最終更新日:2025/08/24
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元となった辞書の項目

university

名詞

〈C〉[総合]大学 / 〈U〉《the university》《集合的に》大学生,大学当局

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解説

1. 基本情報と概要

単語: university

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): An institution of higher education offering undergraduate and postgraduate degrees.

意味(日本語): 大学。高校卒業後に進学し、学士や修士などの学位を取得する高等教育機関。

「university」は、「学士号・修士号などの取得のために通う大学」という意味で、主に学術的な機関を指します。高校や短期大学(community college など)よりも専門性が高く、研究や専門的な学問を学ぶ場所というニュアンスがあります。


  • 活用形:


    • 単数形: university

    • 複数形: universities


  • CEFR レベル目安: B1(中級)

    → 「社会生活での話題や、自分の仕事・学業に関することをある程度やりとりできるレベル」です。


他の品詞としての例


  • 形容詞:university-related (例: university-related activities「大学関連の活動」)

  • 複合名詞:university student, university professor など


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「uni-」: 「一つ」を意味するラテン語由来の「unus」に関連

    • 「-vers-」: 「回す」や「向く」を意味するラテン語 “vertere” 由来

    • 「-ity」: 抽象名詞を作る接尾辞


もともとラテン語 “universitas” は「全体」「共同体」を意味し、「教員と学生の共同体」という概念が中心にあったとされます。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. apply to a university


    • 「大学に出願する」


  2. enter a university


    • 「大学に入学する」


  3. graduate from a university


    • 「大学を卒業する」


  4. university campus


    • 「大学のキャンパス」


  5. university degree


    • 「大学の学位」


  6. private/public university


    • 「私立/公立大学」


  7. university professor


    • 「大学教授」


  8. university student


    • 「大学生」


  9. university fees/tuition


    • 「大学の授業料」


  10. university library


    • 「大学図書館」



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “universitas magistrorum et scholarium”(教員と学生の共同体)が語源。 “universitas” は「全体」「共同体」を表し、「教育共同体」としての大学を指していました。

  • ニュアンス:


    • 「university」は比較的フォーマルな言葉で、学問的な場や正式な場面でよく用いられます。

    • 会話では “go to university” と言えば「大学に行く(大学に在学する)」という意味を取り、特にイギリス英語では “go to university” と “go to college” の使い分けがあります。


カジュアルな表現では省略して “uni” と言う場合もありますが、主にイギリスやオーストラリアなどで使われる口語表現です。アメリカ英語では “college” と言うことが多いですが、「大学全般」を指すなら “university” が正確です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “a university / the university” のように冠詞を付ける。複数形は “universities”。

  • 構文例:


    1. “I decided to go to university.”

    2. “She studied at the University of Tokyo.”

    3. “They run a collaboration between the university and industry.”


  • イディオムや定型表現:


    1. “university admissions” (大学入学事務)

    2. “university town” (大学町、大学が主要施設になっている町)


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマル:文書や学術的文脈で “university” と正式に書く

    • カジュアル:口語の一部地域で “uni” と略すこともある



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m so excited to finally go to university next year!”


    • 「来年、やっと大学に行けるからすごく楽しみ!」


  2. “My sister goes to a university in London.”


    • 「私の姉はロンドンの大学に通っています。」


  3. “Are you planning to tour any universities this summer?”


    • 「今年の夏は大学見学に行く予定ある?」


ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company is partnering with the local university for research projects.”


    • 「当社は地元の大学と研究プロジェクトで提携しています。」


  2. “We invited a university professor to speak at our conference.”


    • 「私たちは学会で講演してもらうために大学教授を招きました。」


  3. “The university’s innovation center has led to several successful start-ups.”


    • 「その大学のイノベーションセンターからは、いくつもの成功したベンチャー企業が生まれています。」


学術的な文脈での例文


  1. “According to the latest university study, climate change has accelerated.”


    • 「最新の大学の研究によると、気候変動は加速しているそうだ。」


  2. “Her paper was published in a university journal.”


    • 「彼女の論文は大学の学術誌に掲載された。」


  3. “The university provides funding for groundbreaking scientific research.”


    • 「その大学は画期的な科学研究に資金を提供している。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. college(カレッジ)


    • アメリカ英語では大学を “college” と呼ぶことが多いが、厳密には大学と短大を含むため広義。イギリス英語では高等教育機関の一部を”college”と呼ぶこともある。


  2. institute(インスティテュート)


    • 専門分野(工科、科学、芸術など)に特化した教育・研究機関。大学よりも特定の分野に特化する傾向がある。


  3. academy(アカデミー)


    • 芸術・軍事・特定分野の教育・研究機関。


反意語

大学の明確な反意語はありませんが、教育機関のレベルとして遠い存在は primary school(小学校)や high school(高校)などで、対比として使われる場合はあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /ˌjuːnɪˈvɝːsəti/

  • IPA (イギリス英語): /ˌjuːnɪˈvɜːsəti/

  • アクセント: 音節順に “u-ni-VER-si-ty” で、第三音節 “VER” に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: イギリス英語は “ɜː” 音を出す(カタカナ表記だと「ヴァー」寄り)のに対し、アメリカ英語では “ɝ” に近い(カタカナ表記だと「ヴァーr」寄り)の発音になります。

  • よくある発音の間違い: 「アニバーシティ」と “a” の音になりやすいこと。実際は “yu” の音から始まるので、頭文字に注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 冠詞の使い方: “university” は音が /juː-/ で始まるため、母音ではなく子音として扱われ “a university” となる。 “an university” は誤り。

  2. スペルミス: “unversity” / “universiry” / “univercity” など、つづりの抜けや間違いに注意。

  3. 同音異義語との混同: 直接的な同音異義語はないが “universe”(宇宙)と混ざりやすい場合がある。

  4. 試験での出題傾向: TOEICや英検で “go to a university” などの熟語的用法や冠詞の用い方が問われる。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「uni-」は「一つ」を意味し、「ユニフォーム(uniform = 同じ形)」「ユニーク(unique = 唯一の)」とも関係があると覚えるとよいでしょう。

  • 語尾の “-ty” は形容詞から名詞を作る際にも使われ、「city」「university」のように場所や抽象概念を示す単語が多いです。

  • 「大学(university)」は「いろいろな分野が一つに集まる(uni)学問世界(versity)」というイメージを持つと覚えやすいかもしれません。

以上が university の詳細解説です。学習の際の参考にしてください。

意味のイメージ
university
意味(1)

{C}[総合]大学

意味(2)

〈U〉《the university》《集合的に》大学生,大学当局

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