠点)


      • 弱さというよりは「欠陥」「不備」を意味し、モノや計画にも広く用いられます。


    2. shortcoming(短所)


      • 人や組織などの「短所」や「至らない点」というニュアンスが強いです。


    3. vulnerability(脆弱性)


      • セキュリティや心の面などで「攻撃を受けやすい・影響を受けやすい」といった弱い面を指します。



  • 反意語 (Antonyms)


    1. strength(強み)

    2. advantage(利点)

    3. power(力・強み)


  • ニュアンスや使い分け


    • “weakness”は自分自身や物事における漠然とした「弱さ」に焦点を当てます。

    • “flaw”は特に「欠陥・不備」というニュアンスが強く、製品や計画にもよく使われます。

    • “shortcoming”は「到達すべきレベルに達していない」というようなニュアンスで、人間的・組織的な側面を指すことが多いです。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈwiːk.nəs/


    • アクセント(強勢)は語頭 “weak” の部分に置かれます: WEAK-ness


  • アメリカ英語とイギリス英語


    • 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「r」の発音などで微妙に音が影響する可能性があります。基本的にはほぼ同じです。


  • よくある発音の間違い


    • “week-ness” と「長音の e(ウィーク)」を短く “wik-ness” と発音してしまう場合がありますが、しっかり「ウィーク」と長めに発音するとわかりやすいです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス


    • “weakness” を “weekness” と書いてしまう混同が非常に多いです。「週 (week)」と「弱い (weak)」の綴りの違いを意識しましょう。


  • 同音異義語との混同


    • “weak” と “week” は発音こそ似ていますが、意味は完全に異なります。


  • 試験対策


    • TOEICや英検で “weakness” が出題される場合は、文脈上「欠点」「改善すべき点」として登場することが多いので、文全体から意味を推測する練習が大切です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ


    • 「weak(弱い)」に「-ness(~の状態)」がついて「弱い状態」というイメージで覚えましょう。

    • 週(week)ではなく「ウィーク」であることを強調して、スペルを確かめると混同しにくくなります。


  • 関連ストーリーで覚える


    • 「自分は甘いものに弱い」というストーリーを思い浮かべ、「I have a weakness for sweets.」と一緒に覚えると印象に残りやすいです。



以上が「weakness」の詳細な解説です。自分の不得意分野や欠点を述べるときや、他者の弱点を分析する際など、口語からフォーマルな文書まで幅広く使われる重要単語です。スペルや発音の「week-」と混同しないように注意しましょう。

意味のイメージ
weakness
意味(1)

〈U〉(体・心・性格か)弱いこと《+of+名》

意味(2)

〈C〉弱点,短所

意味(3)

〈C〉(特に良くないものに対する)特別な好み,愛好《+for+名》

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