最終更新日:2024/06/13
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元となった辞書の項目

water

名詞

〈U〉水 / 《しばしば複数形で》海(湖,川)の水 / 《複数形で》流れる水;《海・川・湖などの》波立つ水《of ...》 / 《複数形で》(特定の)水域,領海,近海 / 〈U〉潮位,水位;《the》水面 / 〈U〉分泌液(涙・汗・尿など) / 〈U〉溶液,…水 / 《複数形で》(飲用の)鉱泉水 / 〈U〉(織物・金属などの)波紋

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私はコップ一杯の水を飲みました。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: water

品詞: 名詞 (場合によっては動詞としても使われます)

CEFRレベル: A1(超初心者レベル)


  • A1:日常生活でよく目にする、ごく基本的な単語です。

意味(英語): Water is the clear, colorless, and tasteless liquid that forms seas, lakes, rivers, and rain.

意味(日本語): 水。私たちが日常的に飲む透明で無色、無味の液体で、海・川・湖などを構成する物質です。生命にとっても欠かせない、非常に基本的な存在です。

「普段の生活での飲み水や自然環境の一部として扱われる、非常に日常的な単語です。」

活用形


  • 単数形: water

  • 複数形: waters(「領海」や「近海」、「温泉」などを指す場合に使われます)

他の品詞への派生


  • 動詞: to water(植物に水をやる、動物に水を飲ませる、など)


    • 例:I need to water the plants.(植物に水をやらないといけない)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「water」は明確な接頭語・接尾語を含まない単語で、語幹に相当する部分は “water” 全体と考えられます。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. drink water(飲み水)

  2. running water(水道水 / 流れている水)

  3. still water(炭酸の入っていない水)

  4. sparkling water(炭酸水)

  5. tap water(水道水)

  6. bottled water(ボトル入りの水)

  7. hot water(お湯)

  8. water supply(給水、上水道)

  9. water shortage(水不足)

  10. water treatment(浄水、排水処理)

いずれも「~~の水」という日本語がつくような表現が多く、日常生活やビジネス上でよく目にする組み合わせです。

3. 語源とニュアンス

「water」は古英語の “wæter” に遡り、さらにゲルマン祖語 *watar、インド・ヨーロッパ祖語 *wod-or/*wed- に由来するとされています。

歴史的にも人間にとって欠かせぬ資源であるため、文語でも口語でも幅広く使われます。


  • ニュアンス・使用時の注意点


    • 「水」に関する表現・イディオムは数多くあり、日常会話から学術的文章まで幅広い場面で使用されます。

    • カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも問題なく使えますが、水質や水資源に関するフォーマルな文脈ではより専門的な付加情報(例:water purification, water resource management)が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: 「water」は通常不可算名詞(数えられない名詞)として扱われます。ただし、海域や領海を示す場合などに「waters」として可算扱いされることもあります。


    • 不可算例:「Can I have some water?」(水を少しもらえますか?)

    • 可算例:『the calm waters of the lake』(湖の穏やかな水面)


  • 動詞用法: 他動詞として使われ、植物や動物に水を与える動作を指します。


    • 例:I water my garden once a week.(週に一回、庭に水をやっています)


一般的な構文・イディオム


  • be in hot water:「困った状況にある」

  • water down:「(内容などを)薄める・和らげる」

  • fish out of water:「不慣れな環境にいる人・場違いな人」

5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you pass me a glass of water?”

    (お水を一杯取ってもらえますか?)

  2. “I always carry a bottle of water when I go jogging.”

    (ジョギングに行くときは、いつもボトルの水を持っていきます。)

  3. “Don’t forget to water the plants before you leave.”

    (出かける前に植物に水をやるのを忘れないでね。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “We need to discuss the water supply system for our new factory.”

    (新工場の給水システムについて検討する必要があります。)

  2. “The company has invested in water conservation projects.”

    (その企業は、水資源保護プロジェクトに投資しています。)

  3. “Could you provide bottled water for the conference attendees?”

    (会議に参加する人たちにボトル入りの水を用意してもらえますか?)

学術的な文脈での例文


  1. “Water pollution is a significant concern for environmental scientists.”

    (水質汚染は環境科学者にとって大きな懸念事項です。)

  2. “The study focuses on the effects of climate change on global water resources.”

    (その研究は地球規模の水資源に対する気候変動の影響を主題としています。)

  3. “Proper water management is crucial for sustainable development.”

    (持続可能な開発のためには、適切な水管理が不可欠です。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. liquid(液体)


    • 意味:気体でも固体でもない物質状態

    • 違い:water は特に「水」を指し、liquid は「液体全般」を指すより広い意味です。


  2. H2O(化学式)


    • 意味:水を化学的に表現した場合

    • 違い:学術・科学文脈で主に用いられる記号。日常会話ではほとんど使いません。


  3. aqua(ラテン語由来で「水」の意味。英語でも化粧品などの表記に利用)


    • 意味:水色または水に関するもの

    • 違い:英語では色名や製品名などに限定的に用いられることが多い。


反意語


  • 特に「水」の直接の反意語はありませんが、元素で対比的に「火 (fire)」や状態的に「氷 (ice)」を挙げることがあります。ただし、厳密に反意語というわけではありません。

7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • イギリス英語: /ˈwɔːtə/

    • アメリカ英語: /ˈwɑːtər/ または /ˈwɔːtər/


  • 強勢(アクセント)の位置: 最初の “wa” の部分にアクセントが置かれます。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • イギリス英語では “ウォーター” のように聞こえ、/ɔː/ のような音が強めに出ます。

    • アメリカ英語では “ウォダー/ワダー” のように聞こえる地域もあります。


  • よくある発音ミス: /t/ の音が弱まって “wa-der” と聞こえる場合、または “o” の発音が曖昧になる場合があります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “watter” のように “t” が重複してしまう間違い。

  • 同音異義語との混同: “waiter(ウェイター)” と紛らわしいケースがあるかもしれません。スペルと文脈をしっかり確認しましょう。

  • TOEIC・英検などの出題傾向: 初級レベルでは「飲み物としての水を頼む方法」や「不可算名詞としての使い方」がよく問われます。


    • 例:「How many glasses of water do you drink a day?」というような形で数え方(glasses of water)を問う問題など。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 飲み水をイメージ: 私たちが毎日摂取するものなので、普段の生活イメージから単語を連想すると覚えやすいです。

  • スペリング: “wa” + “t” + “er” で区切って覚える。

  • 発音の練習: アメリカ英語風に「ウォーター」、イギリス英語風に「ウォーター」(“t”をはっきり) と意識して繰り返し声に出してみましょう。

  • 語源的な余談: 「water」はゲルマン系言語の多くで形が似ています。(ドイツ語:Wasser, オランダ語:water) その類似を思い出すと印象に残りやすいかもしれません。

以上が「water」の詳細解説です。毎日の生活で常に目にする身近な単語なので、使い方や用法をしっかり身につけやすいと思います。ぜひ参考にしてください。

意味のイメージ
water
意味(1)

〈U〉水

意味(2)

《しばしば複数形で》(湖,川)の水

意味(3)

《複数形で》流れる水;(海・川・湖などの)波立つ水《+of+名》

意味(4)

《複数形で》(特定の)水域,領海,近海

意味(5)

〈U〉潮位,水位;《the water》水面

意味(6)

〈U〉分泌液(涙・汗・尿など)

意味(7)

〈U〉溶液,…水

意味(8)

《複数形で》(飲用の)鉱泉水

意味(9)

〈U〉(織物・金属などの)波紋

意味を覚えるための辞書問題

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