最終更新日:2025/10/20

ルネサンス時代はその文化的な成果と芸術的な業績で知られていました。

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元となった辞書の項目

era

名詞

(重要な出来事や人物により特徴づけられる)時代,時期,年代;(歴史上の)…時代;紀元,紀年法

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ルネサンス時代はその文化的な成果と芸術的な業績で知られていました。

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解説

以下では名詞「era」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語


  • era

品詞


  • 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味(英語)


  • A period of time marked by distinctive characteristics, events, or developments.

意味(日本語)


  • ある特定の特徴や出来事によって区切られた一定の時代、時期。

「ある出来事や特徴によって区切りをつけられた長めの時期や時代」を指す言葉です。たとえば「新時代が始まる」と言いたいときに a new era begins のように使われます。歴史の区分や技術革新の区分など、少し包括的で長いスパンを表すニュアンスになります。

活用形


  • 名詞なので動詞のような活用はありません。複数形は “eras” となります。

他の品詞形


  • 直接的な派生形はあまり一般的ではありませんが、関連語に “epoch” (時代、画期的な時代) などがあります。

  • 形容詞や動詞の形はありません。

  • 「era」という語自体が「時代」という名詞の意味のみを持ちます。

CEFR レベルの目安


  • B2 (中上級)

    → 「歴史や時代区分を語る」など比較的アカデミックな文脈でも使われる単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “era”

    ラテン語の “aera” または “era” に由来します。接頭語や接尾語はありません。

使われる文脈・詳しい意味


  • 歴史的区分を示すとき (例: the Victorian era)

  • 大きな変革や技術革新の区分を示すとき (例: the digital era)

  • スポーツや学問のある時期をまとめて表現するとき (例: the Babe Ruth era)

コロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. a new era → 新時代

  2. the modern era → 近代 (現代) 時代

  3. the digital era → デジタル時代

  4. the post-war era → 戦後時代

  5. the golden era → 黄金時代

  6. usher in an era → 新時代の到来を告げる

  7. the era of globalization → グローバル化の時代

  8. the Renaissance era → ルネサンス時代

  9. the colonial era → 植民地時代

  10. the industrial era → 産業時代


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “aera” あるいは “era” に由来し、「年数を数える基準」「年号」のような意味合いから派生して「時代」「年代区分」を表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 比較的フォーマルまたは中立的な言葉ですが、日常会話で「時代」をざっくり表すのにも使われます。

  • 書き言葉/話し言葉どちらでも違和感なく使われますが、歴史やビジネス文脈でよりよく用いられます。

  • 感情的な響きは少なく、事実ベースで時代や大きな流れを指すための客観的な単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算) → 通常は冠詞 (a/an/the) や所有格などと一緒に使います。

  • 一般的な構文例


    • “We are entering a new era.”

    • “This marks the beginning of an era.”


  • フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使えます。

  • 可算名詞なので、複数形 “eras” もあり得ますが、通常は単数形で使われることが多いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I feel like we’re entering a new era with all this technology.”

    (この技術の普及で、新時代に突入している感じがする。)

  2. “My grandparents always say their era was simpler.”

    (祖父母は、自分たちの時代はもっとシンプルだったと言います。)

  3. “People often romanticize the Victorian era without knowing the hardships.”

    (人々はヴィクトリア朝時代を美化しがちですが、その苦労をあまり知らないものです。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Our company is ready to lead the industry into a new era of innovation.”

    (当社はイノベーションの新時代を業界で主導する準備ができています。)

  2. “Marketing strategies must adapt to the digital era.”

    (マーケティング戦略はデジタル時代に適応しなければいけません。)

  3. “The merger marked the end of one era and the start of another.”

    (その合併は、一つの時代の終わりと新しい時代の始まりを示しました。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Historians often debate when exactly the medieval era ended.”

    (歴史家たちは中世時代が正確にいつ終わったのかをしばしば議論します。)

  2. “This discovery could redefine our understanding of the Paleolithic era.”

    (この発見は旧石器時代に対する私たちの理解を再定義するかもしれません。)

  3. “The Enlightenment era was characterized by the rise of reason and scientific thought.”

    (啓蒙時代は理性と科学的思考の台頭が特徴的でした。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. age (時代)


    • より漠然と「~の時代」という言い方で、口語でもよく使われます。

    • “We live in the age of information.”


  2. period (期間、時代)


    • 「区切れた短い期間」「有史における特定の期間」を指します。

    • “That period in history was marked by constant warfare.”


  3. epoch (新時代、画期的な時代)


    • 「画期的な変化によって区切られた時代」というニュアンスが強い。

    • “The invention of the printing press ushered in a new epoch.”



  • これらはすべて「時代」を表しますが、


    • “era” はある程度の長さがあり、大きな特徴を伴う期間

    • “age” はもっと広く、時代全般を指す

    • “period” は比較的長短問わず特定区間

    • “epoch” は「画期的な」というニュアンスが強い


反意語


  • 厳密な反意語はありませんが、「瞬間」を表す “moment” や “instant” は「非常に短い」という点で対照的に使われることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /ˈɛrə/

  • IPA (イギリス英語): /ˈɪərə/ や /ˈɛrə/ と表記されることもあり、地域差があります。

アクセントの位置


  • 最初の音節 “e” または “i” に強勢がきます。

  • アメリカ英語では「エラ」に近い発音 (/ˈɛrə/) としても通じますし、イギリス英語では「イアラ」に近い発音 (/ˈɪərə/) として発音される場合もあります。

よくある発音の間違い


  • “ear” (/ɪər/) と紛らわしい場合がありますが、後ろに “-a” の音をしっかりつけると区別しやすいでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • ear と書いてしまって意味が変わってしまう例。


  2. 調音ミス


    • /ˈɛrə/ と /ˈɪərə/ の違いに慣れない場合、曖昧に発音してしまうことが多いです。


  3. 試験対策


    • TOEIC や英検などでも、歴史やビジネス文脈の文章で「era」が出てくる場合があります。

    • 「時代」という日本語の文脈で置き換えられるか確認して理解するとよいでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ERA」と大文字で書くと、野球の「防御率 (Earned Run Average)」を指すことがありますが、スペル自体の形と「時代」の意味を結びつけることで覚えやすくなる人もいます。

  • 「era」が「永久に続く時代」ではないですが、“e” から “a” へ流れるイメージで「長い時代の流れ」として捉えてみましょう。

  • 歴史一覧表などで “Era” を見たときに「この区分の時代なんだな」と、ビジュアルとセットで覚えると記憶に残りやすいです。


「era」は、いわゆる「ある一定の特徴を持った時代」を指す重要かつ便利な単語です。歴史的・ビジネス的・日常的に広く使えるので、自信を持って使えるようになると表現の幅が広がります。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
era
意味(1)

紀元

意味(2)

(地質の時代を表す)代

意味(3)

(あるものの存在・でき事などで特徴づけられた)時代

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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