最終更新日:2025/11/24

Her smile left a lasting impression on me.

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元となった辞書の項目

impression

名詞

〈C〉〈U〉(…に与える)印象,感銘《+on(upon)+名》 / 〈C〉〈U〉(人・物についての)感じ《+of+名》 / 〈U〉(漠然とした)感じ,考え / 〈C〉(圧力などでできた)(…の)跡,刻印,印(mark)《+of+名》 / 〈C〉(…の)まね《+of+名》 / 〈C〉印刷,刷り;(原版の)…刷

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彼女の笑顔が印象に残っている。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: impression

品詞: 名詞 (countable noun)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

意味(英語)

An “impression” is the feeling, idea, or effect that something or someone leaves in one’s mind.

意味(日本語)

「ある物事や人物から受けた感じや印象」という意味です。例えば人に会ったときや映画を観たときに、そのことについて抱く心の中のイメージを表します。「人や物事が自分の心に残す感覚」というイメージです。何かを見たり聞いたりしたあとに「どう感じたか」「どう思ったか」を言いたいときに使う、とても便利な単語です。

活用形


  • 単数形: impression

  • 複数形: impressions

派生語・他の品詞例


  • 動詞: to impress(印象を与える)

  • 形容詞: impressive(印象的な)

  • 副詞: impressively(印象的に)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • im-(接頭辞):もともとは「中へ、上に」というラテン語由来の “in-” が同化した形

  • press(語根):押す、圧力をかける

  • -ion(接尾辞):動作・状態・結果を表す名詞化語尾

⇒ 「押し付けられた/心に刻みつけられたもの」というイメージがもとになっています。

関連語や類縁語


  • impress (動詞) : 印象を与える

  • impressive (形容詞) : 印象的な

  • imprinting (名詞/動名詞) : 刷り込み(生物学用語や心理学など)

よく使われるコロケーション・フレーズ(10個)


  1. first impression(第一印象)

  2. make an impression on someone(誰かに印象を与える)

  3. leave a positive impression(良い印象を残す)

  4. a lasting impression(長く残る印象)

  5. false impression(誤った印象)

  6. overall impression(全体的な印象)

  7. initial impression(最初の印象)

  8. general impression(大まかな印象)

  9. deep impression(強い印象)

  10. profound impression(深い印象)


3. 語源とニュアンス

語源


  • impression はラテン語由来の “impressio” に遡ります。

  • “impressio” は “imprimere”(押し込む、刻みつける)という意味から派生しており、「押し付けられた形」→「心に刻み付けられたもの」という概念です。

ニュアンス・使用時の注意


  • 何かを見たり聞いたりした後の「第一印象」「感想」にフォーカスするときに使います。

  • くだけた日常会話からビジネスシーン、フォーマルな文脈まで幅広く使えます。

  • 相手との距離が近いカジュアルな場面では I got the impression that… といった言い回しがよく使われます。

  • フォーマルな書き言葉でも “It gave me the impression that…” のように問題なく使われます。


4. 文法的な特徴と構文

可算・不可算


  • impression は基本的に可算名詞(数えられる名詞)です。単数・複数で使い分けます。

    例:


    • one impression / two impressions

    • ただし、文脈によっては「印象全般」を指して可算・不可算があいまいになる場合もありますが、通常は可算として扱います。


構文例


  1. (to have) an impression that SV …(~だという印象を持つ)

  2. (to be) under the impression that SV …(~という思い込みをしている)

  3. give/create/make an impression on someone(誰々に印象を与える)

使用シーン


  • カジュアル: 友達との会話などで「どう思った?」と聞かれたとき

  • フォーマル: ビジネスや学術的文章の中での分析・考察として「~という印象をもった」など


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “My first impression of him was that he's really friendly!”

    「彼の第一印象は、本当にフレンドリーな人だと思ったよ!」


  2. “I got the impression that you weren’t happy with the movie.”

    「君はその映画にあまり満足していないように感じたんだけど。」


  3. “Was your impression of the restaurant good or bad?”

    「そのレストランの印象は良かった? それともイマイチ?」


ビジネスシーン(フォーマル)


  1. “Her presentation left a strong impression on the clients.”

    「彼女のプレゼンテーションは、顧客に強い印象を残しました。」


  2. “I believe this product will make a great impression at the trade show.”

    「この製品は展示会で素晴らしい印象を与えると確信しています。」


  3. “In order to create a positive impression, we must focus on quality control.”

    「良い印象を与えるために、私たちは品質管理に注力しなければなりません。」


学術的な文脈


  1. “The initial impression suggests that the new theory aligns with previous research.”

    「初期の所見では、新理論は既存の研究と合致しているように見受けられます。」


  2. “Participants’ impressions were recorded after each trial of the experiment.”

    「実験ごとに参加者の印象が記録されました。」


  3. “The survey aimed to capture respondents’ overall impression of the policy.”

    「その調査は、政策に対する回答者の全体的な印象を捉えることを目的としました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. impact(影響)


    • 「衝撃」や「影響」という意味合いが強く、結果として何かに大きな変化が起こる場合に使用。


  2. effect(効果)


    • 「何かの結果として生じる効果・影響」


  3. feeling(感情、感覚)


    • より感覚的・感情的な意味。


  4. perception(認識)


    • 自分がどのように捉えるかという知覚面に焦点を当てる。


反意語 (Antonyms)


  • indifference(無関心):何の印象も持たない、関心を示さない状態


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ɪmˈprɛʃən/

  • アクセント: 「im-PRES-sion」のように、第二音節「pres」に強勢があります。

  • アメリカ英語: [ɪmˈprɛʃ(ə)n]

  • イギリス英語: [ɪmˈprɛʃən]

よくある発音ミス


  • 前半の “im-” を「イム」ではなく「イン」と誤って発音したり、第二音節の「press」を強く読まない場合。

  • 語尾の “-sion” は「シュン」と発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “impresion” や “imppression” など “s” の数や “p” の数の間違い。

  2. 同音異義語との混同: ほぼ同音異義語はありませんが、「expression(表現)」と形が似ているため注意。

  3. 試験対策: TOEICや英検などでも「第一印象」「企業イメージ」などの文脈で頻出。「leave a strong impression」「under the impression that…」など定型熟語がよく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “im-press-ion” で「押し付けられて心に残るもの」とイメージすると覚えやすいです。

  • 「押す (press) → 単語の真ん中に press がある → 心にグッと押し込む → 印象」と関連付けるとイメージが湧きます。

  • 自分が出会った物事について「これは自分にどんな印象を与えたか?」と考えながら日記などに書くと学習が深まります。


使い方の幅が広く、「~という印象を受けた」とよく言いたくなる単語です。日常からビジネス、アカデミックまで使える重要単語なので、ぜひ意識して使ってみてくださいね。

意味のイメージ
impression
意味(1)

〈C〉〈U〉(…に与える)印象,感銘《+on(upon)+

私はその映画に良い印象を持ちました。

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意味(2)

〈C〉〈U〉(人・物についての)感じ《+of+

このボタンはなに?
意味(3)

〈U〉(漠然とした)感じ,考え

意味(4)

〈C〉(圧力などでできた)(…の)跡,刻印,印(mark)《+of+

意味(5)

〈C〉(…の)まね《+of+

このボタンはなに?
意味(6)

〈C〉印刷,刷り;(原版の)…刷

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