最終更新日:2025/11/07

世界の貿易はパンデミックによって影響を受けています。

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The global trade has been affected by the pandemic.

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元となった辞書の項目

trade

名詞

商業 / 貿易 / 〜業界

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解説

1. 基本情報と概要

単語: trade

品詞: 名詞 (ただし、動詞としても使用される)

意味(英語): The action of buying, selling, or exchanging goods and services.

意味(日本語): 物やサービスを売買したり交換したりする行為のことです。経済活動やビジネスに関連する用語で、「商取引」や「交換」といったニュアンスで使われます。

活用形(動詞として)


  • 現在形: trade (例: I trade, you trade, he trades...)

  • 過去形: traded

  • 過去分詞: traded

  • 現在分詞: trading

他の品詞形


  • 形容詞形: なし (直接 “trade” から派生した形容詞はあまり一般的ではありません)

  • 動詞形: to trade (売買・交換する)

  • 名詞派生: trader (売買を行う人、トレーダー)

CEFR レベル目安: B1(中級)

→ 日常会話からビジネスにいたるまで、広く使われる単語。経済ニュースなどでも頻出するため、中級レベルの英語学習者が理解しておきたい重要語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語・接尾語はありません。

  • 語幹: “trade”

派生語や関連語


  • “trader” (名詞): 売買を行う人

  • “trading” (動名詞 / 形容詞的に使われる場合もある): 売買(の), 取引(の)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. international trade(国際貿易)

  2. trade agreement(貿易協定)

  3. fair trade(公正取引)

  4. trade balance(貿易収支)

  5. trade deficit(貿易赤字)

  6. trade surplus(貿易黒字)

  7. trade embargo(貿易禁止)

  8. free trade(自由貿易)

  9. trade dispute(貿易摩擦 / 貿易紛争)

  10. trade fair(見本市、トレードフェア)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “trade” は古英語の “trād” などにさかのぼるとされ、元来は “path(道)” を意味する語から派生した可能性があります。中世を経て “行き来(人や物の往来)” が転じて “取引” または “交換” の意も持つようになったと考えられています。

ニュアンス


  • “trade” は売買や交換にフォーカスした言葉で、ビジネスや経済ニュースなどでフォーマルにもカジュアルにも使われます。

  • 取引の場面でも、特にお金を介さず交換行為を意味する場合にも用いられ、「品物を交換する」イメージを伴います。

使用時の注意点


  • ビジネス文書でもカジュアルな会話でも広く使われますが、「ビジネス取引」という印象が強いため、あまりフォーマルすぎない文章では自然に使えます。一方、学術的な文脈や政府関連文書ではもう少しフォーマルに “commerce” を使うこともあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞・不可算名詞:

    “trade” は基本的に不可算名詞として扱われる場合が多いですが、特定の分野・種類を指す際には可算名詞として「~業界」「~の取引」という意味で使われることがあります。(例: “the fish trade” = 魚の取引(業界))


  • 動詞として: 「売買する、取引する」の意味で他動詞・自動詞の両方があります。

    例:


    • 他動詞: “They traded stocks.” (彼らは株を売買した)

    • 自動詞: “These items trade at a high price.” (これらの品物は高値で取引される)


  • イディオム:


    • “trade places (with someone)” → 「(人と)席や立場を交換する」

    • “trade off” → 「(二つのものの) バランスを取る、交換条件にする」



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I’d be happy to trade snacks with you if you don’t like yours.”

    「もし自分のお菓子が気に入らないなら交換してあげるよ。」


  2. “My brother and I used to trade comic books all the time.”

    「弟と私はよく漫画を交換していたものだ。」


  3. “Shall we trade seats so you can be closer to the window?”

    「窓側に近い方がいいなら席を交換しようか?」


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company specializes in the international trade of electronics.”

    「当社は電子機器の国際貿易を専門としています。」


  2. “They are negotiating a new trade agreement with several Asian countries.”

    「彼らは複数のアジア諸国と新しい貿易協定を交渉しています。」


  3. “Trade between the two nations has grown significantly in recent years.”

    「近年、両国間の貿易は大幅に増加しています。」


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The study focuses on the historical impact of regional trade routes.”

    「その研究は地域的な交易路が歴史に与えた影響に焦点を当てています。」


  2. “Economic theories often analyze trade imbalances and currency fluctuations.”

    「経済理論では貿易不均衡や通貨変動がよく分析されます。」


  3. “Scholars debate the long-term effects of free trade on developing economies.”

    「学者たちは、途上国経済に対する自由貿易の長期的な影響について議論しています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. commerce(商業)


    • 企業間のやり取りや売買を総称して指すフォーマルな語。


  2. business(ビジネス)


    • もう少し広義で、企業活動全般を指す。個人レベルでも「行う商売」の意味合いが強い。


  3. exchange(交換)


    • お金を介在させないでモノを交換する際にも使え、必ずしも「商業活動」だけを指さない。


  4. transaction(取引)


    • 特にお金のやりとりが中心の場面で使われる語。ややフォーマル。


  5. deal(取引)


    • ビジネスシーン以外にもカジュアルに「取り決め」の意味でも使われる。


反意語 (Antonyms)


  • “charity” (寄付、慈善行為)

    → 商業目的ではなく、無償で与える行為を指すため “trade” とは正反対の概念。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /treɪd/

  • アメリカ英語: [tɹeɪd](“t” の後に “r” をやや強めに発音)

  • イギリス英語: [tɹeɪd](アメリカ英語との大きな差はないが、若干「r」が弱めに発音されることがある)

強勢(アクセント)


  • “trade” は1音節なので特別な強勢の移動はありません。

よくある発音ミス


  • “tr” の発音を「チュレイド」のように曖昧にしてしまう。

  • 母音 “ai” の部分を「エ」や「ア」のように発音してしまいがち。長めに「トゥレイド」と意識するとよいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “trdae” や “tread” と書き間違えることがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: “tread” (踏む) とは発音が似ていますが、スペリングも意味も異なります。

  • TOEIC・英検など試験対策: 経済の記事やビジネスメール題材でよく出てくる用語。

  • カジュアル・フォーマル双方で使える: 場面を問わず頻出するため、例文を覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “トレード” とカタカナでも使われるため、日本語でも馴染みのある言葉。

  • “t + r + ade” と分解してイメージするとスペルミスが減らせます。

  • ビジネスシーンやスポーツの「選手のトレード」など、さまざまな文脈で使われる単語なので、いろいろなシチュエーションを想起すると記憶に定着しやすいです。

「trade」は経済の中心であり、日常からビジネス、学術まで多彩な文脈で登場する大変重要な単語です。例文やシチュエーションとともに身につけておくと、表現力が格段に広がります。

意味のイメージ
trade
意味(1)

〈C〉交換

意味(2)

〈U〉商業,商売

意味(3)

〈C〉〈U〉職業

意味(4)

〈U〉《the trade》《集合的に》堂業者

意味(5)

〈U〉《the trade》…業[界]

意味(6)

《the trades》《話》=trade wind

意味(7)

〈U〉《形容詞[句]を伴って》売り上げ高;《集合的に》顧客,得意先

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