最終更新日:2025/11/04

She couldn't contain her joy when she received the good news.

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元となった辞書の項目

joy

名詞

〈U〉(幸福感に満ちた大きな)喜び,うれしさ,歓喜〈C〉喜びの種

このボタンはなに?

彼女はその良い知らせを受け取ったとき、喜びを抑えることができなかった。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: joy

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): Great happiness or pleasure, a feeling of intense delight.

意味(日本語): 大きな喜び、強い幸福感や楽しさを表す名詞です。とても嬉しい気持ちを表すときに使われます。日常会話から文芸的表現まで幅広く登場し、ポジティブな感情を表す最もシンプルな単語の一つです。


  • 活用形:


    • 名詞なので「単数形: joy / 複数形: joys」がありますが、普段は不可算名詞として使われることが多いです。

    • 「joyful (形容詞)」「joyous (形容詞)」「enjoy (動詞)」などの派生形があります。


CEFRレベル: B1(中級)

→ B1: 学習経験がある程度進んできて、感情表現も踏み込んで表せるレベルで、この「joy」という単語は感情をより強く・はっきりと表現したい場合によく使われます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • joy はもともと「語幹 (joy)」だけのシンプルな単語です。接頭語・接尾語は含みません。

    • 派生語としては、形容詞「joyful」「joyous」、動詞「enjoy」があり、いずれも「喜び」や「楽しみ」を表すニュアンスを共有しています。


  • 関連する語・派生語:


    1. joyful (形容詞) – 喜びにあふれた

    2. joyous (形容詞) – 喜びに満ちた、祝祭的な

    3. enjoy (動詞) – 楽しむ


  • よく使われるコロケーション(共起表現)10選:


    1. a sense of joy → 喜びの感覚

    2. fill someone with joy → (人を)喜びで満たす

    3. tears of joy → うれし涙

    4. shout with joy → 喜びの声を上げる

    5. spread joy → 喜びを広める

    6. sheer joy → この上ない喜び

    7. joy in life → 人生の喜び

    8. bursting with joy → 喜びで溢れている

    9. a joy to behold → 見ていて幸せなもの

    10. pure joy → 純粋な喜び



3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • 「joy」は、古フランス語の “joie” から来ており、さらに遡るとラテン語の “gaudium”(喜び)に由来します。

    • 歴史的にも、宗教的祝祭や文学作品などで「大きな歓び」「人生の幸福」を表す要素として古くから使われてきました。


  • ニュアンスや使用時の注意:


    • 「joy」は心から湧き上がるような強い幸福感を伝える言葉で、カジュアルな会話でもフォーマルな文脈でも使えますが、しばしば詩的・文学的でもあります。

    • 「happy」が「嬉しい」「幸せな」など幅広いニュアンスに使われるのに対し、「joy」はさらに強い喜びや感激に焦点が当たる印象があります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞の可算・不可算:


    • 一般的には「不可算名詞」として使われることが多いです(例: “I found joy in helping others.”)。

    • 具体的な「喜び」一つひとつを列挙する場合や、複数の種類の喜びに言及するときは可算形“joys”として使われる場合もあります(例: “The joys of childhood.”)。


  • よく使われる構文・フレーズ:


    1. “bring joy to ~” → ~に喜びをもたらす

    2. “find joy in ~” → ~に喜びを見出す

    3. “jump for joy” → 飛び上がるほど喜ぶ(イディオム)

    4. “joy of something” → 何かの喜び


  • フォーマル/カジュアル:


    • 日常会話 (カジュアル) から正式スピーチ (フォーマル) まで幅広く使われます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I felt pure joy when I finally met my old friend after many years.”

    → 何年もぶりに旧友に会えたとき、本当にピュアな喜びを感じたよ。


  2. “She jumped for joy when she heard the good news.”

    → 彼女はその良い知らせを聞いて飛び上がるほど喜んでいた。


  3. “Spending time with my family brings me so much joy.”

    → 家族と過ごす時間は、とても大きな喜びを与えてくれる。


(2) ビジネスでの例文


  1. “It was a joy to collaborate with such a dedicated team.”

    → あんなに熱心なチームと協力できたのはとても嬉しかったです。


  2. “Our manager’s positive attitude spread joy throughout the entire office.”

    → マネージャーの前向きな姿勢がオフィス全体に喜びを広めました。


  3. “He took great joy in mentoring new employees.”

    → 彼は新人社員を指導することに大きな喜びを感じていた。


(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “The concept of joy has been extensively analyzed in various fields of psychology.”

    → 「喜び」の概念は心理学の様々な分野で広く分析されている。


  2. “Artistic expression can evoke a profound sense of joy in its audience.”

    → 芸術的な表現は観客に深い喜びの感覚を呼び起こすことがある。


  3. “Her dissertation explores the social implications of shared joy in collective events.”

    → 彼女の論文は、集団的なイベントで共有される喜びの社会的影響を探究している。



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms):


    1. happiness (幸せ)


      • より幅広い文脈で使われる「幸福」や「満足感」。


    2. delight (歓喜)


      • やや上品・フォーマルなニュアンスでの「大きな楽しさ」。


    3. pleasure (喜び、快楽)


      • より個人的で、感覚的または娯楽的な喜びに用いられる。



  • 反意語 (Antonyms):


    1. sadness (悲しみ)

    2. sorrow (深い悲しみ)

    3. misery (みじめさ、不幸)


これらの反意語は、「joy」のまったく逆の感情を表します。「joy」にはプラスの感情、「sadness」や「sorrow」にはマイナスの感情があるので、対比すると意味がわかりやすいでしょう。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /dʒɔɪ/

  • アクセント: 「joy」の一音節のみなので、単語全体に強勢が来ます。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらもほぼ同じ発音です。/dʒɔɪ/ の /ɔɪ/ は「オイ」と「アイ」の中間を意識すると滑らかに発音しやすいです。

  • よくある間違い:


    • 「toy」「boy」と音が似ている点。音は同じ母音 /ɔɪ/ を使うので、スペルを間違えやすいですが意味は全く違うので注意です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • “joy” と “joyful” で “y” の次に “i” は入りません (例: “joyfull” と書かないよう注意)。


  • 同音異義語との混同:


    • 同音異義語は実質ありませんが、「soy」「toy」「boy」など同じ /ɔɪ/ の響きの単語と混同しないようにしましょう。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検では文章の中の感情表現や読解問題などで、意図を問う形で登場することが多いです。前後の文脈から「喜び」に関するニュアンスを読み取るようにするとよいでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚えやすくするためのイメージ:


    • “Joy”: “Jumping Over Yawns” の頭文字を取って「退屈を飛び越えて感じる喜び」というイメージで覚えてみると楽しいかもしれません。


  • 関連ストーリー:


    • 「enjoy (楽しむ)」から「joy (喜び)」を思い出すようにすると、セットで使えるため便利です。


  • 勉強テクニック:


    • “joy” と “enjoy” をペアでカードに書き、派生形「joyful」「joyous」も一緒に覚えると、スペルや意味の混同を減らせます。



「joy」は、日常的にも文学的にも広く使われる「喜び」「悦び」を表す単語です。ぜひポジティブな表現を増やすためにマスターしてください。

意味のイメージ
joy
意味(1)

〈C〉喜びのもと(種)

意味(2)

〈U〉(大きな)喜び,歓喜,うれしさ

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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