最終更新日:2025/10/13

I need to pay my bills by the end of the month.

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月末までに請求書を支払わなければなりません。

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元となった辞書の項目

pay

動詞

〈金・税金・負債など〉‘を'支払う;…‘に'支払う / (収益・利潤として)〈物事が〉…‘を'もたらす,支払う / 〈物事が〉…‘の'利益になる,役に立つ / 〈注意・敬意など〉‘を'払う;〈あいさつ・訪問など〉‘を'する / (…の)支払い(償い)をする《+for+名(doing)》 / 利益がある,役に立つ

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解説

以下では、英単語「pay」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: pay

品詞: 動詞 (他動詞・自動詞として使われる場合もある)

活用形: pay – pays – paying – paid

英語での意味

“to give money in exchange for goods or services,” “to settle a debt,” “to give someone what is due” など

日本語での意味

「支払う」「お金を払う」「報いる」など

「お金を支払う」という直接的な意味でよく使われます。また、「pay attention(注意を払う)」のように「~を向ける」「注ぐ」というニュアンスでも使われます。


例えば「I will pay the bill after dinner.(夕食後にお会計を支払います)」のような場面で使われ、また「Please pay attention to the announcement.(アナウンスに注意を払ってください)」のように、注意を向けるという意味合いでも使用されます。


他の品詞形


  • 名詞形: pay(「賃金」や「給料」の意味でも使われる)

    例)My pay is deposited on the 25th of every month.(私の給料は毎月25日に振り込まれます。)

  • 形容詞形: payable(支払われるべき、支払い可能な)

    例)The invoice is payable within 30 days.(その請求書は30日以内に支払われるべきです。)

CEFR レベルの目安


  • A2(初級): 日常生活での買い物やサービスに関わる基本的なやり取りとして「pay」は早い段階で学ぶ動詞です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「pay」は、もともとラテン語の “pacare”=「平和にする、清算する・支払う」が語源で、そこから古フランス語 “paier” を経て中英語に入ったと言われています。


  • 接頭語や接尾語は特に含まれていませんが、以下のように派生語があります:


    • repay(返済する)

    • overpay(払い過ぎる)

    • prepay(前払いする)


よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. pay attention to ~

    (~に注意を払う)

  2. pay a visit to ~

    (~を訪問する)

  3. pay a bill

    (請求書を支払う)

  4. pay in cash

    (現金で支払う)

  5. pay by credit card

    (クレジットカードで支払う)

  6. pay taxes

    (税金を納める)

  7. pay off a debt

    (借金を完済する)

  8. pay for one’s mistakes

    (過ちの代償を払う)

  9. pay homage to ~

    (~に敬意を表する)

  10. pay dividends

    (配当を支払う、のちに利益をもたらす)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 “pacare”=「平和にする・清算する」→ 古フランス語 “paier” → 中英語 “paien” → 現在の “pay”

ニュアンスと使用時の注意


  • 「支払う」という直接的な金銭のイメージ以外にも、「注意を払う(pay attention)」や「敬意を払う(pay tribute/homage)」など抽象的な「何かを注ぐ、与える」というニュアンスがあります。

  • フォーマル・カジュアルを問わず日常的に使われ、手紙、ビジネス文書、口語など幅広いシーンで使えます。

  • 「支払う」相手や対象物を明確にする場合、「pay + 人 + お金」「pay + お金 + for 物」などのパターンを混同しないように注意しましょう。


4. 文法的な特徴と構文

1) 他動詞として


  • “I paid the bill.”(私は請求書を支払った。)

    →「支払う」対象(bill)が直接目的語になる

2) 自動詞的な用法(少ないが存在)


  • “It pays to be honest.”(正直でいることは割に合う。)

    → この場合の “pay” は「利益になる/得になる」というニュアンスで使われます。

3) イディオム・構文例


  • pay attention (to ~)

    (~に注意を払う)

  • pay off

    (借金を全て返済する、または努力が報われる)

  • pay up

    (きちんと清算する、きっちり払う)

フォーマル/カジュアル


  • カジュアル: “I’ll pay for dinner.” / “Pay up!”

  • フォーマル: “We kindly request that you pay the invoice by the due date.”


5. 実例と例文

日常会話で使われる例文(3つ)


  1. “I forgot my wallet. Could you pay for me this time?”

    (財布を忘れちゃった。今回立て替えてくれる?)


  2. “Don’t worry, I’ll pay you back tomorrow.”

    (心配しないで、明日返すよ。)


  3. “Could you pay attention to the traffic signs?”

    (交通標識に注意を払ってもらえる?)


ビジネスで使われる例文(3つ)


  1. “Please pay the outstanding invoice by the end of the month.”

    (末日までに未払いの請求書をお支払いください。)


  2. “Our company pays its employees on the 15th of every month.”

    (当社は従業員に毎月15日に給料を支払います。)


  3. “The new marketing strategy is already paying off.”

    (新しいマーケティング戦略は、すでに成果を上げています。)


学術的な文脈で使われる例文(3つ)


  1. “Researchers must pay careful attention to ethical guidelines.”

    (研究者は倫理的ガイドラインに細心の注意を払う必要があります。)


  2. “Participants were asked to pay a small fee to cover the material costs.”

    (参加者は資料費をまかなうために少額の費用を支払うよう求められました。)


  3. “It pays to review previous literature thoroughly before conducting a new study.”

    (新しい研究を行う前に、先行文献を徹底的に調べることは有益です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. settle(決済する、落ち着かせる)


    • 多くの場合「支払い」を完了して「問題を解決する」というニュアンス。

    • 例)“I need to settle the bill before checking out.”(チェックアウト前に勘定を済まさないといけない。)


  2. compensate(補償する)


    • 被害に対して金銭などで「補償する」というニュアンス。

    • 例)“The company will compensate you for any loss.”(会社が損失を補償します。)


  3. reimburse(立て替えた費用を払い戻す)


    • 誰かが立て替えた費用を後から返すこと。

    • 例)“The company will reimburse your travel expenses.”(会社が出張費を払い戻します。)


反意語


  • owe(借りがある、支払う義務がある)


    • “I owe you 50 dollars.”(あなたに50ドル借りています。)



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /peɪ/

  • アメリカ英語: [ペイ](やや鼻に抜けるように “peɪ” と短めに発音する場合が多い)

  • イギリス英語: [ペイ](母音の長さやイントネーションが少し異なる程度)

  • アクセントは強勢の位置は一音節なので “pay” 全体におかれます。

  • よくある発音ミスは、/p/ の後ろの /eɪ/ をあいまいにして [pi] としてしまうなど。しっかりと日本語の「ペイ」の音で伸ばして発音すると良いでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “paid” を “payed” と書いてしまうミス。正しくは “paid”。

  2. 同音異義語との混同: “pay” と “pai” (存在しない単語) や “payer” (支払う人) などを間違えないよう注意。

  3. 前置詞の使い分け: “pay for something,” “pay someone,” “pay attention to …” など、目的語や前置詞を正確に覚える。

  4. TOEICや英検など試験での出題傾向: “pay for ~,” “pay attention,” “pay off” などのフレーズの意味を問う問題が出ることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ペイ(pay)」という響きは、「ペイできるかどうか?」という日本語の外来語にもなっており、コスト対効果や損得勘定と関連づけて覚えると印象に残りやすいです。

  • スペルは短く、一度覚えれば活用形以外でミスをする可能性は少ないです。

  • 「p + ay」=「お金を払うイメージ」という連想で覚えるとよいでしょう(“ay” が日本語の「えい」と似ているので「pay→ペイ」としっかり伸ばして語感をつかむ)。


以上が、動詞「pay」の詳細解説になります。使い方をしっかり押さえておくと、日常からビジネスまで幅広く応用できます。

意味のイメージ
pay
意味(1)

(収益・利潤として)〈物事が〉…‘を'もたらす,支払う

意味(2)

〈物事が〉…‘の'利益になる,役に立つ

意味(3)

〈注意・敬意など〉‘を'払う;〈あいさつ・訪問など〉‘を'する

意味(4)

(…の)支払い(償い)をする《+for+(do*ing*)》

意味(5)

利益がある,役に立つ

意味(6)

有料の,コイン式の

意味(7)

〈金・税金・負債など〉‘を'支払う;…‘に'支払う

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