最終更新日:2025/11/30

カリフォルニア州は美しいビーチで知られています。

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The state of California is known for its beautiful beaches.

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元となった辞書の項目

state

名詞

〈C〉(人・物事の) 状態, 様子 / 〈C〉〈U〉《しばしばS-》国家, 国, 政府 / (アメリカ・オーストラリアなどの)州 / 《話》米国 / 【形】国家の / 《米》州の / 公式の

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: state

品詞: 名詞 (他に動詞としても使われることがある)

英語での意味:


  • A condition or situation of something (e.g., the state of something = its current condition)

  • A political or territorial entity under one government (e.g., a nation or a part of a federal system)

日本語での意味:


  • 「状態」や「状況」という意味で使われる。何かの現在のようすや状況を表すときに使う。

  • 「国家」や「州」の意味でも使われる。アメリカ合衆国の州や、主権国家を指す場合に用いられる。

「今の状態を示す」「ある国や州を指す」感じの単語で、日常会話でもニュースでもよく登場します。

活用形(名詞として):


  • 単数形: state

  • 複数形: states

他の品詞形:


  • 動詞: “to state” → 「述べる」「明言する」の意味


    • 例: “He stated his opinion.” (彼は自分の意見を述べた)


  • 形容詞: “state-run” → 「州が運営する」「国営の」の意味


    • 例: “a state-run company” (国営企業)


CEFRレベルの目安:


  • B1 (中級)


    • 理由: 「状態」を表す基本語彙ではあるものの、「国家」「州」など政治・行政に関する意味など広い概念を理解するため、初級から中級にかけて学習されることが多い。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “stat(e)”


    • ラテン語の “status” (立場、状態) に由来。


  • 「状態」「立っていること」などを表す語源がもとになっています。

関連する派生語や類縁語


  • statue: 像(立った姿を想起させる)

  • stature: 身長、地位

  • status: 地位、状況

  • statement: 声明、陳述

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. in a state of confusion


    • 日本語訳: 混乱状態で


  2. state of mind


    • 日本語訳: 心の状態


  3. a fragile state


    • 日本語訳: もろい状態


  4. solid state


    • 日本語訳: 固体状態 (物理学や化学で使われる)


  5. a sovereign state


    • 日本語訳: 主権国家


  6. state of affairs


    • 日本語訳: 事態、状況


  7. state of emergency


    • 日本語訳: 緊急事態


  8. mental state


    • 日本語訳: 精神状態


  9. a state governor


    • 日本語訳: 州知事 (アメリカなど連邦制の国)


  10. state border


    • 日本語訳: 州境 / 国境



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語 “status” (立っていること、位置、状態)から派生し、フランス語を経由して英語に入ってきたと言われています。

  • 歴史的な使われ方: 中世から「地位」「状況」「社会的立ち位置」としても使われ、「国家」の意味は政治的な概念の発展とともに定着しました。

  • ニュアンス・使用上の注意:


    • 「状態」を意味するときは、一般的・日常的に使われます。

    • 「国家」や「州」を意味するときは、ややフォーマルな文脈や地理・行政などの文脈で登場することがあります。

    • 科学や報道、ビジネスの場面でも非常によく使われます。



4. 文法的な特徴と構文

可算・不可算


  • “state” (状態) は不可算名詞に近い意味合いで扱われることが多い:


    • 例: “He was in a state of shock.” (ショック状態にあった)


  • “state” (国家/州) は可算名詞:


    • 例: “There are fifty states in the USA.” (アメリカには50の州がある)


一般的な構文例


  • “in a state of 〜” → 「〜の状態にある」

  • “the state of 〜” → 「〜の状況」

  • “the State of 〜” → (固有名詞として)アメリカの州名や国名と一緒に

イディオム例


  • “get into a state” → 「興奮状態になる、落ち着きを失う」


    • ややカジュアルな言い方で、人がイライラしたり心配しすぎたりしている時に使われる。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m in such a messy state right now—I really need to clean my room.”


    • 「部屋がひどい状態だから、本当に片付けなきゃ。」


  2. “He left the kitchen in a terrible state after cooking.”


    • 「彼は料理をしたあと、ひどい状態の台所をそのままにしていった。」


  3. “I can’t concentrate in this state of chaos.”


    • 「こんな混乱状態では集中できないよ。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Could you provide a report on the current state of the project?”


    • 「プロジェクトの現状について報告していただけますか?」


  2. “Our financial state has improved significantly this quarter.”


    • 「今期、我が社の財政状況は大幅に改善しました。」


  3. “The company aims to expand into different states next year.”


    • 「その会社は来年、複数の州へ事業を拡大することを目指しています。」


学術的・専門的な文脈の例文(3つ)


  1. “The chemical reaction depends on the physical state of the substance.”


    • 「化学反応は物質の物理的状態によって左右されます。」


  2. “We studied the state of democracy in emerging countries.”


    • 「私たちは新興国における民主主義の状況を研究しました。」


  3. “This device can measure the energy state of electrons.”


    • 「この装置は電子のエネルギー状態を測定できます。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. condition (状態)


    • 「健康状態」などを言うとき、より個人的・具体的なニュアンスがある。

    • 例: “He is in good condition today.” (彼は今日は良好な体調だ)


  2. status (状況、地位)


    • 公式的・社会的な立場や進捗状況を表すことが多い。

    • 例: “What’s the status of the project?” (プロジェクトの進捗はどうなっていますか?)


反意語 (Antonyms)


  • 「状態」の意味での反意語は特になく、代わりに “chaos” (無秩序) などが対比語として取り上げられることがあります。

  • 「国家/州」の意味での反意語は明確にはありませんが、“stateless” (無国籍の) という形容詞は対照的な概念になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /steɪt/

  • アクセント: 一音節語なので明確な強勢位置はありませんが、”/steɪt/” 全体をしっかり発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはほぼありません。

  • よくある発音の間違い:


    • “st” の子音をはっきり発音せずに “seight” のように曖昧にしないよう注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “state” を “stat” や “staet” と書き間違えやすい。

  • 同音異義語との混同: 特に英語では “state” と同じ音の単語はありませんが、形が似ている “statue” や “status” に注意が必要。

  • 試験対策(TOEIC・英検など):


    • ビジネス文書やレポートなどで “state of the market” (市場の状況) として出題される場合がある。

    • 「国家」「州」という行政・政治の文脈でも出題されるため、両方の意味を理解しておきましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “state” は「立っている (立場・状態)」をイメージする。

  • “status” (地位・状態) や “statue” (像) など、ラテン語由来で “stat” が含まれる単語は「立っているもの」「状態」を表すことが多い。

  • “state” という言葉がすでに「はっきりと立ったもの=確立された状態」だと覚えると、しっくりきます。

  • スペリングは “s + t + a + t + e” で、「ステート」とカタカナで響きを意識すると覚えやすいでしょう。


以上が、名詞「state」の詳細解説です。状況を指す場合、国・州を指す場合など使い分けに注意しながら覚えてみてください。

意味のイメージ
state
意味(1)

〈C〉(人・物事の)状態,ありさま,様子

意味(2)

〈C〉《a ~》《話》極度の緊張状態,異常な精神状態

意味(3)

〈U〉地位,階級,身分

意味(4)

〈C〉〈U〉《しばしばS-》国家,国,政府

意味(5)

〈C〉《時にS-》(アメリカ・オーストラリアなどの)

意味(6)

《the States》《話》米国

意味(7)

〈U〉威厳;公式;堂々とした様子

意味(8)

国家の,国事に関する

意味(9)

《しばしばS-》《米》州の,州立の

意味(10)

公式の,儀式用の

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