最終更新日:2025/09/15

The chemicals used in this experiment are hazardous.

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元となった辞書の項目

chemical

名詞

化学薬品(製品)

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この実験で使用される化学物質は危険です。

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解説

名詞「chemical」の詳細解説


1. 基本情報と概要

英単語: chemical

品詞: 名詞(形容詞としても使用可能)

意味(英語): A substance produced by or used in chemistry.

意味(日本語): 化学物質、化学的な薬品・製品など。

「chemical」は、化学的に製造・生成された物質や、化学の分野で扱う物質を指します。日常生活では洗剤や薬品、実験室で扱う薬品などを示すときに使われ、ニュアンスとしては「自然由来ではなく科学的に生成された」ものをイメージすることが多いです。

活用形や他の品詞


  • 名詞: chemical (単数) / chemicals (複数)

  • 形容詞: chemical(「化学的な」「化学の~」という意味)

  • 副詞: chemically

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 「chemical」は専門分野(化学)に限らず、日常でも耳にする可能性があるため、多少専門的ですが中上級レベルとして学習するのが目安です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語・接尾語: 特定の接頭語・接尾語はありませんが、同じ語幹を持つ関連語としては「chemistry(化学)」「chemist(化学者)」「chemical(化学物質)」などが挙げられます。

  • 語幹: chem- は「化学」を示唆します。

派生語や類縁語


  • chemistry (n.): 化学

  • chemist (n.): 化学者

  • chemical (adj.): 化学の/化学的な

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. chemical reaction(化学反応)

  2. chemical compound(化合物)

  3. chemical warfare(化学兵器を用いた戦争)

  4. chemical engineer(化学エンジニア)

  5. chemical formula(化学式)

  6. chemical plant(化学工場)

  7. chemical bond(化学結合)

  8. chemical property(化学的性質)

  9. chemical change(化学変化)

  10. toxic chemical(有毒化学物質)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「chemical」の由来は、ギリシャ語の「khēmeia(錬金術)」にさかのぼると言われています。これが中世ラテン語の「alchimia」「chemia」を経て、近代英語では「chemistry」という形をとるようになりました。

ニュアンスと注意点


  • 「chemical」というと、自然由来よりは人工的・科学的に合成されたものというイメージが強いです。

  • 会話の中では、「人工的」「危険」といった負のニュアンスを伴う場合もありますが、実際は幅広く、水や空気の成分なども「chemicals」と呼ぶことがあります。

  • 口語よりもやや文書的・学術的寄りの単語ですが、ニュースや日常の説明でも登場します。フォーマル/カジュアルどちらでも使われますが、それが含む安全性や健康面のイメージに注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞としての用法


    • 可算名詞として扱う: “a chemical” / “two chemicals”

    • ただし、物質全般を指す場合に不可算のように使われることもある(ただし通常は複数形が多い)。


  2. 形容詞としての用法


    • chemical product(化学製品)

    • chemical process(化学プロセス)


  3. 一般的な構文・イディオム例


    • “Exposure to chemicals”「化学物質への暴露」

    • “Mix chemicals carefully”「化学物質を慎重に混ぜる」



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Do you think the cleaning product I bought has harmful chemicals?”

    (私が買った洗浄剤に有害な化学物質が含まれていると思う?)


  2. “I always check the label to see what chemicals are in my skincare products.”

    (スキンケア製品にどんな化学物質が含まれているかラベルを必ず確認しているよ。)


  3. “My friend is studying how different chemicals react when heated.”

    (友達が、さまざまな化学物質が熱されるときにどう反応するかを研究しているんだ。)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We need to ensure that all chemicals in our facility meet safety standards.”

    (当社の施設で扱うすべての化学物質が安全基準を満たしていることを確実にしなければなりません。)


  2. “The company is planning to expand its chemical plant to increase production.”

    (その会社は生産量を増やすために化学工場を拡張する計画を立てています。)


  3. “Strict regulations apply to the transportation of hazardous chemicals.”

    (危険な化学物質の輸送には厳しい規制が適用されます。)


学術的文脈での例文(3つ)


  1. “Researchers have discovered a new chemical that may help treat bacterial infections.”

    (研究者たちは、細菌感染症の治療に役立つ可能性がある新しい化学物質を発見しました。)


  2. “A detailed chemical analysis can provide insights into the material’s composition.”

    (詳しい化学分析により、その物質の組成について見識が得られます。)


  3. “Chemical synthesis is a crucial step in pharmaceutical development.”

    (化学合成は医薬品開発において重要なステップです。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. substance (物質)


    • 一般的に「物質」を指し、化学的・物理的なものである場合や具体的詳細が不明な場合にも使えます。


  2. compound (化合物)


    • 「二つ以上の元素が結合してできた物質」を指すことが多く、より化学的なニュアンスがあります。


反意語


  • natural(自然の/天然の)


    • 「chemical」が人工的・化学的な物質をイメージさせるのに対し、「natural」は自然由来で処理されていないものを指す場合が多いです。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈkemɪkəl/

  • 音節: chem-i-cal

  • 強勢(アクセント): 「che」に強勢が来ます。(CHE-mi-cal)

  • アメリカ英語 / イギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語は /ˈkɛmɪkəl/ 、イギリス英語は /ˈkemɪkəl/ のように母音のわずかな違いがある程度です。

  • よくある誤り: “ch”を [tʃ] とせず [ʃ] と発音してしまうと間違った発音になるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “chemical” の “e” が抜けて “chmical” や、“i” と “e” の順番を間違えて “chemcial” となるミスが多いです。

  • 同音異義語との混同: 特になし。ただし “chemicals” と “chemistry” を混同して使わないよう注意。

  • 試験での出題: TOEICや英検などの長文読解で「化学物質」「化学製品」などの文脈で登場することがあります。語い問題や専門用語として要注意です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “chem” という文字列から「化学(chemistry)」をイメージすると覚えやすいです。

  • 「ケミカル ≒ 化学物質」とカタカナでインプットしておくと、スペリングを思い出す助けになります。

  • お店の洗剤やシャンプーなどの日用品の裏ラベルを見て、「これはどんなchemicalsが入っているのかな?」と身近に意識を向けると覚えやすくなります。


以上が「chemical」の詳細な解説です。化学分野だけでなく、日常会話やビジネス文書など、多岐にわたって用いられる単語なので、用法やニュアンスをしっかりと押さえておきましょう。

意味のイメージ
chemical
意味(1)

化学薬品(製品)

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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