最終更新日:2024/06/12

チームの遂行は素晴らしかった。

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The performance of the team was outstanding.

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元となった辞書の項目

performance

名詞

〈U〉(…の)遂行,実行,履行《+of+名》 / 〈C〉(劇・音楽などの)公演,上演,演奏《+of+名》 / 〈C〉〈U〉(人の)腕前;(機械の)性能 / 〈C〉(…の)(すぐれた)成果,業績《+of+名》

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解説

名詞 “performance” の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: performance

品詞: 名詞 (noun)

英語の意味:

1) The action of performing, such as in a theatrical show or a concert.

2) How well a person or thing functions or works.

日本語の意味:

1) 演奏や演技などを「披露」する行為。

2) 何かを行った際の「成果」や「出来具合」。

「performance」は、コンサートや演劇の「出演・公演」という場面で使われたり、仕事や機械の「性能・パフォーマンス(能力)」を表す時にも使われます。文脈によって「公演」や「実績」「性能」というように訳される柔軟な単語です。

CEFRレベル: B2 (中上級)

重要な名詞であり、ビジネス・学術的文脈でも頻出するため、B1〜B2レベルの学習者から本格的に学ぶとよいでしょう。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: perform (動詞) + -ance(名詞化の接尾辞)


    • “perform” は「何かを実行する・演じる」の意味

    • 接尾辞 “-ance” は「状態・行為・結果」を名詞として表す典型的な形


他の品詞形


  • 動詞: perform(演じる、遂行する)


    • 例: I will perform a song on stage.


  • 形容詞(派生形): performance-related のように複合形容詞として使われることはあるが、一般的には “perform” の形容詞形は “performative” などが該当。

コロケーション(関連フレーズ)10選


  1. give a performance(公演を行う)

  2. a live performance(ライブの公演)

  3. performance review(業績評価)

  4. high performance(高性能)

  5. performance appraisal(実績査定)

  6. performance indicators(業績指標)

  7. performance boost(性能向上)

  8. an outstanding performance(素晴らしい演技・業績)

  9. performance metrics(パフォーマンス指標)

  10. performance issues(性能上の問題/実績上の問題)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “performance” は、動詞 “perform”(フランス語の “parfournir” に由来)に、名詞化の接尾語 “-ance” を付けた形です。

  • “parfournir” は「完全に成し遂げる」という意味を持ち、何かをやり遂げるニュアンスを含んでいます。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 芸術分野では「パフォーマンス」として観客に向けたエンターテインメントの意味合いが強調されます。

  • ビジネスや工学の場面では、単に「成果」「成績」「性能」という意味合いで使われることが多いです。

  • 堅い印象はなく、フォーマル/カジュアルどちらの文脈でも使用される汎用性の高い名詞です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算:

    “performance” は文脈によって可算・不可算両方で用いられます。


    • 可算: 「公演」や「演技」の一つひとつを数えるとき (e.g., two performances)

    • 不可算: 能力や性能を抽象的に表すとき (e.g., Her performance is improving.)


  • 構文やイディオム:


    • “put on a performance” … 公演を催す、芝居を上演する

    • “improve one’s performance” … 成績や成果を向上させる

    • “judge a performance” … 演技や実績を評価する


  • 使用シーン:


    • 口語 / 文章 :どちらでも特に制限なく使われる

    • フォーマル / カジュアル :ビジネス文章から日常会話まで幅広くカバー



5. 実例と例文

5.1 日常会話


  1. “I saw an amazing performance by a street musician today.”

    (今日はストリートミュージシャンの素晴らしいパフォーマンスを見たよ。)


  2. “Her performance in the school play was outstanding.”

    (学校の劇での彼女の演技は素晴らしかった。)


  3. “How was your computer’s performance after the update?”

    (アップデート後、パソコンの調子はどうだった?)


5.2 ビジネス


  1. “We need to evaluate our sales team’s performance every quarter.”

    (私たちは四半期ごとに営業チームの業績を評価する必要があります。)


  2. “The new system’s performance exceeded our expectations.”

    (新しいシステムのパフォーマンスは期待を上回りました。)


  3. “We’ll discuss your performance in this year’s review meeting.”

    (今年の評価面談であなたの実績について話し合いましょう。)


5.3 学術的 / 専門的


  1. “This algorithm’s performance improves significantly with more data.”

    (このアルゴリズムの性能は、より多くのデータを与えると大幅に向上します。)


  2. “Researchers analyzed the athletes’ performance under stress.”

    (研究者たちはストレス下でのアスリートのパフォーマンスを分析しました。)


  3. “We compared the performance of various economic models.”

    (私たちはさまざまな経済モデルの性能を比較しました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “show” : (公演や上映) → より娯楽的なイメージで使われることが多い

  2. “presentation” : (プレゼンや紹介) → ビジネス的・情報伝達的なニュアンスが強い

  3. “execution” : (実行、遂行) → 課題や仕事をこなす行為・プロセスにフォーカスしている

  4. “achievement” : (実績、達成) → 結果や到達点を強調

反意語 (Antonyms)


  • “failure” : (失敗) → “performance” が良好・成功を想起させる場合、その真逆として用いられる


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /pə(r)ˈfɔːr.məns/


    • アメリカ英語: [pɚˈfɔːr.məns]

    • イギリス英語: [pəˈfɔː.məns]


  • 強勢: “per-FOR-mance” の “FOR” の部分にストレスを置きます。


  • よくある間違い: 最後の “-ance” を “-ence” と書き間違えたり、発音で “per-fo-MANCE” と変な位置にアクセントを置かないように注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “preformance” のように “o” と “r” の位置を取り違えるミス。

  2. 同音異義語との混同: “performer” (パフォーマー、演じる人) と混同しないように注意。

  3. TOEIC・英検: ビジネスや契約書・レポートなどで頻出。業績や評価に関する文脈でよく出題され、同義語や文脈判断が問われる傾向があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: 「perform(やり遂げる) + -ance(状態)」→「やり遂げている状態」

  • 単語暗記のコツ: “perform” をまず覚え、その後語尾の “-ance” を付けると「パフォーマンス」という名詞になると意識するとよいです。

  • イメージ連鎖: 「ライブパフォーマンスを行う=perform on stage」→「その出来栄えが performance に表れる」というふうに、動詞と名詞をセットでイメージすると記憶に残りやすいです。


以上が名詞 “performance” の詳細解説です。演技・公演からビジネスでの成果や性能まで幅広く使われる便利な単語なので、文脈に合わせて上手に使い分けてみてください。

意味のイメージ
performance
意味(1)

〈C〉(劇・音楽などの)公演,上演,演奏《+of+

意味(2)

〈C〉〈U〉(人の)腕前;(機械の)性能

意味(3)

〈U〉(…の)遂行,実行,履行《+of+

意味(4)

〈C〉(…の)(すぐれた)成果,業績《+of+

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