最終更新日:2025/09/21

警察は強盗事件について捜査を行っています。

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元となった辞書の項目

investigation

名詞

〈C〉〈U〉《...の》調査, 取り調べ, 研究《of, into ...》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: investigation

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): “the act or process of investigating; a systematic or detailed examination or inquiry”

意味(日本語): 「調査」「捜査」「探究」のこと。何かについて詳しく調べたり証拠を集めたりする行為を指します。「何らかの疑わしい出来事や物事の背景を詳しく調査する」というニュアンスの単語です。警察による捜査や、研究者による調査など、幅広い場面で使われます。

活用形: 名詞なので、単数形が “investigation”、複数形が “investigations” となります。

他の品詞への変化例


  • 動詞: investigate (例: “to investigate a crime”「犯罪を調べる」)

  • 形容詞: investigative (例: “investigative journalism” 「調査報道」)

  • 名詞(人を指す): investigator (例: “private investigator” 「私立探偵」)

CEFRレベルの目安:


  • B2:中上級 – 一般的なトピックだけでなく、職務上や学術的にも使われる単語です。難易度としては大学生やビジネス文書などにもしばしば現れるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 前半: “in-” はラテン語に由来し、「中へ」や「〜の中に」というニュアンスを持つ接頭語の場合がありますが、ここでは明確に「中へ」を強調するよりは、語の一体として捉えられています。

  • 語幹: “vestig” はラテン語の“vestigium”(足跡、痕跡)に由来し、探る、探し出すという意味があります。

  • 接尾語: “-ation” は名詞化する際によく使われる接尾語で、「〜という行為」や「〜の状態」を表します。

関連・派生語


  • investigate (v.): 調査する

  • investigative (adj.): 調査の、状態を探るような

  • investigator (n.): 調査員、探偵

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. conduct an investigation – 調査を行う

  2. launch an investigation – 調査を開始する

  3. under investigation – 調査中である

  4. a thorough investigation – 徹底的な調査

  5. a criminal investigation – 犯罪捜査

  6. a joint investigation – 共同調査

  7. ongoing investigation – 継続中の調査

  8. call for an investigation – 調査を要請する

  9. conclude an investigation – 調査を終える

  10. subject of an investigation – 調査対象


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語 “investigatio” に由来し、さらに “in-”(中へ)と “vestigium”(足跡、痕跡)から成り立っています。足跡をたどりながら探し回るイメージが背景にあります。

ニュアンス:


  • 犯罪捜査や公式な調査などフォーマルな場面でよく使われます。

  • 学術的な「研究調査」の意味でも使用されますが、より公的な・客観的な捜査や探究の性質を帯びます。

  • カジュアルとは言えないややフォーマル〜中立的な語感があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable): “an investigation” / “two investigations”

  • “investigation” は多くの場合、冠詞 “an” や “the” と共に使われます。

  • 動詞 “conduct,” “launch,” “carry out,” などとよく組み合わされます。

  • フォーマル寄りの文書や公的発表で使われやすいですが、日常会話でも「捜査」「調査」という文脈であれば用いられます。

構文例:


  • “There is an ongoing investigation into the matter.” (形式ばった発表や記事で)

  • “We need to conduct an investigation before making any conclusions.” (職場や公的な場面で)


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “They’re doing an investigation into the missing phone.”

    「あの行方不明の携帯電話について調査中みたいだよ。」

  2. “My neighbor said the police started an investigation in our neighborhood.”

    「近所の人が、警察がうちの周りで捜査を始めたって言ってた。」

  3. “We opened an investigation to find out who broke the window.”

    「誰が窓を割ったのか探るために、調査を始めたんだ。」

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “The HR department launched an investigation into the harassment claim.”

    「人事部がハラスメントの訴えについて調査を開始しました。」

  2. “We concluded our internal investigation and identified several key issues.”

    「社内調査を終えて、いくつかの重要な問題点を特定しました。」

  3. “A thorough investigation will help us improve our risk management processes.”

    「徹底的な調査は、リスク管理プロセスの改善に役立ちます。」

学術的・公的 (フォーマル)


  1. “This scientific investigation aims to analyze climate change effects on marine life.”

    「この科学的調査は、海洋生物への気候変動の影響を分析することを目的としています。」

  2. “The commission has launched a comprehensive investigation into the matter.”

    「委員会は、その問題に対して包括的な調査を開始しました。」

  3. “Our investigation revealed significant discrepancies in the reported data.”

    「私たちの調査により、報告されたデータに大きな食い違いがあることがわかりました。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. inquiry (inquiry/調査): “inquiry” はより幅広く「問い合わせ」「質問」「調査」を含む。日常的にも公的発表にも使われる。

  2. research (研究): より学術的、体系的な意味合いが強い。

  3. examination (検査・調査): 細かく検査するイメージ。医療や学術面にも用いられる。

  4. probe (徹底調査): 若干ジャーナリスティックな響き。「深く掘り下げる調査」を強調する語。

  5. study (研究): 一般的に幅広い意味で「研究」を指すが、フォーマル度はやや低め。

反意語 (Antonyms)


  • 直接的な「反意語」はありませんが、強いて言えば「ignorance (無知)」「neglect (無視)」あたりが調査しない状態を表す言葉として対比に使われる場合はあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (アメリカ英語): /ɪnˌvɛstɪˈɡeɪʃən/

  • IPA (イギリス英語): /ɪnˌvɛstɪˈɡeɪʃən/


    • 大きな違いはあまりありませんが、母音の発音が地域によって微妙に変わる可能性があります。


  • アクセント(強勢): “in-ves-ti-GA-tion” の “ga” の部分に主なストレスがきます。

  • よくある発音ミス: “in-vet-ti-ga-tion” のように /vɛst/ の部分が /vət/ に短縮されがちなので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “investigation” の “t” と “g” の位置を間違えて “investigaton” などとするミス。

  2. 動詞との混同: “investigate” (動詞) と “investigation” (名詞) を混同し、文法的に誤用する例が多い。

  3. 同音異義語との混同: “investing”(投資すること)とゴチャゴチャになる可能性があるので注意。

  4. 試験問題での出題傾向: TOEIC や英検などでは、「〜(動詞) an investigation」「(形容詞) investigation」など使い方を問う形式が多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “investigation” の語源 “vestigium” は「足跡・手がかり」のイメージ。誰かや何かの“足跡”を追う姿をイメージすると覚えやすいです。

  • スペリングの中で “t” と “g” の順番をしっかり意識して、in-ves-ti-GA-tion とリズムよく発音練習するとミスを減らせます。

  • “vest” に “i” → “invest" → “investigate” → “investigation” と一連の流れで関連づけて覚えましょう。


以上が、名詞 “investigation” についての詳細解説です。自分の英語力や文脈に合わせて、フォーマル度合いを調整して使ってみてください。

意味のイメージ
investigation
意味(1)

(…の)調査,取り調べ,研究《+of(into)+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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