最終更新日:2025/09/27

The line for the concert tickets was incredibly long.

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元となった辞書の項目

line

名詞

〈C〉『線』, 筋 / (色・縫い目などの)『線』,しま, (顔・手などの)しわ(wrinkle) / (物・人の)『列』,行列(row) / 『綱』,糸,針金 / 電線,電話線 / (文章・詩の)『行』 / 《しばしばa~》《話》短い手紙(note) / (鉄道・バスなどの)路線 / 《複数形で》せりふ

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コンサートのチケットの列は信じられないほど長かった。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: line

品詞: 名詞(主に可算名詞)

意味(英語・日本語)


  • 英語: A long, narrow mark or band.

  • 日本語: 細長い線や列、行などを指す言葉です。単に描かれた線という意味だけでなく、順番待ちの列(queue)や文章の行、電話回線など、文脈に応じて幅広い意味があります。

「線」という意味で最も基本的に使われますが、「順番待ちの列」、「文章の1行」、「電話回線」など、具体的な場面に応じてさまざまに意味が変わる単語です。日常会話からビジネス、学術的な文脈まで非常によく使われる便利な語です。

活用形

「line」は名詞のため、単数形は“line”、複数形は“lines”です。

他の品詞になったときの例


  • 動詞: “to line (something)” … (物に)線を引く、並べる、内側を覆う など

    例: “to line the shelves with paper” (棚の内側に紙を敷く)

CEFRレベル


  • A2(初級): “line”という単語は非常によく登場するため比較的はやめに習得でき、簡単な文章でも登場します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • line には明確な接頭語や接尾語はなく、ラテン語の linea(糸、糸をまっすぐにしたもの)が語源です。

具体的な意味


  1. : 紙に書かれた線、道路上の線など

  2. : 人や物が並んだ列(queue)

  3. : テキストや文章の行

  4. 電話回線: “phone line” のように電話や通信の回線

  5. 境界線: 国境線や境界を示す線

  6. 職業・専門分野: “line of work” のように仕事やビジネス領域を表す表現

  7. ブロックチェーンのような最先端用法は特にないが、IT文脈で「コードの行(line of code)」と言えばプログラミングなどで使われる

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. draw a line(線を引く)

  2. stand in line(列に並ぶ)

  3. product line(製品ラインナップ)

  4. on the line(電話中で)

  5. line of code(プログラムの行)

  6. line of work(職業、仕事の分野)

  7. walk a fine line(微妙な境界線を歩む、危ういバランスをとる)

  8. drop someone a line((手紙やメールで)連絡を入れる)

  9. line up(整列する、並べる)

  10. read between the lines(行間を読む)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の「linea」(糸、糸状のもの) が由来とされ、そこから「細長いもの」を意味するようになりました。中世フランス語を経由して英語へと取り入れられています。

使用時の注意点やニュアンス


  • 「待ち行列」を意味する line は、主にアメリカ英語で使われます。イギリス英語では「queue(キュー)」が一般的です。

  • 「行」を意味するときは、文章・テキストなどの“line(s)”として数えられます。

  • 「電話回線」を意味するときは、特に「phone line」「landline」などとして使われます。

  • フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに登場するため、文脈をしっかり把握することが大切です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞として扱います。例: “one line”, “two lines”.

  • “line up”のように句動詞になるときは、動詞としての用法です。

  • 「列に並ぶ」という意味のときは、「stand in line」や動詞としての「line up」がよく使われます。アメリカ英語では「get in line」もよく使われます。

イディオムや一般的な構文例


  • draw the line (at something): 「(許容できることとできないことの)一線を引く」

  • toe the line: 「規則に従う」

  • drop someone a line: 「(短い)連絡をする」

  • out of line: 「行き過ぎる、問題がある」


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you draw a straight line on the card?”

    (カードにまっすぐ線を引いてくれる?)

  2. “I had to stand in line for an hour to get tickets.”

    (チケットを買うのに1時間も列に並ばなきゃならなかった。)

  3. “Please drop me a line when you arrive safely.”

    (無事に着いたら一言連絡してね。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We need a clear product line strategy to compete in the market.”

    (市場で競争するために、明確な製品ライン戦略が必要です。)

  2. “I’ll get back to you as soon as our phone line is fixed.”

    (電話回線が修理され次第、すぐに連絡いたします。)

  3. “Could you outline the main points in a few lines?”

    (要点を数行でまとめていただけますか?)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The first line of the research paper summarizes the hypothesis.”

    (その研究論文の最初の行が仮説を要約しています。)

  2. “In geometry, a line is defined as a breadthless length.”

    (幾何学では、線は幅のない長さとして定義されます。)

  3. “Please refer to line 25 in the dataset for the unexpected result.”

    (予期せぬ結果については、データセットの25行目を参照してください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. queue(列)


    • 主にイギリス英語で「列」の意味。アメリカ英語の “line” とほぼ同じ使われ方だが、地域差がある。


  2. row(列、横並び)


    • “line” は縦横問わず並んだものを表せるが、 “row” は横方向に並ぶものを指す傾向がある。


  3. strand(糸、ひも状のもの)


    • 「線」に似たイメージだが、より繊維や糸のように細いものを指す。


  4. cord(ひも、コード)


    • 「線」を連想させるが、通常は電源コードや紐のような物理的なものを指す。


反意語


  • 厳密な反意語はありませんが、あえて挙げるなら “circle” (円)など、線(直線)ではない幾何学的形状が対照的だと言えます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /laɪn/

  • アメリカ英語: [láin] (ライン)

  • イギリス英語: アメリカ英語とほぼ同じ発音

  • よくある間違い: “line”を「リネ」と読んでしまうなどの母音ミス。「ライム(lime)」とも混同しないよう注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “line”の代わりに “lien” や “lion” といった誤りがあり得ます。

  • 同音異義語: 英語には “lyne” や “lein” などの頻出しないバリエーションが存在しますが、通常目にすることはほぼありません。

  • 試験対策: TOEICなどでは「phone line」「line of products」「read between the lines」などの表現が頻出する場合があります。英検でも、文章中の “line” が「線」か「行」か「列」かなど文脈から素早く判断する力が求められることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “line” は「細長いもの」というイメージを持つと覚えやすいです。最初は「線」を覚え、その後「列」「行」「回線」など、派生的に意味が広がると理解すると効率的です。

  • スペリングは「l-i-n-e」と4文字で、”i” と “n” が連続して「アイエヌ」になるところがポイント。

  • 「ライム(lime)」との差も耳で覚えると混同を防げます。

  • よく使うフレーズに実際に出会ったら、例文カードやアプリで記録しておくと定着しやすいでしょう。


以上が名詞 “line” の詳細解説です。さまざまなコンテクストで使われる汎用性の高い単語なので、ぜひ多角的な用法を身につけてみてください。

意味のイメージ
line
意味(1)

,筋,けい

意味(2)

(色・縫い目などの),しま;(顔・手などの)しわ(wrinkle)

意味(3)

(物・人の),行列(row)

意味(4)

,糸,針金

意味(5)

電線,電話線,電信線

意味(6)

(文章の);(詩の)

意味(7)

《しばしばa~》《話》短い手紙(note)

意味(8)

《複数形で》輪郭,外形(outline)

意味(9)

境界線(boundary);限界,限度(limit)

意味(10)

(鉄道・バスなどの)路線;航路,空路

意味(11)

《複数形で》せりふ

意味(12)

進路,道順(course);(考えなどの)筋道,方針

意味(13)

《しばしばone's~》(活動の)分野,方面;特意

意味(14)

家系,血統,血筋

意味(15)

在庫商品,仕入れ品

意味(16)

導管,パイプライン

意味(17)

《しばしば複数形で》戦線,防御線

意味(18)

…‘に'線を引く,筋(しま,しわ)をつける

意味(19)

…‘に'沿って並ぶ;(…を)…‘に'沿って並べる《++with+

意味(20)

〈人・物が〉整列する, 一列に並ぶ(up)

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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