最終更新日:2024/06/12

春になると鳥たちが歌い始める。

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The birds are singing in the spring.

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元となった辞書の項目

spring

名詞

〈C〉〈U〉春 / 〈C〉跳ぶこと / バネ / 《複数形で》 泉 / 〈U〉《...の》弾力 《of, in ...》 /

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解説

以下では、名詞としての “spring” を詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: spring

品詞: 名詞 (可算名詞)

CEFRレベルの目安: A2(初級)〜B1(中級)


  • 「spring」は非常に日常的な単語なので初級レベルから目にすることが多いですが、複数の意味を持つため、中級レベルでもしっかり学ぶ必要があります。

意味(英語 & 日本語)


  1. the season after winter and before summer

    → 「春」という季節を指します。「冬のあと、夏の前の季節」を意味します。日差しが暖かくなり、花が咲くイメージの単語です。


  2. a twisted piece of metal that can return to its original shape after being pressed down or stretched

    → 「ばね」を指し、金属などでできていて、力を加えても元の形に戻る特性を持つものです。


  3. a place where water naturally flows out from the ground

    → 「泉」や「湧き水」を指します。地面や岩から自然に湧き出る水源のことです。


  4. (やや古い用法) a jump; a sudden movement

    → 「跳躍」「急に跳ねること」を指します。主に動詞 “spring” で使われることが多いですが、名詞として使われる場合もあります。


「春」という季節として使う場合も、「ばね」や「泉」のような物体や場所を指す場合もあります。同じつづりですが、文脈で意味が変わるので注意が必要です。

活用形


  • 名詞なので、基本的に複数形 “springs” となります。


    • 例: “Many hot springs are found in this region.” (この地域には多くの温泉があります)


他の品詞形


  • 動詞 “to spring”: 跳ねる・急に動き出す


    • 例: “He sprang to his feet.” (彼はぱっと立ち上がった)



2. 語構成と詳細な意味

“spring” は短い単語で、明確な接頭語や接尾語はありません。語幹にあたる “spring” だけで構成されています。

派生語・類縁語


  • “springtime” (名詞) : 春の季節、その時期

  • “springy” (形容詞) : 弾力のある、ばねのように弾む

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10例)


  1. spring season → 春の季節

  2. spring water → 湧き水・天然水

  3. hot spring → 温泉

  4. spring break → 春休み

  5. metal spring → 金属のばね

  6. spring onion → ネギの一種(長ネギ・青ネギなど)

  7. spring cleaning → 春の大掃除

  8. spring garden → 春の庭

  9. spring fever → 春先の気候変化によるうきうきした気分

  10. spring meadow → 春の牧草地


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “springan” (飛び跳ねる、急に生じる) に由来します。

  • 時間の経過とともに、季節の変化を意味するようになり、さらに「湧き水」「ばね」も指すようになりました。

微妙なニュアンスや使用時の注意


  • 「春」を指す場合は季節的で明るいイメージがあります。

  • 「ばね」や「泉」は物理的なオブジェクトを指すため、話す内容によっては全く異なる文脈になります。

  • 口語か文語かという点: 「春」についての日常会話で多用され、“ばね” や “泉” も日常表現で使われるため、どちらかというとカジュアルからビジネスまで幅広く使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞のため可算名詞扱いです。単数形 (spring) と複数形 (springs) を状況に応じて使い分けます。


    • 例: “There are many beautiful springs in this mountain area.” (この山岳地帯には美しい泉がたくさんあります)


  • イディオムとしては “spring to mind” や “spring into action” は動詞形の “spring” が主になるため、名詞としては以下の点に留意するとよいでしょう。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I love spring because all the flowers start to bloom.”

    (花が咲き始めるから春が大好きなんだ。)

  2. “Could you help me fix the spring in this sofa? It’s broken.”

    (このソファのばねが壊れてるんだけど、直してくれる?)

  3. “We found a natural spring while hiking in the mountains.”

    (山をハイキングしていたら自然の泉を見つけたよ。)

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “The company will launch the new product line in spring.”

    (当社は春に新製品ラインを発表します。)

  2. “We need to check the durability of the spring in our machine design.”

    (機械設計でばねの耐久性を確認する必要があります。)

  3. “This resort is famous for its hot springs and relaxing environment.”

    (このリゾートは温泉とリラックスできる環境で有名です。)

学術的・専門的 (フォーマル)


  1. “The tension in the spring can be calculated using Hooke’s Law.”

    (ばねの張力はフックの法則を使って計算できます。)

  2. “Archaeologists discovered an ancient settlement near a freshwater spring.”

    (考古学者たちは淡水の泉の近くで古代の集落を発見しました。)

  3. “Climatologists analyze temperature changes during spring to predict pollen levels.”

    (気候学者は花粉レベルを予測するために春の気温変化を分析します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • “season” (季節)


    • 春の意味に限定せず、四季のうちの一つを指す際に使います。


  • “coil” (コイル)


    • “spring” の「ばね」を指す際に、特に巻いた形状に注目するときに使われます。


  • “fountain” (噴水) / “well” (井戸)


    • 水が噴き出る場所ですが、“fountain” は人工的、 “well” は人が掘った井戸という違いがあります。自然に湧く “spring” とは異なるニュアンスです。


反意語


  • 季節としての “spring” の反意語ははっきりとは存在しませんが、冬 (winter) は対極的な季節と言えます。

  • 「ばね(スプリング)」に対する明確な反意語はなく、物理的性質としては「ダンパー(damper)」や「衝撃吸収材」などが機能的対比になる場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /sprɪŋ/

よくある発音ミス


  • 「スプリンク」と母音を間違って伸ばしてしまったり “r” が弱くなるのを注意してください。

  • 1音節の単語なので、アクセントは常に最初の “spr” の部分にきます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “spring” を “sprinng” や “sping” と誤記しないように注意しましょう。

  • 同音異義語との混同


    • “sprung” (動詞 “spring” の過去・過去分詞形) と意味を混同しがちです。


  • 季節・機械部品・湧き水 の意味があるため、文脈から判断できるようにしておくことが重要です。

  • 資格試験(TOEICや英検)でも、季節の言い換えや多義語としての “spring” が問われる可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「春」 → 物事が新しく「飛び跳ねるように」始まるイメージで、古英語 “springan” (飛び跳ねる) が語源です。

  • 「ばね」 → 圧力をかけると跳ね返る様子も「spr(跳ぶ)」というイメージから覚えると良いでしょう。

  • 「泉」 → 水が「湧き出る」(=飛び出る) 様子をイメージすると、季節やばねの意味と関連がつきやすいです。

スペリングも「s-p-r-i-n-g」と、“s, p, r” というコンソナントが連なることで「跳躍」のイメージを思い出してみましょう。何かが「飛び出す」感じを脳裏に描くと覚えやすくなります。


以上が、名詞 “spring” の詳細な解説です。複数の意味を持つ単語として幅広く使われるので、ぜひ文脈に応じた用法を身につけてください。

意味のイメージ
spring
意味(1)

〈C〉跳ぶこと,跳ねること,跳躍

意味(2)

〈C〉ばね,ぜんまい,スプリング

意味(3)

〈U〉(…の)弾力,弾性《+of(in)+

意味(4)

〈U〉(心の)弾力,元気,活力

意味(5)

〈C〉《しばしば複数形で》

意味(6)

〈C〉《しばしば複数形で》(物事の)源泉,起源;(行為などの)動機,原因《+of+

意味(7)

〈C〉〈U〉;《比喩(ひゆ)的に》(人生などの)春《+of+

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