最終更新日:2025/09/05

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元となった辞書の項目

text

名詞

原文 / 本文 / 教科書 / (議論・演説などの)主題、題目

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: text

品詞: 名詞 (主に「文章」「本文」「テキスト」という意味)

活用形: 名詞なので基本的に変化形はありません。ただし、動詞として使う場合の “text” は現在形 “text”、過去形 “texted”、進行形 “texting” などと活用します。


  • 英語での意味: “the written words in a book, magazine, or electronic document” (本や雑誌、電子文書などにおける文章・本文)

  • 日本語での意味: 「文章」「本文」「テキスト」という意味です。文章の内容そのものを指す名詞です。割と日常的にもビジネスシーンでも使われます。「本文」という感じで、一番メインの文章部分を指します。または文書全体を「テキスト」と呼ぶこともあります。

CEFRレベル目安:


  • A2〜B1(初級〜中級)程度


    • A2(初級): 基本的な単語や簡単な文章を扱うときにも使われる。

    • B1(中級): 文章の特徴や構成を説明するとき、気軽に使える。


他の品詞例


  • 動詞: 「(人に)テキストメッセージを送る・メッセージを文字で送る」

    例) I’ll text you later. (後でメッセージ送るね。)


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語 (prefix): 特にありません。

  • 語幹 (root): “text” (ラテン語の “textus” から派生)

  • 接尾語 (suffix): 特にありませんが、接尾語ではないものの “-ual” を付けて「textual (文章の)」という形容詞にしたりします。

派生語・類縁語


  • textual (形容詞): 「文章の」「テキスト上の」

  • hypertext (名詞): 「ハイパーテキスト」(リンクで関連づけられたテキスト)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. text message (テキストメッセージ)

  2. text body (本文)

  3. text file (テキストファイル)

  4. text editor (テキストエディタ)

  5. text formatting (テキストの書式設定)

  6. text analysis (テキスト分析)

  7. original text (原文)

  8. text alerts (テキストによる通知)

  9. source text (原典テキスト)

  10. text alignment (テキストの配置、整列)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “textus”(織られたもの)に由来し、さらに “texere”(編む、織る)にさかのぼります。文や文章を「織り込む」というイメージから、書かれたもの全体を指すようになりました。


  • 使用時の注意:


    • カジュアルにもフォーマルにも使われる、非常に広い意味を持つ単語です。

    • 日常会話では “Send me a text.”(メッセージ送って)というニュアンスで使われる一方、学術的には “Please analyze the text.”(その文章を分析してください)というように使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (不可算名詞): 「テキスト」「文章全体」という意味合いで数えることはできないため、通常は不可算名詞として扱われます。ただし「複数の文書」を意味する場合に “texts” として可算的に使うこともあります(例: “He wrote several texts.”)。


  • 構文例


    1. “The text on this page is too small to read.”

    2. “Please proofread the text before printing.”


  • イディオムや決まった表現


    • “text someone” : (動詞として) 人にテキストメッセージを送る

    • “Leave a text.” : テキストメッセージを残す



5. 実例と例文

日常会話での例 (3文)


  1. “Could you send me the text of that poem?”

    (あの詩の本文を送ってくれない?)

  2. “I’ll text you when I arrive at the station.”

    (駅に着いたらメッセージ送るね。)

  3. “I just received a text from my friend.”

    (友だちからメッセージが届いたよ。)

ビジネスでの例 (3文)


  1. “Please review the text of the contract carefully.”

    (契約書の本文をしっかり確認してください。)

  2. “You can find the text instructions in the email attachment.”

    (メールの添付ファイルに文章での指示が入っています。)

  3. “We need to finalize the marketing text by Friday.”

    (金曜日までにマーケティング用の文章を完成させる必要があります。)

学術的な文脈での例 (3文)


  1. “The professor asked us to analyze the text and discuss its themes.”

    (教授がその文章を分析してテーマについて討論するように求めました。)

  2. “Comparative literature often involves studying multiple texts side by side.”

    (比較文学ではしばしば複数の文章を並行して研究します。)

  3. “Please cite the original text in your references.”

    (文献一覧では原文を引用してください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. document(文書)


    • 「official document」(公式文書)のように、公式・形式的なニュアンスが強い。


  2. writing(書き物)


    • 一般的に「書かれたもの」を幅広く指す。創作から実用まで含み、口語的に使われる。


反意語


  • (厳密な反意語はありません)


    • 強いて挙げれば “speech” が「口頭的な言葉」という点で対照的と考えられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • 米: /tɛkst/

    • 英: /tɛkst/


  • 強勢(アクセント): [text] の 1 音節なので、特に移動するアクセントはありません。

  • アメリカ英語とイギリス英語での違い: 大きな違いはありませんが、地域によっては [t] の音がやや柔らかく聞こえることがあります。

  • よくある発音ミス: 最後の “-t” を弱く発音し過ぎる、あるいは “-x-” の部分を “-ks-” ではなく “-k-” と誤って省いてしまうミスに注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “text” の “x” を抜かして “tett” や “test” としてしまうケース。

  • 同音異義語との混同: “text” に同音はあまりありませんが、「test(テスト)」と聞き間違えることがあるので注意。

  • 試験での出題傾向: TOEIC や英検などでも “text message” や “reading the text” など、基本的なフレーズで頻出しやすいです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「文章が“織り込まれて”できたもの」という語源を思い浮かべると、「テキスト」という言葉がつながりやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック: “text” と “test” のスペルや発音を意識的に区別する練習をしましょう。

  • 暗記用フレーズ: “Text is the fabric of writing.” (テキストは文章の“布”のようなものです) と考えると、語源とも結びつきやすいです。


文章を書くにしても、送られてきたメッセージを読むにしても、さまざまな場面で登場する基本的な単語です。ぜひ使い方をしっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ
text
意味(1)

〈U〉〈C〉(翻訳などに対し)原文

意味(2)

〈C〉〈U〉(題名・イラストなどに対する)本文

意味(3)

〈C〉(聖書の)一節

意味(4)

〈C〉(議論・演説などの)主題,題目

意味(5)

=textbook

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