最終更新日:2025/08/11

He stopped short when he saw the car coming towards him.

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彼は車が近づいてくるのを見て急に止まった。

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元となった辞書の項目

short

副詞

急に,突然

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彼は車が近づいてくるのを見て急に止まった。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: short

品詞: 副詞 (adverb)

英語の意味: briefly, suddenly, or not as far as expected

日本語の意味: 「短く」「急に」「(期待より)及ばずに」というニュアンスを持つ副詞です。

日本語では、「急に止まる」「途中でやめる」「目標に届かない」といった状況で使われます。「長さや距離、時間が短い・満たない」「ちょっとした瞬間的な動き」などを強調するイメージがあります。

活用形

副詞なので、形そのものの活用はありません。

しかし、short はもともと形容詞、また名詞や動詞でも使われる単語です。形容詞としては「短い」、名詞としては「短いもの(例:shorts で「短パン」)」、動詞としては「ショートさせる(電気回路などをショートさせる)」という意味で用いられます。

他の品詞・形の例


  • 形容詞: short → 「短い」

    例: a short break (短い休憩)

  • 名詞: shorts → 「短パン」

    例: He wore shorts. (彼は短パンを履いていた)

  • 動詞: to short (電気回路をショートさせる; または「株を空売りする」の意味も)

    例: The wire shorted out. (その配線はショートした)

CEFRレベル目安: A2(初級)

日常会話でも目にする機会が多く、比較的基礎的な単語ですが、副詞としての用法の理解はやや慣れが必要です。


2. 語構成と詳細な意味

short は特定の接頭語や接尾語を持っているわけではなく、古英語「sceort(短い)」から派生した語です。副詞として「短く」「急に」「少し手前で」など、文脈によってニュアンスが変わります。

関連・派生語


  • shortage (名): 不足

  • shorten (動): 短くする(形容詞や副詞の意味からの派生)

  • shortly (副): すぐに、間もなく(こちらは「すぐ」に近い意味で使われる別の副詞)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. stop short(急に止まる)

  2. pull up short(急に止める、止まる)

  3. cut short(途中で打ち切る)

  4. fall short(期待や基準に満たない)

  5. come short(達しない、届かない)

  6. run short(不足する、足りなくなる)

  7. turn short(急に曲がる)

  8. break short(急に終わる)

  9. land short(目標地点より手前に着陸する)

  10. shoot short(目的より手前に弾が落ちる、狙いに届かない)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “sceort” に由来し、「短い」という意味を表す語が、時代を経て様々な使われ方をするようになりました。

  • ニュアンス: 副詞として「急に、思いがけず動作を短く切る」「(距離・時間・基準が)足りなくて届かない」といったやや強い印象を与えることがあります。

  • 使用時の注意: 口語・文語ともによく使われますが、「abruptly(急に)」のようにフォーマルな文章で代替することも可能です。カジュアルな会話からビジネスシーンまで、幅広く用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞としての “short”: 動詞を修飾し、「短く・短い距離(時間)で」や「急に」「手前で」という意味を持たせます。

  • 一般的な構文例:


    • “(動詞) + short” … 例: stop short, come short

    • “(動詞) + object + short” … 例: pull someone up short


  • フォーマル/カジュアル: いずれにも使えますが、文脈によっては「abruptly」や「suddenly」に置き換える方が正式な響きになる場合もあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I stopped short when I saw a cat run across the street.”

    (道を横切る猫を見て、急に立ち止まった。)

  2. “She cut me short before I could finish my story.”

    (私が話を終える前に、彼女が話をさえぎった。)

  3. “I pulled up short at the intersection when the light turned red.”

    (信号が赤に変わったので交差点で急停車した。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our sales fell short of the target this quarter.”

    (今期、我々の売り上げは目標に届かなかった。)

  2. “He cut short his presentation due to time constraints.”

    (時間の都合で彼はプレゼンを途中で打ち切った。)

  3. “We had to stop short of signing the contract because of unexpected financial issues.”

    (予想外の財政問題により、私たちは契約の締結を見送らざるを得なかった。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The researcher stopped short of drawing a firm conclusion.”

    (研究者ははっきりした結論を出すのを控えた。)

  2. “The experiment fell short of expectations, necessitating further trials.”

    (実験は期待に及ばず、追加の試験が必要になった。)

  3. “He decided to cut short his fieldwork due to adverse weather conditions.”

    (悪天候のため、彼はフィールドワークを早期に打ち切ることにした。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. abruptly(急に)


    • よりフォーマル。動作・出来事が「不意に」起こる。


  2. suddenly(突然)


    • 「突然起こる」という意味で、口語・文章問わず使いやすい。


  3. briefly(手短に)


    • 時間的に「短く」の意味を強調。


反意語


  1. gradually(徐々に)


    • 急激・短時間の動きではなく、ゆっくり変化していく。


  2. slowly(ゆっくりと)


    • 時間をかけて行われる動作を表す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ʃɔrt/

    • イギリス英語: /ʃɔːt/


  • アクセントは “short” 全体におかれます。どちらも “ʃ” (シ音) と “ɔ(r)” の発音に注意しましょう。

  • よくある間違い: /ʃoʊt/ のように母音を “oʊ” としてしまうミス。実際は “ɔː” や “ɔr” に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: shot / short を混同しやすい(shotは「撃つ/打つ、注射、試み」など)。

  • 同音異義語との混同: “shore” (海岸) と発音が近いと感じる学習者もいますが、母音が異なります。

  • 試験対策: TOIECや英検では “fall short of ~” や “stop short of ~” のようなイディオムが問われることがあります。熟語として覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “short” の「短い」「急に」といったコアイメージをまず押さえましょう。時間・距離・動作すべてに「短め」のイメージが共通しています。

  • イメージ例: スポーツで「ゴール手前で止まる」→ “fall short” という使い方を思い出すと、「期待に届かない」「目標未達」という意味と結びつきやすいです。

  • スペリングが “s + h + o + r + t” とシンプルなので、「シュッと(sh)+ オー + (r) + t」というふうに音読で覚えると良いでしょう。

「short」は非常によく見かける語ですが、副詞用法は慣れが必要です。例文やコロケーションとセットで覚えると、理解が深まります。

意味のイメージ
short
意味(1)

…‘を'短絡させる,ショートさせる

意味(2)

短絡する,ショートする

意味(3)

(長さ・時間・距離などが)短い,近い・(人が)背が低い・(数量・期間などが)不足の,乏しい;目標(標準)に達しない・(文などが)簡潔な,手短な・そっけない**,ぞんぞいな,無愛想な・(ケーキなどが)かりかりする,さくさくする・(母音・音節が)短い;(詩の行の母音が)強勢のない・急に,突然・短いもの;欠けているもの・短篇映画(short movie, short subject) ・=short circuit・《複数形で》不足,欠損

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