最終更新日:2024/06/12
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This is my second car.

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元となった辞書の項目

second

形容詞

《通例the~》第2の,2番目の, 二度目の《略》2nd,sec.) / 《A ~ +名で》もう一つの,別の / 一級(最上)のものに次ぐ,二流の / (自動車の変速機の)第2速の / 低音(声)部の,第2の

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これは私の2台目の車です。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: second

品詞: 形容詞 (ほかに名詞・動詞・副詞としても使われますが、ここでは形容詞「second」に焦点を当てます)

英語での意味: “next after the first” / “coming after the first in order”

日本語での意味: 「2番目の」「第二の」

「ものごとの順序や順位が1番目の次であるときに使われる形容詞です。たとえば『second place(2位)』や『the second door on the left(左側2番目のドア)』といった場面で使われます。」

活用形

形容詞は通常比較変化しませんが、「second」は序数(ordinal number)のひとつです。変化形としては“first (1番目) → second (2番目) → third (3番目) …”のように並びます。

他の品詞


  • 名詞: second (「秒」「2番目の人/もの」など)

  • 副詞: second (順序を表す副詞的用法。「second, I’d like to mention...」など)

  • 動詞: second (提案を「支持する」ことを意味する。例 “I second the motion.”)

CEFRレベル目安


  • A1 (超初心者): 基本的な序数のひとつなので、A1レベルから学ぶ単語です。

  • 文法上の扱いは簡単ですが、他品詞用法(動詞など)があるので注意すると良いでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “second”

  • 接頭語・接尾語は特にありません(序数として成立している単語)。

派生語・類縁語


  • secondary (形容詞): 「二次的な」「副次的な」

  • secondly (副詞): 「第二に、次に」

よく使われるコロケーション(10個)


  1. second chance(セカンド・チャンス / もう一度の機会)

  2. second opinion(セカンド・オピニオン / 別の専門家の意見)

  3. second thought(セカンド・ソート / 考え直し)

  4. second best(セカンド・ベスト / 2番目に良いもの)

  5. second class(セカンド・クラス / 2等、もしくは2流)

  6. second attempt(2回目の試み)

  7. second child(2番目の子供)

  8. second guess(後から批判する、結果論で判断する)

  9. second place(2位)

  10. second glance(2度目に見る、改めて見る)


3. 語源とニュアンス

語源

ラテン語の “secundus” (following, next in order) に由来しています。これは “sequi” (to follow) という動詞から派生しており、「後に続くもの」という意味から「第二のもの」を表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「順序が2番目である」という単純な意味を表す際に使います。

  • フォーマル・カジュアルどちらでも広く使われます。

  • 「second」はドアや通りなど具体的な並び順を説明するときだけでなく、抽象的な順位(「第二に申し上げたいのは…」など)でも使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 前置修飾として名詞を修飾


    • “the second chapter” (2番目の章)

    • “my second cup of tea” (私の2杯目のお茶)


  2. 可算・不可算


    • 形容詞としての用法なので、名詞との可算・不可算の区別とは直接の関連はありません。名詞の種類に応じて形容詞として位置するだけです。


  3. 序数を副詞的に列挙する構文


    • “First, I’d like to discuss the budget. Second, we need to address the timeline.”

    • フォーマル/インフォーマル問わずプレゼンやスピーチでよく使われます。


  4. イディオムの例


    • “on second thought” → 「考え直してみると」

    • フォーマル・カジュアル問わず、「やっぱり~だと思う」というニュアンスを出すイディオムとして使われます。



5. 実例と例文

日常会話


  1. “This is my second cup of coffee today, I really need the caffeine!”

    (今日はこれで2杯目のコーヒーだよ、カフェインが必要なんだ!)

  2. “That’s the second time I’ve lost my keys this week.”

    (今週はこれで2回目だよ、鍵を失くしたの。)

  3. “On second thought, I think I’ll wear a jacket.”

    (考え直したんだけど、ジャケットを着ようかな。)

ビジネス


  1. “Let me present our second proposal for the new campaign.”

    (新しいキャンペーンの2番目の提案を提示させてください。)

  2. “This is our second branch in the city, targeting a different market.”

    (これは市内における2番目の支店で、別の市場を狙っています。)

  3. “We aim to secure a second round of funding by the end of the quarter.”

    (四半期末までに2次資金調達を目指しています。)

学術的な文脈


  1. “In his second study, the researcher expanded the sample size to 1,000 subjects.”

    (研究者は2番目の研究において、被験者数を1000人に拡大した。)

  2. “The second chapter of the dissertation focuses on methodology.”

    (論文の第2章は研究手法に焦点を当てている。)

  3. “This theory is well supported in the second half of the article.”

    (この理論は論文の後半部分でよく裏付けられている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • another(もう1つの / 別の):厳密には数を特定しないため「2番目」という明確さはありません。

  • subsequent(続いて起こる):よりフォーマルで、「次に来る」という意味ですが、何番目かは示しません。

  • next(次の):順序を表すが、具体的に「2番目」であることを示さない場合が多い。

反意語


  • first(第一の / 1番目の)

  • primary(主要な / 第1位の)

  • initial(はじめの / 初期の)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈsɛkənd/

  • アメリカ英語: [セカンド](第一音節 “sec” に強勢)

  • イギリス英語: [セカンド](ほぼ同じ発音で、やはり第一音節が強勢)

  • “sɛk” の部分を「セク」と発音し、「カンド」ではなく「カンド」に近い短い母音と鼻音を意識します。

  • 日本語カタカナでは「セカンド」と書かれがちですが、実際は第1音節に強勢を置き、語末の “d” も明瞭に発音しすぎないのが自然です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “secound” や “secand” と書いてしまうケースがあるので注意が必要です。

  • 同音異義語: 形容詞の “second” と 名詞の “second (秒)” はスペルが同じでも文脈で使い分ける必要があります。

  • TOEICや英検などでの出題傾向: 序数の基本問題や、他の品詞(動詞としての “to second a motion”)を区別させる設問が出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「1番目の次だからセカンド」 というごく基本的なイメージを常に意識すると覚えやすいです。

  • ラテン語”secundus”=「後に続く」 と紐づけると「2番目」という感じが強くイメージできます。

  • 書くときは “se + cond” がセット、とイメージして、”cond”をしっかり書きましょう。

  • “second” は他にも「セカンドハンド(中古)」などにも出てきます。関連表現をまとめて覚えると単語が定着しやすいです。


以上が形容詞「second」の詳細解説です。順序を示す英単語の学習は、いろいろな場面で役立つ基礎になりますので、ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
second
意味(1)

《通例the~》第2の,2番目(2度目)の《略》2nd,sec.)

意味(2)

《A~+名で》もう一つの,別の

意味(3)

一級(最上)のものに次ぐ,二流の

意味(4)

(自動車の変速機の)第2速の

意味(5)

低音(声)部の,第2の

意味(6)

〈C〉《the~》2番目の人(物,事)

意味(7)

〈U〉《the~》(月の)第2日

意味(8)

〈C〉(ボクシングの)セコンド;(決闘などの)介添人;(一般に)援助者

意味(9)

〈C〉《しばしば複数形で》二流品(ボタンが取れているなど、比較的小さな問題のある格安の服)

意味(10)

〈C〉〈U〉2度音程,第2音(声)部

意味(11)

〈U〉(自動車の変速機の)第2速,セカンド[ギア]

意味(12)

《the~》《最上級の形容詞を伴って》第2に,2番目に

意味(13)

第2位で,2等で

意味(14)

〈提案・動議など〉‘に'賛成する,‘を'支持する

意味(15)

…‘を'援助する,後援する,激励する;(ボクシングで)…‘の'セコンドを務める

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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