最終更新日:2025/11/30

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元となった辞書の項目

assistance

名詞

手伝い,助力,援助

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解説

1. 基本情報と概要

単語: assistance

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): help or support

意味(日本語): 助け、援助、サポート

「assistance」は、誰かを手助けしたり支援したりする場面で使われる名詞です。「help」や「support」と似ていますが、少しフォーマルなニュアンスも含まれます。人の行為やサービスに対する「援助・手助け」という意味合いが強い単語です。

活用形

名詞なので直接の活用形(動詞のように時制による活用)はありません。形容詞や動詞など、別の品詞への派生は追加で提示します。

他の品詞例


  • assistant (名詞/形容詞): 助手、補助の

  • assist (動詞): 手伝う、助ける

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    日常的にもビジネスでも広く使われる便利な単語ですが、「help」と比べると少し改まった表現や文書で使われることが多いため、B2ぐらいのレベルとして位置づけられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: assist(「助ける、援助する」という意味)

  • 接尾語: -ance(名詞化する接尾語)

「assistance」は、「assist(助ける)」に名詞化を表す接尾語「-ance」がついて、「援助・手助け」といった意味の名詞になったものです。

関連語・派生語


  1. assist (動詞): 手助けする

  2. assistant (名詞/形容詞): 助手、助力者、補助の

  3. assistive (形容詞): 補助の、助けとなる

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. financial assistance(経済的援助)

  2. medical assistance(医療支援)

  3. technical assistance(技術的支援)

  4. offer assistance(援助を申し出る)

  5. provide assistance(援助を提供する)

  6. emergency assistance(緊急支援)

  7. seek assistance(援助を求める)

  8. request assistance(援助を要請する)

  9. receive assistance(援助を受ける)

  10. legal assistance(法的援助)


3. 語源とニュアンス

語源

「assist」はラテン語の “assistere” (傍らに立つ、手伝う)に由来し、そこから派生した名詞形が「assistance」です。もともと「誰かのそばにいて助ける」というニュアンスがあり、英語では「支援・補助」として使われるようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「help」よりもフォーマルかつ堅めの響き。

  • 日常会話でもビジネス文書や公的文章でも使われるが、後者で使われる頻度が高い。

  • 感謝や依頼の場面でも、かしこまった印象を与える表現。


4. 文法的な特徴と構文

「assistance」は不可算名詞(数えられない名詞)として扱われるのが一般的です。そのため「×an assistance」「×assistances」とはしません。代わりに、「some assistance」「a piece of assistance」のように表現される場合もありますが、実際には「some help」のように置き換えられるケースが多いです。

一般的な構文・例


  • provide + assistance + to + 〜: 〜に援助を提供する

  • offer + (one's) assistance: 自分の援助を申し出る

  • with the assistance of + 〜: 〜の助けを借りて

フォーマル / カジュアル


  • ビジネスメールや正式な文書では「assistance」を使うとよい。

  • 日常会話でカジュアルに言いたい場合は「help」が自然。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアルシーン)


  1. “I might need some assistance moving this table. Could you help me out?”

    (このテーブルを動かすのに援助が必要かもしれない。手伝ってくれる?)

  2. “Thank you for your assistance yesterday; I couldn’t have done it alone.”

    (昨日は手伝ってくれてありがとう。一人じゃ無理だったよ。)

  3. “I really appreciate your assistance with the groceries.”

    (買い物の手伝いをしてくれて本当に助かったよ。)

ビジネス(オフィス・メールなど)


  1. “We sincerely appreciate your assistance on the new project.”

    (新プロジェクトにおけるご協力に深く感謝いたします。)

  2. “Thank you for offering your assistance. We will reach out if we need more support.”

    (ご支援を申し出てくださりありがとうございます。さらなる支援が必要になったらご連絡します。)

  3. “Could you provide some technical assistance for our software setup?”

    (ソフトウェアの設定に関して技術的なサポートをしていただけますか?)

学術的・専門的な文脈


  1. “The researcher acknowledged the assistance of her colleagues in the bibliography.”

    (研究者は文献一覧の中で同僚たちの助力を認め、謝辞を述べた。)

  2. “Without the financial assistance from the grant, the study would not have been possible.”

    (助成金による財政的支援がなければ、この研究は実現できなかっただろう。)

  3. “His thesis was completed with the assistance of multiple data analysts.”

    (彼の論文は複数のデータアナリストの援助を受けて完成した。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. help(助け)


    • 「assistance」よりも一般的・カジュアル。

    • 例: “Thank you for your help.”


  2. support(支援)


    • 「assistance」より幅広く、精神的支援などにも使われる。

    • 例: “Your support was crucial to our success.”


  3. aid(援助)


    • 「assistance」よりも公的・組織的、緊急性が高い文脈で使われやすい。

    • 例: “They sent humanitarian aid to the region.”


反意語(Antonyms)


  • obstruction(妨害)

  • hindrance(邪魔)

「assistance」が「助け・援助」を意味するのに対し、それを妨げるものや行為が反意表現になります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語 (US): /əˈsɪstəns/

  • イギリス英語 (UK): /əˈsɪstəns/

強勢(アクセント)

「a-ssis-tance」の “ssis” の部分にアクセントがあります。

よくある発音の間違い


  • “assist” を “assist-ence” と区切ってしまう場合があるが、正しくは “ə-sis-təns”。

  • 語頭の “a” を “あ” ではなく、弱く “ə” (シュワー) と発音する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「assistence」と “e” と “a” を取り違えるミスが多い。正しくは“assistance”。

  • 可算名詞だと思ってしまう: 「an assistance」や「assistances」とはしない。

  • 同音異義語との混同: 同じ語形の単語は少ないが、動詞 “assist” との混同に注意。

  • 試験での出題傾向: 上級以上の語彙問題やビジネス英語の文脈で頻出。TOEICや英検準1級・1級レベルの読解セクションで出題されやすい。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「assist = 傍らで支える・助ける」とイメージしておくと覚えやすいです。ラテン語の “assistere” が元になっているという語源がヒントです。

  • 「-ance」がつくと名詞化するパターンは他にも“performance, appearance”などがあるので、一緒に覚えると便利です。

  • 見た目が似ている “assistant (助手)” とごっちゃにしないように注意しつつ、セットで覚えるのもおすすめです。

ぜひ「assist」→「assistance」→「assistant」という関連を視覚的にイメージしてみてください!

意味のイメージ
assistance
意味(1)

手伝い,助力(help)

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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