最終更新日:2024/06/17

私はいつも予備の鍵を持っています。万が一自分の鍵を失くした場合のために。

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I always keep a spare set of keys in case I lose mine.

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元となった辞書の項目

spare

形容詞

予備の, (時間・金が)余分の

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私はいつも予備の鍵を持っています。万が一自分の鍵を失くした場合のために。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: spare

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): “additional or extra; available to be used when needed; not currently in use”

意味(日本語): 「余分の」「余っている」「使っていない」「予備の」などを指します。たとえば「spare key(合鍵)」「spare time(空き時間)」のように、必要な時にいつでも使えるもの・時間というニュアンスです。


  • 「spare」は「あまっているもの」や「余裕」のある状態を指す言葉です。ビジネスでも日常会話でも使い勝手の良い単語です。

活用形(比較級・最上級):


  • 比較級: sparer

  • 最上級: sparest

他の品詞での例:


  • 動詞 “to spare”「(時間・お金など)を割く、分け与える、惜しむ」


    • 例: “Can you spare me a few minutes?” (少し時間を割いてもらえませんか?)


  • 名詞 “spare”「予備、スペア品(特に交換用の靴や部品など)」


    • 例: “I always keep a spare in my trunk.” (私は常にトランクに予備を入れています)


CEFRレベルの目安:


  • B1(中級): 日常会話やビジネスの基本的なやり取りで使える単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • “spare” は、現代英語では特に明確な接頭語・接尾語がついた形ではありません。古英語の形 “sparian” から派生しています(語源は次の章で詳述)。

詳細な意味・用法:


  • 「余分の」「予備の」: 他に本来使っているものがすでにあり、必要に応じて使うことができる予備の状態を示す。

  • 「空いている」: 時間や部屋など、人が使っていなかったり邪魔が入らず使える状態。

  • 「簡素な」(文脈によっては): “spare style” などで、装飾の少ないシンプルなものを表す場合もある(やや文語的・比喩的)。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個):


  1. spare time(空き時間)

  2. spare room(空き部屋)

  3. spare tire(予備タイヤ)

  4. spare key(合鍵)

  5. spare change(余った小銭)

  6. spare part(予備の部品)

  7. spare clothes(替えの服)

  8. spare battery(予備バッテリー)

  9. spare moment(ちょっとした暇)

  10. spare capacity(余剰容量)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古英語の動詞 “sparian” → 「節約する」「惜しむ」「助命する」などの意味。

  • そこから派生して、「余分の」「使わずにおいてある」といったニュアンスで形容詞として使われるようになりました。

ニュアンスや使用時の注意点:


  • 「spare」という形容詞は、「予備・余分がある」「まだ使われていない」というニュアンスを強くもちます。

  • 日常会話でもビジネスシーンでもよく使われますが、どちらかといえばカジュアルからフォーマルまで幅広くカバーする便利な語です。

  • 「余裕がある」といった肯定的なイメージが多い一方、「切り詰められてシンプルな」といった意味合いもあるため、コンテクストによって注意して使い分ける必要があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として: “spare” は可算名詞・不可算名詞どちらにも使える名詞を修飾できます


    • 例: “spare key” (可算), “spare time” (不可算)


  • 一般的な構文:


    • “I have a spare [名詞].” → 「予備の〇〇を持っている」

    • “Is there a spare [名詞]?” → 「予備の〇〇はありますか?」


  • イディオム的な表現:


    • “to have something to spare” → 「(時間やお金など)に余裕がある」

    • 文法上はやや動詞 “spare” に寄った表現ですが、形容詞形由来のイメージをもっています。


  • フォーマル/カジュアルな使用シーン: どちらにも使えますが、ビジネス文書でも「spare capacity」「spare parts」など専門的な文脈でよく登場します。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文 (3つ)


  1. “Do you have a spare pen I can borrow?”


    • 「予備のペンを貸してもらえる?」


  2. “I found a spare key in the drawer.”


    • 「引き出しの中に合鍵があったよ。」


  3. “If you have any spare time tomorrow, let’s grab a coffee.”


    • 「もし明日空き時間があれば、コーヒーでも行こうよ。」


5.2 ビジネスでの例文 (3つ)


  1. “We need to order some spare parts for the machine.”


    • 「この機械用の予備部品をいくつか注文する必要があります。」


  2. “In case of emergency, always keep a spare laptop charger at the office.”


    • 「緊急時のために、オフィスには常に予備のノートパソコンの充電器を置いておいてください。」


  3. “Could you send me a spare copy of the contract?”


    • 「契約書の余分なコピーを送っていただけますか?」


5.3 学術的/専門的な文脈での例文 (3つ)


  1. “Please ensure there is spare capacity on the server during the data migration.”


    • 「データ移行中にサーバーに余剰容量を確保しておいてください。」


  2. “Having a spare set of samples is crucial for accurate experimental comparisons.”


    • 「正確な実験比較を行うためには、予備のサンプルセットを用意することが極めて重要です。」


  3. “Researchers recommend maintaining a spare reference standard to validate all results.”


    • 「研究者は、すべての結果を検証するために予備の標準物質を保持することを推奨しています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. extra(余分の)


    • 「余分にある」「追加である」というニュアンス。日常的に非常に使いやすい。

    • 例: “I always carry an extra pen just in case.”


  2. additional(追加の)


    • 公式文書やビジネスシーンでよく使われやすい。「さらに加えられたもの」という響き。


  3. surplus(余りの)


    • 主に数量面で「余剰」があるというイメージ。ビジネスや経済文書で頻出。


反意語 (Antonyms)


  1. necessary(必要な)

  2. needed(必要とされる)

  3. essential(本質的に必要な)


  • 「spare」が「余計にある」「余っている」という意味なのに対し、「necessary」や「needed」は「欠かせない」「どうしても要る」という意味合いを表します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語: /speə(r)/

    • アメリカ英語: /sper/


  • アクセント:


    • 1音節なので特別な強勢移動はありません。“spare” 全体をはっきり発音します。


  • よくある間違い:


    • “spear” (/spɪər/ or /spɪr/) との混同に注意。「槍」という意味の全く別の単語です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “spare” と “spear” は文字の並びが似ているので混乱しがち。

  • 動詞との混同: “to spare (someone something)” は動詞で「(人に)〜を割く」という意味になるので、文の構造に注意が必要。

  • 試験対策: TOEICや英検などでもビジネス文脈や日常会話でしばしば見かける単語。特に“spare time”や“spare part”といったフレーズとしての出題が想定されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「スペア=余分」 と日本語でもカタカナ表記で耳にする場合が多く、「スペアタイヤ」などのイメージから定着しやすい単語です。

  • 「spareとspearの位置を入れ替える(a ↔ e)と意味も全く変わる!」という視覚イメージで覚えると、スペルミスを防ぎやすいでしょう。

  • 「予備がある状態」を想像しながら、自分の部屋や持ち物に「spareがいくつあるか」を考えてみると覚えやすいです。


以上が、形容詞 “spare” の詳細解説です。予備・空きのイメージをもつ便利な形容詞ですので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
spare
意味(1)

(物が)予備の;(時間・金が)余分の

意味(2)

(食事などが)質素な;乏しい

意味(3)

やせた(lean)

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