最終更新日:2025/07/29

The crash of the waves against the rocks was deafening.

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波が岩にぶつかる音は耳をつんざくほどだった。

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元となった辞書の項目

crash

名詞

ガラガラ,ドシン(物が倒れたり砕けたりするときの音) / (飛行機の)墜落, (車の)衝突 / (事業などの)崩壊,破産,(相場の)暴落

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解説

1. 基本情報と概要

単語: crash

品詞: 名詞 (他に動詞として使われる場合もあります)

CEFRレベル: B2(中上級)


  • 「crash」は衝突や大きな音を伴う墜落・崩壊を表す英単語です。

  • 日本語では「衝突」「墜落」「激突」「大暴落」などと訳され、突然の破壊的な出来事を含むニュアンスがあります。

  • たとえば、「車と車が衝突する」「株価の大暴落」「大きな音を立てて崩れる」といった場面で使われます。

活用形


  • 名詞: a crash (単数) / crashes (複数)

  • 動詞として: crash (原形) / crashes (3人称単数現在) / crashed (過去形・過去分詞) / crashing (現在分詞)

他の品詞になった時の例


  • 動詞: “to crash” → 「衝突する」「墜落する」「故障する」「急落する」など

    例: The computer crashed last night. (昨夜コンピューターがクラッシュした)

  • 形容詞: “crash landing” → “crash (landing)” は「不時着」、「緊急の」という使われ方をすることもありますが、形容詞というよりは名詞+名詞の複合語としての用法が多いです。

2. 語構成と詳細な意味

語構成

「crash」は、はっきりとした接頭語や接尾語をもたない短い語です。語幹は “crash” 全体で、衝突音を表す擬音的な由来があるとされます。

詳細な意味


  1. 衝突・墜落 (衝撃を伴う事故)


    • 車同士・飛行機などが激しくぶつかり、壊れるときに使います。


  2. 破産・倒産・大暴落


    • 金融市場や経済における急激な価値下落を指すときに使います。


  3. 大きな音


    • 物が勢いよく落ちたり、衝突したときの「ガシャン」「ドン」というような音を表現するときにも名詞“crash”が使われます。


よく使われるコロケーション(共起表現)


  1. car crash → 自動車事故

  2. plane crash → 飛行機事故

  3. market crash → 市場の大暴落

  4. crash course → 短期集中講座(比喩的な意味で)

  5. crash diet → 短期間で行う過激なダイエット

  6. stock market crash → 株式市場の暴落

  7. system crash → システムのクラッシュ(コンピューターなど)

  8. crash landing → 墜落着陸・不時着

  9. crash site → 墜落現場・衝突現場

  10. crash and burn → 大失敗する(口語表現)

3. 語源とニュアンス


  • 「crash」は中英語期までさかのぼるとされ、衝突音を表す擬音に由来すると考えられています。音象徴的に「壊れる」「ぶつかる」という強いイメージをもった単語です。

  • 比喩的にも使え、人物が没落する「人生の衝突」や「崩壊」のニュアンスを持つ場合もあります。

  • 口語・文章どちらでも使用されますが、衝撃的な印象を与える単語なので、ニュース報道や事件・事故の話題でよく目にします。ビジネス文書でも「株価暴落」や「システム障害」の意味でフォーマルに使われることがあります。

4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “a crash” / “the crash” / “crashes”

    例: There was a crash on the highway this morning.

  • 文法上のポイント:


    • 「crash」は可算名詞なので、数える場合には冠詞や複数形が必要です。(「a crash」「the crash」など)

    • 動詞として使う場合は他動詞・自動詞両方の使い方がありますが、名詞の場合は事故や衝突そのものを指します。


一般的な構文・イディオム


  • crash course: 短期集中講座

  • crash and burn: 大失敗する、燃え尽きるように終わる

  • to go down in a crash: 劇的に破綻する

5. 実例と例文

日常会話


  1. “I heard a loud crash in the kitchen. Did something fall?”

    →「台所から大きなガチャンという音が聞こえたけど、何か落ちたの?」

  2. “Be careful on the road; there was a crash this morning.”

    →「道中気をつけてね。今朝事故があったみたいだから。」

  3. “My computer had a crash last night, and I lost all my files.”

    →「昨日の夜コンピューターがクラッシュして、ファイルが全部消えちゃった。」

ビジネス


  1. “We must prepare for a potential market crash.”

    →「市場の暴落に備える必要があります。」

  2. “The server crash caused a delay in our project launch.”

    →「サーバーのクラッシュでプロジェクトのローンチが遅延しました。」

  3. “After the financial crash, the company struggled to recover.”

    →「金融の大暴落の後、その会社は立て直しに苦労しました。」

学術的・専門的


  1. “The researchers analyzed the crash impact data of various car models.”

    →「研究者たちはさまざまな車種の衝突インパクトデータを分析しました。」

  2. “Historical data confirms that an economic crash can have long-lasting effects on society.”

    →「歴史的なデータは、経済の暴落が社会に長期的な影響を及ぼすことを示しています。」

  3. “In aviation safety studies, a plane crash is investigated meticulously.”

    →「航空安全の研究において、航空機事故は綿密に調査されます。」

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. collision (衝突)


    • 「衝突」の物理的側面を強調する場合によく使います。

    • “collision” は衝突そのものを冷静に指す印象。


  2. impact (衝撃)


    • 衝撃力や印象を強調する場合に使います。


  3. collapse (崩壊)


    • 建物や組織などが崩れ落ちるイメージを強調する場合に使います。


  4. wreck (衝突による大破)


    • 車や船が大破して使い物にならなくなるイメージがあります。


反意語


  • smooth landing (軟着陸)


    • 衝突や墜落とは対照的に、スムーズに着陸すること。


  • recovery (回復)


    • 経済やシステムが崩壊せず、持ち直すこと。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /kræʃ/

  • アメリカ英語: クラッシュ

  • イギリス英語: クラッシュ

  • 強勢は単語全体にあり、「クラッシュ」の “クラ” の部分にややアクセントが置かれます。

  • /æ/ の発音が日本人には難しく、「ア」と「エ」の中間くらいの口の開きで出す音なので、甘く「クラーシュ」とならないよう注意が必要です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “crash” を “crush” と書き間違える例がよくあります(“crush” は「押しつぶす」です)。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は厳密にはありませんが、似た発音の “clash” (衝突する、対立する) は意味が異なるので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などの読解問題で、経済やコンピュータのトラブルについての文脈で登場することがあります。「暴落」「システムダウン」の文脈を把握しておくとよいでしょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 擬音から覚える: “crash” は「ガシャン」や「ドン」という衝突音をイメージすると記憶しやすいです。

  • スペリングのポイント: “cr-a-sh” と母音が “a” だけなので、余計な文字を入れないように。

  • イメージで学ぶ: 車がぶつかる瞬間や、グラフが急落している絵を思い浮かべると、意味との関連づけがしやすいでしょう。


以上が、名詞「crash」の詳細な解説です。場面に応じて「衝突、墜落、破綻」など、状況に合わせた訳語を思い浮かべられるようになると、使いこなしの幅が大きく広がります。ぜひ例文やコロケーションと合わせて学習に役立ててください。

意味のイメージ
crash
意味(1)

ガラガラ,ドシン(物が倒れたり砕けたりするときの音)

意味(2)

(事業・相場などの)崩壊,破産

意味(3)

(飛行機の)墜落;(車の)衝突

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