最終更新日:2025/08/08

The doctor prescribed a new treatment for my condition.

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医師は私の症状に対して新しい治療法を処方した。

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元となった辞書の項目

treatment

名詞

〈U〉《...の》取り扱い, 扱い方《of ...》 / 治療 / 〈C〉《...に対する》治療法《for ...》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: treatment

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): The process, manner, or method of treating someone or something, often referring to medical care, handling of a subject, or behavior towards a person.

意味(日本語): 何かを扱う方法や態度、特に医療行為(治療)や人や物への接し方、取り扱い、処遇を指す言葉です。状況によっては「治療」「処置」「待遇」などを意味します。とても一般的に使われる単語で、人や物事の扱い方を幅広く表す名詞です。


  • 活用形: 名詞なので直接的な活用はありませんが、単数形“treatment” と複数形“treatments” があります。

  • 他の品詞の例:


    • 動詞: treat(治療する、扱う)

    • 形容詞: treatable(治療可能な)


CEFRレベル目安: B2(中上級)

B2は日常的な文脈だけでなく、より専門的な場面で求められる英語に触れる段階です。“treatment”は専門的な医療や学術文献などでもよく登場します。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: treat + ment


    • treat: 「扱う、治療する」

    • -ment(接尾辞): 動作や状態を名詞化する働きがあります。


  • 派生語や類縁語:


    • treat (動詞)

    • retreat (後退する、または隠れ家/静養先としての名詞)

    • treatable (形容詞)


よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10個


  1. medical treatment(医療行為 / 治療)

  2. special treatment(特別な扱い)

  3. dental treatment(歯科治療)

  4. receive treatment(治療を受ける)

  5. fair treatment(公平な扱い)

  6. harsh treatment(厳しい扱い / 冷遇)

  7. undergo treatment(治療を受ける)

  8. course of treatment(治療過程)

  9. equal treatment(平等な扱い)

  10. water treatment(浄水処理 / 水処理)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    中英語の “tretement” から派生し、古フランス語 “traitement” やラテン語の動詞 “tractare(扱う)” にさかのぼります。

  • 歴史的使用:

    元々は「扱い」「取扱い」の広い意味でしたが、その後医療分野での「治療」「処置」を指す用法が発達しました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • “treatment” は医療用語として用いられる際は「治療」を強く指します。

    • 人への「扱い」「待遇」を表すときは、ポジティブにもネガティブにも使われます。(例: “He received special treatment.” → 彼は特別扱いを受けた)


  • 口語/フォーマル度:


    • 医療文脈や公的文書での使用はフォーマルな印象です。

    • 日常会話でも “treatment” は広く使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算:

    “treatment” は文脈によって可算/不可算が分かれる場合があります。


    • 不可算として使われる場合: 「処遇・取り扱い」など抽象的な意味 → “This kind of treatment is unacceptable.”

    • 可算として使われる場合: 「治療行為」や「処置法」など具体的なもの → “The clinic offers various treatments for back pain.”


  • よく使われる構文:


    • “to receive/get treatment for …” → …に対する治療を受ける

    • “to provide/offer treatment” → 治療を提供する

    • “treatment of/for …” → …の治療/…の扱い


  • 使用シーン: 日常会話・医療現場・ビジネス文書など幅広いです。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “I don’t think that was fair treatment, do you?”

    (あれは公平な扱いじゃなかったと思うんだけど、どう思う?)

  2. “I need to find a good hospital for my dad’s treatment.”

    (父の治療のために良い病院を探さないといけないの。)

  3. “She always gives me the silent treatment when she’s upset.”

    (彼女は腹を立てるといつも私を無視してくるんだよ。)

5.2 ビジネスでの例文


  1. “Our new policy aims to ensure equal treatment for all employees.”

    (私たちの新しい方針は、すべての従業員に平等な扱いを保証することを目的としています。)

  2. “The customer complained about the poor treatment he received at the front desk.”

    (その顧客は受付でのひどい対応について不満を述べました。)

  3. “We have partnered with a local provider for the treatment of industrial waste.”

    (私たちは産業廃棄物の処理を行うため、地元の業者と提携しました。)

5.3 学術的な文脈での例文


  1. “This paper discusses the latest treatment approaches for autoimmune disorders.”

    (この論文は自己免疫疾患の最新の治療法について論じています。)

  2. “The study includes data from 300 patients who underwent experimental treatments.”

    (この研究では、実験的な治療を受けた300人の患者のデータが含まれています。)

  3. “Effective treatment of contaminated soil requires both chemical and biological methods.”

    (汚染された土壌の効果的な処理には、化学的手法と生物学的手法の両方が必要です。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. therapy(セラピー、治療法)


      • 医療的・心理的治療を指すときに強い。


    2. care(世話、ケア)


      • より日常的で、「治療」より「面倒を見る」ニュアンスが強め。


    3. handling(取り扱い)


      • 物や状況への具体的な処理や操作を指す。


    4. approach(アプローチ、取り組み方)


      • 問題の「扱い方」を示す表現。



  • 反意語:


    • mistreatment(虐待、不当な扱い)

    • neglect(放置、無視)

      ※ “treatment” は「扱うこと」を前提にするので、扱わない、または誤った扱いをする言葉が反意に近いです。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈtriːt.mənt/

  • アメリカ英語: [tríːt-mənt] (「トゥリートメント」のように舌を立て気味に発音)

  • イギリス英語: [tríːt-mənt] (アメリカ英語と大きくは変わりませんが、やや弱い /t/ や曖昧母音の違いで「トゥリー(t)メント」のようにも聞こえます)

  • 強勢(アクセント): “treat” の部分に強勢があります。

  • よくある発音の間違い: “tree-tment” のように /iː/ を曖昧にして /ɪ/ としないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “treatmant” や “tretment” と誤記しがち。

  • 同音異義語との混同: treat(動詞)との混乱のみで、同音異義語は特にありません。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検などでは「病状や治療」に関するパッセージ、あるいは「待遇」という文脈で登場することが多いです。

    • 選択肢に出た場合は文脈から “treatment = 治療・処置” か“待遇・扱い”なのかをしっかり区別してください。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “treat” は「ケーキを奢る」などの文脈(“I’ll treat you!”)でも出てくる動詞。そこに “-ment” がついて名詞形になっている、と覚えると良いでしょう。

  • スペルのポイント: treat + ment → ea の部分は長音「トゥリー」、最後の母音は曖昧に「メント」。

  • 日本語でも「スペシャルトリートメント」などカタカナ語でよく使われますので、そのままイメージを持ちやすいです。


以上が treatment の詳細解説です。医療分野だけでなく、人や物の「扱い方」全般を指すときにもよく使う便利な単語です。できるだけ文脈に合わせて、可算・不可算、ニュアンスを使い分けながら自然な英語表現を身につけましょう。

意味のイメージ
treatment
意味(1)

〈U〉(人・物の)取り扱い,扱い方《+of+名》

意味(2)

〈U〉治療;〈C〉(…に対する)治療法《+for+名》

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