最終更新日:2024/06/12

彼女はプロジェクトの管理を担当しています。

正解を見る

She is responsible for managing the project.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

responsible

形容詞

責任がある,信頼できる / 《...の》原因である《for》

このボタンはなに?

彼女はプロジェクトの管理を担当しています。

このボタンはなに?
解説

以下では、形容詞 responsible について、できるだけ詳細に解説していきます。


1. 基本情報と概要

意味(英語)


  • responsible: having an obligation to do something, or having to answer for one’s actions

意味(日本語)


  • 責任がある、責任を負う立場にある、または(何かの)原因である

    「ある物事に対して責任を持って行動すること」を表す単語です。誰かに任されている仕事や義務を果たすときなどに使います。また、「〜の原因を担っている」という意味合いでも使われます。

品詞


  • 形容詞 (Adjective)

活用形


  • 比較級: more responsible

  • 最上級: most responsible

他の品詞形


  • 名詞: responsibility(責任)

  • 副詞: responsibly(責任をもって)

  • 反対の形容詞: irresponsible(無責任な)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    日常会話でもビジネスシーンでも比較的よく使われ、抽象的な責任や義務への言及ができるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • responsible は、ラテン語の respondere(応答する)から派生した responsus に、フランス語の -able が付いた形が元になっています。


    • 語幹: respons-(単独では「応答・返事」というニュアンス)

    • 接尾語: -ible(「〜できる」という可能・受容を表すラテン系接尾語)


派生語や関連語


  • responsibility (名詞): 責任

  • irresponsible (形容詞): 無責任な

  • responsibly (副詞): 責任を持って

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. be responsible for …(〜に責任がある)

  2. hold someone responsible(〜に責任を負わせる)

  3. responsible behavior(責任ある行動)

  4. personally responsible(個人的に責任がある)

  5. morally responsible(道徳的に責任がある)

  6. politically responsible(政治的責任がある)

  7. directly responsible(直接の責任がある)

  8. financially responsible(財政的責任がある)

  9. socially responsible(社会的に責任がある)

  10. legally responsible(法的に責任がある)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 respondere(応答する)→ responsus → 中期フランス語 responsable → 英語 responsible

  • 古くは「何かに応答しなければならない義務を負う」という意味が徐々に「責任を負う」というニュアンスに発展しました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「責任がある」というニュアンスは、ビジネスシーンや公式文書ではフォーマルに使われます。カジュアルな会話でも「ちゃんとやるべきことをやる人だ」という良い意味合いで使われます。

  • 「〜の原因になる」という文脈では、ポジティブにもネガティブにも使われます (e.g., He is responsible for the success = 彼が成功の立役者だ / He is responsible for the accident = 彼が事故の原因だ)。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 一般的な構文


    • be responsible for + 名詞/動名詞

      例: She is responsible for organizing the event.

    • hold + 人 + responsible for + 名詞

      例: They held him responsible for the damages.


  2. 可算・不可算など


    • 形容詞のため可算・不可算の区別はありませんが、名詞形 responsibility には可算・不可算両方の用法があります。


  3. フォーマル/カジュアルな使い分け


    • カジュアル: He’s really responsible about his homework.

    • フォーマル: The committee deemed her responsible for the oversight.


  4. イディオム的表現


    • “take responsibility for …”:自ら責任を引き受ける、といった言い回しがあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3文)


  1. I think John is very responsible; he always keeps his promises.

    (ジョンはとても責任感があると思う。いつも約束を守るよ。)

  2. She’s responsible for feeding the dog every morning.

    (彼女は毎朝、犬に餌をあげる係だよ。)

  3. If something goes wrong, who’s responsible?

    (何か問題が起きたら、誰が責任を負うの?)

ビジネスシーンでの例文(3文)


  1. Our department is responsible for handling customer support inquiries.

    (我々の部署は顧客サポートの問い合わせ対応を担当しています。)

  2. He was held responsible for the budget shortfall.

    (彼は予算不足の責任を問われた。)

  3. We need a responsible manager who can lead the team effectively.

    (チームを効果的に率いることのできる責任感のあるマネージャーが必要です。)

学術的な文脈での例文(3文)


  1. Researchers must be responsible for ensuring the ethical treatment of test subjects.

    (研究者は被験体の倫理的な取り扱いを確保する責任がある。)

  2. The government is responsible for allocating funding to educational institutions.

    (政府は教育機関への資金提供を割り当てる責任を負っている。)

  3. In scientific studies, it’s crucial to identify who is responsible for data collection.

    (科学研究において、誰がデータを収集する責任を負っているかを明確にすることは重要です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. accountable(説明責任がある)


    • ニュアンス: 「行動の結果に対して、正式に説明する義務を負う」

    • 例: He is accountable to the board for his decisions.


  2. reliable(信頼できる)


    • ニュアンス: 「任された仕事をきちんとこなす」「頼りになる」

    • 例: She’s a reliable person who never misses a deadline.


反意語


  1. irresponsible(無責任な)


    • 例: He made an irresponsible comment that caused confusion.


  2. unaccountable(説明責任を負わない)


    • 例: The committee acted in an unaccountable manner.



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /rɪˈspɒn.sə.bəl/ (イギリス英語), /rɪˈspɑːn.sə.bəl/ (アメリカ英語)

  • アクセント(強勢)は第2音節の「-spon-」に置かれます: re-SPON-si-ble

  • よくある間違いとして、response(リスポンス)と混同してアクセントを誤って RE-spon-sible のようにしてしまうことがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: responsable と書いてしまう誤り。正しくは responsible

  2. 同音異義語との混同: responsive(反応が良い)との混同に注意。

  3. 試験での出題傾向:


    • TOEICなどでは「ビジネス上の責任」などを問うリスニングやリーディング問題でよく見られます。

    • 英検でも、長文読解で企業のマネジメントや役割分担に関して出題されることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「respond + able」のイメージ:「応答(行動で応える)できる→責任を負う能力がある」という語源がヒントになります。

  • スペリングのポイント: re-SPON-si-ble と区切ってイメージすると覚えやすいです。

  • 勉強テクニック: I am responsible for… というフレーズを何度も音読して、他の動名詞や名詞を入れ替えながら練習すると自然に使い方が身につきます。


以上が、形容詞 responsible の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われる重要な単語なので、ぜひ例文とともに覚えてみてください。

意味のイメージ
responsible
意味(1)

(物事が)責任を伴う,責任の重い

意味(2)

《補語にのみ用いて》(人が)(…に対して人に)責任を負っている,責任がある《+to+〈人〉+for+〈事〉(do*ing*)》

意味(3)

(人などが)責任を果たし得る,信頼できる

意味(4)

《補語にのみ用いて》《おもに米》(…の)原因である《+for+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★