最終更新日:2024/06/11
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He has a funny personality.

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元となった辞書の項目

funny

形容詞

おかしい, 笑える / 変な, 妙な, 怪しげな / 《話》 気分が悪い

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彼は面白い性格をしています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: funny

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): amusing, causing laughter; strange or odd

意味(日本語): おかしい・笑える; または、変わっている・妙な

「funny」は、「面白くて笑える」雰囲気を表すときによく使われます。しかし、文脈によっては「なんだか変な」「妙な」といったニュアンスも持ちます。たとえば「That’s funny.(それはおかしい)」と言ったとき、笑える意味合いにも「変だな」という意味合いにもなり得るのがポイントです。


  • 活用形: 形容詞なので、基本的には比較級・最上級(funnier, funniest)の形があります。


    • 原級: funny

    • 比較級: funnier

    • 最上級: funniest


  • 他の品詞例: 「fun」は名詞ですが、口語的に形容詞として「fun activity(楽しい活動)」のように使われることもあります。ただし、「funny」はきちんとした形容詞です。

難易度 (CEFR レベル): B1(中級)

→ 「funny」は日常会話でもよく使い、慣れると自然に表現できる単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • 語幹: fun (名詞「楽しさ」)

    • 接尾語: -y (形容詞化の接尾語。「~っぽい」「~な感じの」という意味を付与)

    • そのため、「fun + -y」で「楽しくさせるような」という意味合いから発展し、「おかしい」「笑える」というニュアンスにつながっています。


  • 詳細な意味


    1. 「面白い」「笑える」:人や物事を笑わせるようなおかしさ

    2. 「変わっている」「奇妙な」:心をくすぐる妙な感じや、怪しさ


  • 関連・派生語


    • fun(名詞/形容詞): 「楽しさ」「楽しい」

    • funny-looking(形容詞): 「見た目が変な」

    • funnily(副詞): 「おかしくも」「奇妙にも」


  • よく使われるコロケーション(10個)


    1. funny story(面白い話)

    2. funny joke(笑いを誘うジョーク)

    3. funny face(おかしな顔つき)

    4. funny feeling(妙な感じ)

    5. funny noise(変な音)

    6. funny movie(面白い映画)

    7. funny coincidence(妙な偶然)

    8. funny look(変な表情/怪訝な表情)

    9. funny accent(おかしななまり)

    10. funny behavior(奇妙な行動)



3. 語源とニュアンス


  • 語源

    「funny」は「fun(楽しさ)」に形容詞化の「-y」がついた形で、もともとは “fun” から派生しています。18世紀頃から「面白い」だけでなく「怪しい」「妙な」という意味も使われるようになりました。


  • ニュアンスや使用時の注意点


    • 「It’s funny!」は一般に「それ面白いね!」という肯定的な意味。

    • 「That’s funny...」と少し下げ気味に言うと「なんだか変だね...」「妙だね...」というニュアンスを持つことが多い。

    • 口語ではカジュアルで、「strange」ほど硬くはない表現。

    • ビジネスメールの文面で「funny」を使うのは稀ですが、口頭やカジュアルな場面では普通に使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: 形容詞なので可算・不可算の概念はありません。

  • 構文例


    • “It’s funny how + 文.”:「〜とはおかしい/面白い(ね)」

    • 例: “It’s funny how everyone here knows each other.”

    • “find ~ funny”: 「〜を面白いと思う」

    • 例: “I find this show funny.”


  • 使用シーン


    • カジュアルな日常会話: 友人同士や家族との会話

    • 正式な文章ではあまり使わないが、「humorous」「amusing」などの類語を使うとよりフォーマルになる場合もある。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文(3文)


  1. “That movie was so funny, I couldn’t stop laughing!”

    (あの映画、めっちゃ面白くて、笑いが止まらなかったよ!)

  2. “It’s funny you say that—I was just thinking the same thing.”

    (そんなこと言うなんておかしいね。ちょうど同じこと考えてたんだよ。)

  3. “He makes a funny face every time he tries a new food.”

    (彼は新しい食べ物を試すたびに、変な顔をするのよ。)

(2) ビジネスでの例文(3文)


  1. “His presentation was funny and engaging, so the clients enjoyed it.”

    (彼のプレゼンは面白くて魅力的だったので、クライアントが楽しんでくれました。)

  2. “I found it funny that the meeting started exactly on time today.”

    (今日のミーティングがきっちり定刻に始まるなんてちょっと珍しいね。)

  3. “The tone of the email was a bit funny; I wasn’t sure if it was serious.”

    (そのメールの文面がちょっと妙な感じだったので、本気なのかよくわかりませんでした。)

(3) 学術的/フォーマルな文脈での例文(3文)


  1. “Some researchers note that humor in academic lectures can be funny yet informative.”

    (一部の研究者は、学術講義におけるユーモアが面白いだけでなく情報的価値もあると指摘しています。)

  2. “It’s funny how certain linguistic patterns can change meaning drastically in context.”

    (特定の言語パターンが文脈によって意味を大きく変えるのは興味深いものです。)

  3. “Though the topic is complex, the professor’s funny anecdotes help clarify the concepts.”

    (そのテーマは複雑だが、教授の面白い逸話のおかげで概念がより明確になります。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. amusing(面白い) – 「笑える」という点は似ているが、ややフォーマル

    2. hilarious(非常に面白い) – 「腹を抱えて笑う」ほどの強い面白さ

    3. comical(こっけいな) – 見た目や動きが滑稽な印象

    4. odd / strange(奇妙な) – 「変わっている」意味合いだけ取り出したい場合に使用


  • 反意語 (Antonyms)


    1. serious(まじめな) – 面白みがまったくない、深刻さを伴う

    2. boring(退屈な) – 笑いを誘うことインパクトが全くない


「funny」は「笑える」と「変わった」の両義を同時に持つことが多い点で、単なる「amusing(面白い)」とは少し使い方が異なります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈfʌn.i/


    • アクセント(強勢)は第一音節 “fun” の部分に置かれます。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 大きな違いはありませんが、イギリス英語はやや短めの /ʌ/ の音で、アメリカ英語はやや広めに口を開ける発音になる傾向があります。


  • よくある間違い: /fʌn/ と /fæn/(「fan」)を混同しないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “funy” としてしまったり、 “funnny” のように n を重ねすぎたりするミスに注意。

  • “fun” と “funny” の混同: “fun” は名詞で「楽しさ」、ときどき形容詞的に「楽しい」という意味合いで使われるものの、「funny」は「おかしい」「妙な」という意味が強い点で異なります。

  • 試験対策: TOEICや英検等で「fun」と「funny」を取り違えさせる問題が出題されることがあります。文脈で「笑い」「妙なニュアンス」があるときは“funny”を使いましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「fun(楽しさ)に -y(っぽい)がついている → “funっぽい” → 笑える、または変わった感じ」

  • 覚え方:


    1. スペルは “fun + ny” で「遊びや楽しさ(fun)を形容詞化した」とイメージするとわかりやすいです。

    2. 両義(面白い/奇妙)を持つので、「笑える or 変だな」というシチュエーションのとき思い出すと定着しやすいです。



「funny」は使い勝手がよく、ニュアンスに幅のある便利な形容詞です。上手に使い分けられるよう、ぜひ練習してみてください。

意味のイメージ
funny
意味(1)

おかしい

意味(2)

変な,妙な;疑わしい,怪しげな

意味(3)

《話》《補語にのみ用いて》気分が悪い,ぐあいが悪い

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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