最終更新日:2025/08/03

The hikers walked through the beautiful valley.

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ハイカーたちは美しい谷を歩きました。

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元となった辞書の項目

valley

名詞

谷,谷間 / 《修飾語を伴って》《通例単数形で》(大河の)流域

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解説

以下では、英単語「valley」について、学習者向けに詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語 / 日本語)


  • 英語: “valley” → “a low area of land between hills or mountains, often with a river running through it.”

  • 日本語: 「谷」 → 「山と山、または丘と丘の間にある低地で、川が流れていることが多い場所」という意味です。

    「valley」は、周りが高い地形に囲まれた低い場所を指すときに使われます。自然の風景を描写するときに非常によく使われる単語です。

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形


  • 単数形: valley

  • 複数形: valleys

他の品詞

英語では「valley」は他の品詞にはならない名詞専用の単語ですが、たとえば形容詞的に使われると「valley region (谷の地域)」といった表現になります。

CEFRレベルの目安


  • A2(初級): 自然や地理の説明でよく出てくる、比較的やさしい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源的にはラテン語の「vallis(谷)」からきています。接頭語・接尾語は含まれていない、ひとまとまりの語として考えられます。

関連語や派生語


  • “valley floor”: 谷の底

  • “valley basin”: 谷盆地

よく使われるコロケーション(10個)


  1. a green valley → 緑豊かな谷

  2. a deep valley → 深い谷

  3. a narrow valley → 狭い谷

  4. valley floor → 谷底

  5. valley walls → 谷の側面(両側の山肌)

  6. lush valley → 緑が生い茂る豊かな谷

  7. wide valley → 広く開けた谷

  8. the valley below → 下のほうにある谷

  9. valley breeze → 谷から吹いてくる風

  10. the river runs through the valley → 川が谷を流れている


3. 語源とニュアンス

語源


  • “valley” は古フランス語の “valee” から、中期ラテン語 “vallata”, さらにラテン語の “vallis” にさかのぼります。古くから「谷」を意味する言葉として使われてきました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「valley」は山や丘に囲まれた低地を表す一般的な単語で、カジュアルでもフォーマルでも使いやすい表現です。

  • 場面としては、日常会話での風景描写から、観光地や地理の説明、学術的な地質学の文章まで幅広く使用できます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞で、可算名詞 (countable noun) です。


    • 例)“one valley”, “two valleys” のように数えられます。


  • フォーマル/カジュアルのいずれにも使えますが、主に自然・地理的な文脈で登場します。

一般的な構文例


  • “This valley is surrounded by high mountains.”

  • “The river flows through the valley.”


5. 実例と例文

それぞれ3つずつ、合計9例を示します。文脈によって使い方をイメージしてください。

① 日常会話での例文(カジュアル)


  1. “We hiked down into the valley and had a picnic by the river.”

    (私たちは谷へハイキングして、川辺でピクニックをした。)

  2. “There’s a beautiful valley just outside the city.”

    (街のすぐ外側に素敵な谷があるんだよ。)

  3. “I love the view of the valley from this overlook.”

    (この展望所からの谷の景色が大好きです。)

② ビジネスシーンでの例文(ややフォーマル)


  1. “Our company plans to establish a resort in the coastal valley.”

    (当社は海辺の谷にリゾート施設を建設する計画があります。)

  2. “The agricultural potential of the valley makes it an attractive area for investors.”

    (この谷の農業的な可能性は投資家にとって魅力的な地域です。)

  3. “During the site inspection, we noticed that the valley is prone to flooding.”

    (現地調査中、この谷が洪水の危険性があるとわかりました。)

③ 学術的な文脈(地理学・環境学など)


  1. “Glacial activity has significantly shaped the valley over thousands of years.”

    (氷河の活動が何千年にもわたって谷の形を大きく変えてきました。)

  2. “The valley ecosystem hosts a diverse range of flora and fauna.”

    (その谷の生態系には多種多様な動植物が生息しています。)

  3. “Sediment samples collected from the valley floor indicate historical climate changes.”

    (谷底から採取された堆積物のサンプルは、過去の気候変化を示しています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  • “gorge” (深い渓谷)

    主に「急峻な崖に囲まれたごく深い谷」のイメージを伝えるとき。

  • “canyon” (峡谷)

    主にアメリカ英語で、非常に深く大きい渓谷を指すとき。

  • “ravine” (渓谷、深い溝)

    こちらも深い切れ込みのニュアンスが強い。

→ “valley” は広めの一般的な意味、ほかはより深い&急峻な印象の特別な種類の谷を指します。

反意語(Antonyms)


  • “mountain” (山)

  • “peak” (山頂)

  • “hilltop” (丘の頂)

谷とは反対に高地・山頂を表します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈvæl.i/

  • アクセントは最初の音節 “VAL” にあります。


    • アメリカ英語: [ヴァl-リー](第一音節をやや強く)

    • イギリス英語: [ヴァl-リー](基本的に同じですが、少しだけ母音の響きが変わることがあります)


  • よくある間違い: “val-ley” のつづりで、アクセントは最初に置きます。つづりを “vaelly” や “valey” としないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスに注意: “valley” → “valey” と「l」が一つ抜けたり、余計に “vallley” のように多く書きがち。

  • 同音異義語との混同は少ないですが、「alley(路地)」とはスペルも意味も違うので気をつけてください。

  • 試験対策(TOEICや英検)では、地理・自然環境に関する設問で出やすい単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「V」の形が谷の形状を連想させる → “V” = “Valley”で覚えるとイメージしやすいです。

  • 「山に囲まれていて下にある場所」という映像を頭に思い浮かべるようにすると、定着しやすいでしょう。

  • スペリングは「v-a-l-l-e-y」。途中の “ll” が谷間のくぼみを二つ重ねにしたイメージ、と覚えるのも良いかもしれません。


以上が「valley」についての詳細解説です。自然環境や風景を説明するときに頻出の語ですので、ぜひ覚えて活用してみてください。

意味のイメージ
valley
意味(1)

,谷間

意味(2)

《修飾語を伴って》《通例単数形で》(大河の)流域

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