最終更新日:2025/11/30

彼女は彼と結婚したいと思っています。

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She wants to marry him.

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元となった辞書の項目

marry

動詞

…‘と'結婚する,‘を夫(妻)にする;《しばしば比喩(ひゆ)的に》〈金・人の財産など〉‘と'結婚する / 〈牧師などが〉…‘を'結婚させる / 〈特に両親が〉(…に)…‘を'嫁にやる,嫁がせる《+off+名+to+名》 / 〈いくつかの…〉‘を'結合させる,融合させる;(…と)…‘を'結びつける《+名+with+名》 / 結婚する

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解説

以下では、動詞marryについて、学習者の方にもわかりやすいように、マークダウン形式で詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

▷ 意味(英語・日本語)


  • 【英語】to become the husband or wife of someone; to wed

  • 【日本語】人と結婚すること。夫や妻になること。

    たとえば「彼と結婚する」「彼女と結婚する」という場面で使われます。日常会話でよく出てくる重要な単語です。

▷ 品詞


  • 动詞 (verb)

▷ 活用形


  • 原形: marry

  • 三人称単数現在形: marries

  • 過去形: married

  • 過去分詞: married

  • 現在分詞・動名詞: marrying

▷ 他の品詞形


  • 名詞: marriage(結婚、その結婚生活)

    例) Their marriage is going well.

  • 形容詞: married(結婚している)

    例) I am happily married.

▷ 難易度(CEFR目安)


  • B1(中級)

    「日常生活・仕事・学校などで頻出の表現が理解・使用できる段階」を想定


2. 語構成と詳細な意味

▷ 語構成


  • marry は接頭語や接尾語を目立って含む単語ではありません。

  • もともとの形は中世英語“marien”にさかのぼり、古フランス語 “marier” が語源です。

▷ 他の単語との関連性


  • marriage(名詞)

  • married(形容詞)

  • remarriage(再婚)

  • remarried(再婚の形容詞形)

  • marriageable(結婚適齢期の)

▷ コロケーション(共起表現)10選


  1. marry someone off(~を結婚させる)

  2. marry into money(裕福な家に嫁ぐ/婿入りする)

  3. marry for love(愛のために結婚する)

  4. marry for convenience(便宜上の結婚をする)

  5. refuse to marry(結婚を拒む)

  6. get married in a church(教会で結婚する)

  7. feel pressured to marry(結婚を迫られる/プレッシャーを感じる)

  8. marry later in life(晩婚する)

  9. marry your high school sweetheart(高校時代の恋人と結婚する)

  10. marry outside your culture(自分の文化圏以外の人と結婚する)


3. 語源とニュアンス

▷ 語源


  • marry の語源は、古フランス語“marier”から英語に入ってきました。さらにさかのぼると、ラテン語maritare(結婚させる)に由来します。

▷ ニュアンス・使用時の注意点


  • 基本的にフォーマル/カジュアルどちらでも使われる、日常的な単語です。

  • 「誰と結婚したか」という直接的な情報を伝える動詞なので、marry to ではなく marry someone という形をとります(前置詞の誤用に注意)。

  • 口語では get married (to someone) の形でもしばしば用いられます。


4. 文法的な特徴と構文

▷ 構文上のポイント


  • 他動詞(Transitive Verb)


    • 例) I married my best friend.


  • 自動詞的に言いたい場合は get married を用いる


    • 例) They got married last week.


▷ 一般的な構文・イディオム


  1. marry + [人] – 「~と結婚する」

    例) She married John last year.

  2. get married to + [人] – 「~と結婚する」(自動詞っぽい使い方)

    例) I'm getting married to my fiancé in June.

  3. be married (to [人]) – 「〜と結婚している」

    例) She is married (to a famous musician).

▷ フォーマル / カジュアル


  • カジュアルでもフォーマルでも幅広く使えますが、より口語的には get married と表現されることが多いです。


5. 実例と例文

▷ 日常会話での例文


  1. “I'm going to marry my college sweetheart next summer!”

    (来年の夏に大学時代の恋人と結婚する予定なんだ!)

  2. “My parents want me to marry soon, but I'm not ready.”

    (両親は私に早く結婚してほしいと思っているけど、私はまだ準備ができていない。)

  3. “She decided to marry him because they share the same life goals.”

    (彼女は人生の目標が一致しているから彼と結婚することに決めた。)

▷ ビジネスシーンでの例文


  1. “After they decided to marry, they started discussing financial plans together.”

    (結婚を決めてから、2人は一緒に金銭面の計画を話し合い始めた。)

  2. “He mentioned that he would marry his partner to qualify for a spouse visa.”

    (彼は配偶者ビザを得るためにパートナーと結婚すると話していた。)

  3. “Some employees marry coworkers, which can complicate workplace relationships.”

    (同僚と結婚する従業員もいて、職場の人間関係が複雑になることもある。)

▷ 学術的 / 堅い文脈での例文


  1. “Sociological studies show a trend where people tend to marry later in life.”

    (社会学の研究によると、人々は以前より晩婚傾向にあると示唆されている。)

  2. “Individuals may choose to marry due to cultural, religious, or economic factors.”

    (人々が結婚を選ぶ理由には、文化的・宗教的・経済的な要因がある。)

  3. “Historical records reveal that royalty often married to form political alliances.”

    (歴史的記録によると、王族は政治的同盟を形成するために結婚をすることが多かった。)


6. 類義語・反意語と比較

▷ 類義語 (Synonyms)


  1. wed(フォーマルでやや古風なニュアンス:結婚する)


    • 例) “They plan to wed in the fall.”


  2. tie the knot(口語的表現:結婚する)


    • 例) “They are finally tying the knot this weekend.”


  3. espouse(非常にフォーマルかつ文語的:支持するという意味も)


    • 例) “He chose to espouse her cause as well as marry her.”


▷ 反意語 (Antonyms)


  1. divorce(離婚する)


    • 例) “They decided to divorce after many years of marriage.”


  2. separate(別居する/分かれる)


    • 例) “They separated, but haven’t decided whether to divorce yet.”



  • これらは「結婚する」と反対のアクションを示す動詞となります。


7. 発音とアクセントの特徴

▷ 発音記号(IPA)


  • 【英語(米)】/ˈmæri/

  • 【英語(英)】/ˈmæri/ または /ˈmɛri/(地域差あり)

▷ 強勢(アクセント)


  • marry の最初の音節 “ma” にアクセントがあります。

▷ アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • アメリカ英語では [mæri] に近い音。

  • イギリス英語では [mæri] と発音する人もいれば、[mɛri](「メリー」に近い)と発音する人もいます。

▷ よくある発音の間違い


  • “merry” ( /ˈmɛri/ ), “Mary” ( /ˈmɛəri/ ), “marry” ( /ˈmæri/ ) はアメリカ英語でも地域によって発音がかなり似通うため、区別が曖昧になりがちです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 前置詞の誤用


    • × “I married with him.” → 〇 “I married him.”

    • “marry” は他動詞として人を直接目的語にとります。


  2. “get married” との混同


    • “get married to [人]” はOK、ただしその場合“to”が必要。

    • “marry” の場合は直接目的語を無前置詞でとる。


  3. スペルミス


    • “marry” の最後は “y”。“merry” と混同しやすいので区別に注意。


▷ 試験対策


  • TOEICや英検などでも「marry」と「be married to」の正しい使い分けや動詞の形(過去形marriedなど)が問われる可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「マリーさんは結婚している(Marry → マリー)」のようなイメージを使って覚えると、スペリング conflation(混同)を防ぎやすいです。

  • “marry” = “m・a・r・r・y” と口に出しながらイメージを思い浮かべると、merry との混同を減らせます。

  • 結婚指輪(ring)をイメージして、marry の綴りにある「r」が連なる様子を“指輪を何重にもはめるイメージ”と関連づけると覚えやすいかもしれません。


以上が、動詞 “marry” の詳細な解説です。日常会話でもよく登場する重要な語ですので、使い方、品詞の違い、前置詞の有無などをしっかりと押さえておきましょう。

意味のイメージ
marry
意味(1)

〈牧師などが〉…‘を'結婚させる

意味(2)

〈いくつかの…〉‘を'結合させる,融合させる;(…と)…‘を'結びつける《++with+

意味(3)

結婚する

意味(4)

…‘と'結婚する,‘を夫(妻)にする;《しばしば比喩(ひゆ)的に》〈金・人の財産など〉‘と'結婚する

意味(5)

〈特に両親が〉(…に)…‘を'嫁にやる,嫁がせる《+off++to+

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