最終更新日:2024/06/11

彼女は私たちのチームの貴重な一員です。

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She is a valuable member of our team.

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元となった辞書の項目

member

名詞

(集団の)一員,会員,メンバー《+of+名》 / 《またM-》国会議員 / (数式の)項,辺 / 《文》身体の一部;(特に)手,足 / 《遠回しに》男根

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解説

1. 基本情報と概要

単語: member

品詞: 名詞 (noun)

英語での意味: a person, animal, or thing that is part of a group

日本語での意味: グループや集団の一員(人、動物、物)

「例えば、何かのクラブやチーム、組織に属している人や物を指すときに使う単語です。」

活用形: 名詞なので単純に「member(単数形)」「members(複数形)」となります。


  • 単数: member

  • 複数: members

他の品詞形


  • membership (名詞): 会員であること、会員資格(「membership fee=会費」のように使う)

  • ※「member」は基本的には名詞として使われます。他動詞・自動詞としての一般的な活用はありません。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    よく日常会話やビジネスでも耳にする単語であり、クラブ活動や組織に所属する際などで広く使用されるため、英語学習者が比較的早い段階で学ぶ単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源上の語幹にあたる “membr-” は「部分」「肢(四肢)」といった意味を持つラテン語 “membrum” に由来します。

詳細な意味


  1. グループや組織に所属する人や物


    • 例: クラブ、委員会、会社の一員やメンバー


  2. 家族やコミュニティなど、あるまとまりの中の一員

  3. (やや古い用法)体の一部分、特に四肢や男性の特定の身体部位を指すこともありますが、現代ではあまり一般的ではありません。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. family member(家族の一員)

  2. team member(チームメンバー)

  3. staff member(スタッフ、職員の一員)

  4. club member(クラブの会員)

  5. board member(取締役、役員)

  6. committee member(委員会のメンバー)

  7. honorary member(名誉会員)

  8. active member(積極的に活動しているメンバー)

  9. founding member(創設メンバー)

  10. key member(重要メンバー)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の“membrum”(肢、部分)に由来し、そこから「全体の一部」を表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「member」は「資格をもったメンバー」というよりは「構成員全体のうちの一人(または一つ)」というニュアンスがあります。

  • カジュアルからフォーマルまで幅広く使われます。

  • 口語でも文書でもよく使われる、非常に一般的な単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞 (countable noun)


    • 「1人(1つ)のメンバー」「2人(2つ)のメンバー」と数えられます。


  2. 典型的な構文:


    • “be a member of + 組織”

    • “become a member”

    • “one of the members”


使用シーン


  • フォーマル: “She is a member of the board.”

  • カジュアル: “He’s a member of our gaming club.”


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I’m a member of the local dance club.”


    • (私は地元のダンスクラブのメンバーです。)


  2. “Are you a member of the gym down the street?”


    • (そこの通りにあるジムの会員ですか?)


  3. “Each family member brought their own special dish to the party.”


    • (家族それぞれがパーティに自慢の料理を持ち寄りました。)


(2) ビジネスでの例文


  1. “He was recently appointed as a member of the board.”


    • (彼は最近、取締役会のメンバーに任命されました。)


  2. “We have 50 staff members working on this project.”


    • (このプロジェクトには50名のスタッフが携わっています。)


  3. “I’d like to welcome our newest member to the team.”


    • (チームに新たに加わったメンバーの方をご紹介いたします。)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “She is a member of the American Chemical Society.”


    • (彼女はアメリカ化学会の会員です。)


  2. “Each member contributed a chapter to the collaborative research paper.”


    • (各メンバーは共同研究論文に1章ずつ寄稿しました。)


  3. “As a member of the academic committee, he reviews research proposals.”


    • (学術委員会のメンバーとして、彼は研究提案書を査読しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. participant(参加者)


    • あるイベントや活動に参加する人を指し、「一員」というより「参加している人」というニュアンスが強い。


  2. associate(仲間、同僚)


    • ビジネスや専門的な組織で「同僚」「連れ合い」を示すことが多い。 “member” よりも関係がゆるやかなこともある。


  3. fellow(仲間)


    • 同じ集団に属する人をカジュアルに表す。特に大学や研究所の「フェロー(特別研究員)」などの意味でも使われる。


反意語


  • outsider(部外者)


    • 「組織・集団の外にいる人」、つまり「メンバーでない人」を意味します。


  • non-member(非会員)


    • 文字通り「会員でない人」を指します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • アメリカ英語: /ˈmɛmbɚ/

    • イギリス英語: /ˈmɛmbə/


アクセント


  • “MEM” の部分に強勢があります。


    • 音節は “MEM-ber” の2音節です。


よくある発音の間違い


  • 「メンバー」と伸ばしすぎて /meɪ/ のような発音にしないように注意。英語では短めの /mɛ/ で始まります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “memeber” や “mamber” などと打ち間違えやすい。

  • 同音異義語との混同: 特に目立つ同音異義語はありませんが、 “number” などと字面が似ているため混乱することがあります。

  • 試験対策: TOEICや英検など頻出度の高い単語です。「会員登録」「組織、グループの一員」という文脈でよく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • mem」の音から“memory”や“remember”を連想して、グループの「一部分」として記憶すると覚えやすいかもしれません。

  • membership(会員資格)」とセットで覚えておくと、単語を広範に使いこなせるようになります。

  • 「一つのグループの一“部” (= member)」という語源イメージを持つと、より理解が深まります。


以上が member の詳しい解説です。グループや組織など、「関係性を形成している集団の一員」というイメージで使う、とても基本的で万能な単語です。ぜひ、使える幅を広げてみてください。

意味のイメージ
member
意味(1)

(集団の)一員,会員,メンバー《+of+

意味(2)

《またM-》国会議員

意味(3)

(数式の)項,辺

意味(4)

《文》身体の一部;(特に)手,足

意味(5)

《遠回しに》男根

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