最終更新日:2024/06/11
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The moon is shining brightly.

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元となった辞書の項目

moon

名詞

《the~》(天体の)月 / 〈U〉《しばしばa~》(さまざまに形を変える)月 / 〈C〉(惑星の)衛星(satellite) / 〈C〉《複数形で》(特に太陰暦の)ひと月 / 〈U〉月光(moonlight) /

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解説

以下では、英単語「moon」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味


  • 英語: moon

  • 日本語: 月(地球の衛星)

    「moon」は地球のまわりを回る衛星である「月」を指す単語です。夜空に見える神秘的な天体を表す言葉で、恋愛や詩などロマンチックな場面でもよく使われます。シンプルに「月」という意味なので、日常会話から学術的な場面まで幅広く登場する単語です。

品詞


  • 名詞 (noun)

名詞の活用形


  • 単数形: moon

  • 複数形: moons

◎ 「The Earth has one moon.」のように特定の文脈では定冠詞 the をつけて「the moon」と表現します。また、惑星が持つ衛星という意味で「many moons(多くの月/衛星)」のように複数形として使われることもあります。

他の品詞の形


  • 動詞形: to moon (スラングとして「尻を見せる」といった意味や、「ぼんやりする」「〜を切なく思う」などがある。日常会話では頻度は高くありません)

  • 形容詞・派生形: moonlit(月明かりの)、moonlight(名詞には月光、動詞として「夜に内職をする」の意味も)

CEFRレベル目安


  • A1(超初心者)レベル

    「moon」は基本的な単語なので、A1レベルとして学習者は早い段階から目にする単語です。


2. 語構成と詳細な意味

「moon」は単独の語幹であり、接頭語や接尾語が付いていないシンプルな単語です。

関連語として、moon + light = moonlight(名詞:月光/動詞:副業をする)などの合成語があります。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. full moon(満月)

  2. new moon(新月)

  3. crescent moon(三日月)

  4. harvest moon(中秋の名月 / 秋の満月)

  5. blue moon(ブルームーン / ごくまれな出来事)

  6. once in a blue moon(めったに起こらないこと / “ごくたまに”)

  7. honeymoon(新婚旅行 / 直訳は「はちみつ月」ですが、moonに関連)

  8. over the moon(大喜びして / とても幸せで)

  9. shoot for the moon(大きな目標を掲げる / 高い目標を狙う)

  10. moon landing(月面着陸)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語 「mōna」から来ており、さらにインド・ヨーロッパ祖語で「測る」を意味する語根と関連があると考えられています。古くから暦や時間を測る上で「月」が重要だったことに由来するとされています。

使用時の注意点・ニュアンス


  • 「moon」は日常会話でも文章でも広く使える、ごく一般的な単語です。

  • ロマンチック、詩的な文脈でも多用されるため、感傷的なニュアンスを持つ可能性があります。

  • 口語でも、比喩的・慣用的に「moon」を使って(例:once in a blue moon)表現されることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としての使い方


  • 可算名詞として、地球以外の惑星の衛星を指すときに「a moon」や「moons」として扱います。

  • 地球の月を特定する場合は「the moon」が一般的です。

代表的なイディオムや表現


  • once in a blue moon(めったに起きない)

  • over the moon(とても幸せな/有頂天)

フォーマル/カジュアル


  • 「moon」はシンプルな名詞なので、フォーマル・カジュアル問わずに用いられます。

  • イディオムや詩的表現は文脈によってはややカジュアルに聞こえることもあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Look at the moon tonight—it's so bright!”

    (「今夜の月を見て! すごく明るいね。」)


  2. “We might see a full moon tomorrow.”

    (「明日は満月が見られるかも。」)


  3. “Once in a blue moon, I like to stay up all night just to watch the sky.”

    (「ごくたまに、夜通し空を眺めるのが好きなんだ。」)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our new project aims to be as groundbreaking as a moon landing.”

    (「私たちの新プロジェクトは、月面着陸と同じくらい画期的なものを目指しています。」)


  2. “We can schedule the product launch for the next full moon as a symbolic date.”

    (「象徴的な日として、次の満月に製品のローンチを予定してもいいですね。」)


  3. “Although it may seem like shooting for the moon, let’s aim for global expansion.”

    (「高望みに見えるかもしれませんが、世界進出を目指しましょう。」)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The moon’s gravitational pull significantly affects Earth’s tides.”

    (「月の重力は、地球の潮の満ち引きに大きく影響します。」)


  2. “Scientists are studying the potential for establishing a lunar base on the moon.”

    (「科学者たちは月に月面基地を設立する可能性を研究しています。」)


  3. “Many of Jupiter’s moons exhibit volcanic or icy surfaces.”

    (「木星の多くの衛星は、火山活動や氷に覆われた表面を示します。」)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  • satellite(衛星):厳密には「衛星一般」を指すので、複数の惑星の衛星にも使われます。

  • lunar body(天体としての月):moonのやや専門的・学術的な言い方。

  • celestial body(天体):moonだけでなく星や惑星も含む総称。

「moon」は日常語として非常に一般的ですが、「satellite」や「celestial body」は科学的文脈で使われる傾向が強いです。

反意語(antonyms)


  • sun(太陽)

    厳密な意味で月の反意語はありませんが、月と対比される天体として「sun」が挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • /muːn/ (アメリカ英語・イギリス英語共通)

アクセント


  • 1音節なので特に分かれたアクセントはありません。/muːn/ の伸ばす母音に注意してください。

アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • ほぼ同じ発音です。

  • 長音 /uː/ をしっかり伸ばす点が重要です。

  • 日本語の「ムーン」に近いですが、「ムーン」と「ムン」の中間くらいで滑らかに発音すると自然になります。

よくある発音の間違い


  • /mʊn/(母音を短くしてしまう)

  • /moʊn/(“o”音になってしまう)

    英語の音では母音をしっかりと長く発音してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス「moom」「mun」などに注意しましょう。

  • 同音異義語との混同はあまりありませんが、「mood(気分)」とスペリングが似ているので要注意です。

  • TOEICや英検では、「月の象徴的な表現(once in a blue moonなど)」や「月の特徴(重力、潮の満ち引き)」に関連する問題が出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “oo” のつづりが「丸い月の形」を連想させると覚えやすいかもしれません。

  • 「moonlight(ムーンライト)」などの派生語もイメージしながらまとめて覚えると効果的です。

  • 詩的表現や慣用句(once in a blue moon)をセットで記憶すると「moon」を使った表現がより印象に残ります。


以上が名詞「moon」の詳細な解説です。月を見るたびに、その英単語や慣用表現が自然と思い出せるよう、意識的にイメージと結びつけて学んでみてください。

意味のイメージ
moon
意味(1)

〈U〉《しばしばa~》(さまざまに形を変える)

意味(2)

〈C〉(惑星の)衛星(satellite)

意味(3)

〈C〉《複数形で》(特に太陰暦の)ひと月

意味(4)

〈U〉月光(moonlight)

意味(5)

《the~》(天体の)

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